河川技術論文集
Online ISSN : 2436-6714
河道内の植生繁茂・自然裸地の縦断分布傾向の把握とその簡易推定指標に関する検討
和田 孝志, 山田 龍太朗, 深津 義文, 梶川 勇樹, 三輪 浩
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2026 年 32 巻 p. 409-414

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抄録

鳥取県内の複数河川を対象に,平均年最大・既往最大規模出水後のUAV写真または航空(空中)写真と平面2次元河床変動計算から,5~10 km縦断区間における植生繁茂・自然裸地存在領域の空間的水理的特徴を検討した.検討の結果,自然裸地存在領域は,植生生育基盤である砂州の侵食や倒伏・引抜等の発生が想定される掃流力や流体力が大きい領域だけでなく,土砂堆積による埋没や流路変動による流出が想定される掃流力や流体力が小さい領域も該当する可能性が確認された.また,無次元掃流力,流体力,中規模河床形態を代表する指標を組み合わせた指標と,河道内の植生繁茂・自然裸地の縦断分布傾向に関係性が見出され,伐採後の再繁茂可能性や植生繁茂を軽減させる縦断的な河道整備に繋がる知見が得られた.

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