抄録
2009年における修紅短期大学食物栄養学科学生の遺伝子組換え(genetically modified -GM-)作物
に対する調査では、学生はGM作物に対して概ね否定的な考えを持っていると示されていた。また、
GM作物に関する知識は、主に新聞・テレビなどの報道によって情報を得ており、積極的に情報を収
集する意欲が低いことがわかった。調査から10年経過した現在、世界26か国がGM作物を栽培してい
る。わが国では2019年10月より「ゲノム編集技術応用食品及び添加物」の食品衛生上の取扱要領を定
め、取り扱いが始まっている。本研究では、前回の調査内容であるGM作物に加え、ゲノム編集食品に
ついてもアンケート調査を行なった。その結果、本学学生はGMという言葉に対して、肯定的、どちら
でもない、否定的の3つに分散する結果となった。しかし、GM技術は役立つ技術であると回答した者
は大半を占め、GM作物は必要ないと回答した者も少数であることがわかった。また、ゲノム編集食品
を聞いたことがないと回答した者がほとんどであることがわかった。