1980 年 19 巻 2 号 p. 83-88
ガソリン燃焼時に発生する煙の粒径分布をHe-Neレーザを光源とするオプティカルカウンタおよび吹付け法により測定した.煙の屈折率補正および同時計数損失の補正を行なって得た煙の粒径分布を,煙の重量および濁度と比較した結果,複索屈折率の物質粒子に対してこの装置で得られる粒径分布の信頼性が確認された.トンネル内のガソリンの燃焼に伴った発生煙は初期の凝集後は変化が少なく遠方まで伝播するので危険性がないが,コロナ放電を行なうことによって凝集を速め,煙の沈降を促すことができることが判明した.