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研究プロジェクト
記録管理学体系化に関する研究(その1)
小川 千代子秋山 淳子石井 幸雄石橋 映里菅 真城北村 麻紀君塚 仁彦西川 康男廣川 佐千男船越 幸夫益田 宏明山﨑 久道
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2017 年 73 巻 p. 44-59

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抄録

 本研究は3か年計画で記録管理学という学問分野の体系化を目的とする第1年目の成果である。ここでいう記録管理学体系化とは、実務者が、自身が経験した個別事例を一般化された記録管理体系の中に位置づける手がかりを求め、そこから文書管理実務の観察、検討、改善への道筋を探れるようになることを意図している。たとえば記録連続体論は、記録の存在を研究観察対象として論じる。だが、現実的実務につながるという面で見ると、記録管理学は長くその体系化の必要が叫ばれながら、事例紹介の蓄積にとどまり、体系の大枠すら明確ではない。そこで、初年度は文書管理の実務者が業務遂行上依拠する現状の文書制度に基づき、記録管理学の体系化の糸口を探ることとした。研究では、諸文書管理例規を収集し、用語と定義の比較分析を行った。

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© 2017 記録管理学会
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