日本顎口腔機能学会雑誌
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学術大会抄録
日間変動を考慮した日中覚醒時ブラキシズム検査法の予備的検討
中川 悠, 山口 泰彦, 石丸 智也, 服部 佳功, 小野 高裕, 荒井 良明, 長谷川 陽子, 志賀 博, 田中 順子, 津賀 一弘, 安部 倉仁, 宮脇 正一, 前田 綾, 三上 紗季, 後藤田 章人, 佐藤 華織
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2024 年 30 巻 2 号 p. 144-146

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抄録

Ⅰ.目的

睡眠時ブラキシズ(SB)同様,日中覚醒時ブラキシズム(AB)の診断・評価には咀嚼筋筋電図検査が有用であると考えられる.しかし,日中覚醒時の咀嚼筋筋電図(d-EMG)の波形の実態は不明な点が多い.我々はこれまでd-EMG波形の各種パラメータの日間変動に関して変動係数(標準偏差/平均値)を利用し検証を行い,波形発現(バースト)の集合体であるエピソード数の変動係数は,バースト積分値に比べ有意に小さい値を示すことを明らかにした.

今回我々は,筋電図波形パラメータの日間変動の特性を考慮したABの診断基準値設定の参考とすることを目的に,1日分だけのエピソード数/hの検査結果に基づいた日中覚醒時ブラキシズムの多寡,大きさの判定が,複数日の検査結果に基づく判定とどの程度一致するかを予備的に検討した.またブラキシズムの多寡に加え大きさも考慮した判定が期待されるパラメータであるバースト積分値/hに関しても検討した.

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