産学技術融合化促進協会
1992 年 31 巻 4 号 p. 240-248
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応力・ひずみ関係が非線形弾性特性をもつ材料からなる連続体柱が,軸方向一定圧縮荷重を受けるときの動的安定問題における転移不安定現象の存在の有無を調べた,解析にあたっては,連続体についての非線形弾性の曲げの問題から考察し,柱の座屈平衡方程式と境界条件を誘導した.そして,これを非線形偏微分方程式の境界値問題として差分法によって数値的に解いたところ,転移不安定性を示す数値 解の存在が確認された.
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