2006 年 45 巻 2 号 p. 78-84
化学物質の安全性に関する社会的関心が高まる中,(社)日本化学工業協会(日化協)では多くの関係者が利用できる標準的・体系的リスク評価システム開発事業をNEDO から受託し,その成果として新リスク評価システム「Risk Manager」を完成させて2005 年1 月にリリースした.本システムは事業所周辺住民や作業員が受ける健康リスクや,事故時におけるヒトへの被害リスク等を定量的に評価することができる.システムは非常に便利だが,あくまでも「道具」であるので,リスク評価者はノウハウ等を十分蓄積しながらこの道具を使いこなすことが肝要である.