レギュラトリーサイエンス学会誌
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特集(レギュラトリーサイエンス(RS)の薬学教育の動きと今後の新展開)
武蔵野大学におけるレギュラトリーサイエンス教育の一例: 承認情報を活用したグループ・ワーク
永井 尚美
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2021 年 11 巻 2 号 p. 131-138

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抄録

武蔵野大学では, 1年前期の必修科目 「薬学概論・レギュラトリーサイエンス概論」 をはじめとして, 幅広い科目を通じてレギュラトリーサイエンス教育を行っている. 近年, 医療専門職には, 科学的・論理的思考に基づき主体的に行動して課題を解決する能力がより一層求められるようになっている. そのような専門的人材の育成に資するアプローチとして, 薬学部の教育においてもアクティブ・ラーニング方式が導入されるようになってきた. 本稿では, レギュラトリーサイエンス教育におけるアクティブ・ラーニングの一例として, 新医薬品の承認情報を活用して4年前後期に実施しているグループ・ワークを紹介する.

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© 2021 一般社団法人レギュラトリーサイエンス学会
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