抄録
従来の品質管理システムにおいては、オフラインによるバッチ処理がメインであり、品質データの傾向などを分析しその結果を現場にフィードバックするには多くの時間を要していた。しかし、最後の工程でプロセスの状態が問題であることを発見した場合、多くの製造ロスが発生してしまう。このような課題を解決するために、オンラインSPC(Statistical Process Control)機能の開発を行った。また、監視すべき変数間の関係性を見出だすためオフラインMSPC(Multivariable SPC)による多変量解析機能を開発した。