レギュラトリーサイエンス学会誌
Online ISSN : 2189-0447
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シリーズ(医薬品・医療機器評価をめぐる最近の話題)
Abuse Prevention Measures for Over-the-Counter (OTC) Drugs: Expansion for Designation of the Drugs with “Potential for Abuse”
Kiyoto NAKAI
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キーワード: OTC drug, drug abuse, regulation, Japan
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2023 年 13 巻 3 号 p. 263-266

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抄録

厚生労働省では,医薬品医療機器等法にもとづいて,エフェドリン,コデイン(鎮咳去痰薬に限る),ジヒドロコデイン(鎮咳去痰薬に限る),ブロムワレリル尿素,プソイドエフェドリンおよびメチルエフェドリン(鎮咳去痰薬のうち,内用液剤に限る)の6成分を濫用などの恐れのある医薬品の成分として指定し,濫用を防止するための規制を行ってきているが,一般用医薬品の濫用事例が増えてきていると指摘されてきた.また,その入手しやすさや,使っても捕まらないという合法性がその原因として指摘されてきた.そこで,厚生労働省では,濫用の恐れのある成分について,鎮咳去痰薬や内容液剤といった用途の限定をなくし,濫用防止に対策の強化を図った.

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© 2023 一般社団法人レギュラトリーサイエンス学会
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