安全工学
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ディーゼル車排出ガス中の硫酸ミスト及び硫酸塩の定量
松野武雄,村林真行,佐々木薫
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1980 年 19 巻 2 号 p. 78-82

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抄録

ディーゼル車の排出ガス中の硫酸ミスト及び硫酸塩を定量した.定量はR.W.Westらの方法によった.排出ガスは孔径0.45μmのフロロポアフィルタを用いて直接採取した.アイドリソグ状態における総硫酸塩濃度は4mg/m3であり,硫酸ミスト濃度は0.5mg/m3であった.登り坂走行時には,硫酸ミスト濃度はアイドリング状態の2倍に増加し,硫酸塩濃度は3倍に増加した.これらはいずれもエンジン空ぶかし時には,アイドリング時の約1.5倍に増加した.また酸性ミスト検知板により,黒煙粒子に付着した硫酸ミストを検出した. 排出ガス凝縮液のpHを測定したところ1.2であった,定性分析によりSO42-及びNH4+イオンを検出したが,NO3-イオンは検出しなかった.この点からも,(NH4)2SO4のような硫酸塩及び硫酸ミストの存在が確認された.

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© 1980 特定非営利活動法人 安全工学会
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