防災教育学研究
Online ISSN : 2436-6315
Print ISSN : 2435-9556
校内放送を活用した持続的な防災教育プロジェクトの影響評価
― 小学生児童の6 年間の防災意識の変化に着目して ―
近藤 誠司
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ジャーナル オープンアクセス

2021 年 1 巻 2 号 p. 83-92

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抄録

東日本大震災の災禍をふまえて、日本社会では、学校園における防災教育の取り組みを充実化することが急務となっている。その結果、全国各地で様々な試行がなされるようになってきた。しかし、こどもたちが成長していく長いタイムスパンに即して、たとえば小学校6 年間の防災教育の影響を客観的に評価した研究や調査は、ほとんどおこなわれていない。そこで、本研究では、公立小学校でまさに6 年間にわたって通年の防災教育プログラムをおこない、最終学年の6 年生になった児童にとってどのようなインパクトがあったのか確かめることにした。複数の調査を実施し多角的に分析した結果、持続的に防災教育をおこなうことで、一部の児童においては効果が見受けられなくなるものの、多くの児童にとっては防災意識が高まり、学ぶ意欲が醸成されるポテンシャルがあることがわかった。

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