大阪府立公衆衛生研究所
国立予防衛生研究所
1974 年 15 巻 6 号 p. 456-460_1
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微生物学的食品衛生検査において, 用いた酵母エキス製品の差によって菌の発育が大きく変動することがある.この一因と考えられる抗菌作用物質として, 酵母エキスより多量のコハク酸を分離同定した. 代表的な7種の菌株に対するその抗菌力を調べ, 感受性の高いものは E. coli, B. calidolactis, S. lutea であった. また抗菌力は, 食品防腐剤のレベルにあり, 菌特異性はないようである.
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