リアルタイム組込み簡易モニタの開発

抄録

組込みソフトウェアにおいて、同期排他制御を効果的に実現するためにリアルタイムＯＳを使用する。ただし、このリアルタイムＯＳを製品に搭載するためには、通常以上のメモリ容量を必要とするため、家電などの規模が小さい製品への適用は難しい。そこで、割込みハンドラにタスクのような待ちになる処理を加え、リアルタイムＯＳを使用せずにリアルタイムＯＳのような同期排他制御を実現する方法を開発した。