理学療法さが
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原著
フォワードランジ姿勢に着目した バドミントン選手における姿勢制御の特徴
古賀 文穂子古後 晴基
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2016 年 2 巻 1 号 p. 13-18

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抄録

要旨:[目的]バドミントン経験者とその他スポーツ経験者の女子大学生を対象として,フォワードランジ姿勢における姿勢制御と足趾把持力との関連,およびバドミントン経験者とその他スポーツ経験者の2群間におけるフォワードランジ姿勢における姿勢制御と足趾把持力の比較について検討した。[対象と方法]女子大学生でバドミントン経験者(14名)およびその他のスポーツ経験者(11名)を対象とした。質問紙による調査,フォワードランジ姿勢における姿勢制御として重心動揺の測定,足趾把持力を測定した。重心動揺の測定はフォワードランジ姿勢で利き手側下肢のみ重心動揺計に乗せた状態にて測定し,足趾把持力は端座位にて股関節,膝関節90°屈曲位,足関節中間位で利き手側下肢のみ測定した。フォワードランジ姿勢における重心動揺と足趾把持力との関連を分析した。また,バドミントン経験者とその他スポーツ経験者の2群間を各測定項目で比較した。[結果]フォワードランジ姿勢における重心動揺と足趾把持力との関連は,重心動揺のすべての項目において足趾把持力との相関は認められなかった。バドミントン群とその他群を比較した結果,足趾把持力,総軌跡長において有意差は認められなかったが,外周面積と単位面積軌跡長においては有意差が認められ,バドミントン群はその他群と比べ外周面積では値が小さく,単位面積軌跡長では値が大きかった。[結語]本研究の結果より,フォワードランジ姿勢における姿勢制御に足趾把持力の影響は少ないことが示された。また,バドミントン経験者とその他スポーツ経験者との間に足趾把持力に有意差は認められなかった。しかし,バドミントン経験者はその他スポーツ経験者と比較してフォワードランジ姿勢での身体は安定しており,その重心動揺の揺れ幅は小さく,立ち直りによる姿勢制御能力や重心を足圧中心に保持する能力が優れていることが示唆された。

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© 2016 公益社団法人 佐賀県理学療法士会

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