スポーツパフォーマンス研究
Online ISSN : 2187-1787
エリート体操選手が体操競技種目鉄棒において「伸身コバチ1 回ひねり(カッシーナ)」を試合で実施するまでの練習過程における意識の変化
萱 和磨 内藤 久士宮本 直和原田 睦巳冨田 洋之
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キーワード: 鉄棒, カッシーナ, 練習過程
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電子付録

2024 年 16 巻 p. 92-105

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抄録

本研究では,エリート体操選手が「カッシーナ」を試合で実施するまでの練習過程の事例を詳細に記し,有効な意識を探ることを目的とした.準備局面の車輪に意識を置いて練習することが「カッシーナ」でバーキャッチする上で重要であることが明らかとなった.特に,「加速準備局面において身体全体を一直線にして足先を遠くへ通す」意識および「宙返り準備局面において外方向に“ ぬき” をする」意識が重要であると考えられる.

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© 2024 日本スポーツパフォーマンス学会
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