工業技術院公害資源研究室
1976 年 15 巻 6 号 p. 398-403
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耐圧防爆の容器内で強力なアーク放電を伴う短絡が発生すると,放電によって放出された白熱粒子がスキを通って容器外に飛び出し,周囲の可燃性ガスを着火爆発させるおそれが生じる.近年,諸外国において,このような粒子伝爆に関する各種の実験が行われている理由は,粒子伝爆を阻止するスキの安全限界値が,火炎逸走を防止するスキの値よりはるかに小さく,危険なためである.ここでは,このような文献の中から,電圧,電流等の諸因子が粒子伝爆を阻止するスキの安全限界値に及ぼす影響を取り上げ紹介したものである.
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