Skin Cancer
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ガーゼ滲出液中5-S-CD値測定が術前診断に有用であった爪部悪性黒色腫の1例
山内 渉下島 博之五島 順子原 弘之照井 正
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2006 年 21 巻 2 号 p. 194-198

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抄録
59歳女性。4年前, 右第1趾爪甲に色素線条が出現し徐々に拡大した。その後爪甲が軽度変形し疹痛を伴うようになった。爪甲を一部除去することにより爪床の血痂を付着する黒色病変が明らかになった。Dermoscopyでは主病巣はwhitish veilを伴う黒色のstructureless areaを示し, 指尖部の色素斑は皮丘・皮溝ともに着色したfibrillar patternを呈していた。病巣表面からのスタンプ蛍光法は陰性であったがガーゼ滲出液中5-S-CD値は369.0ng/PCAmlと高値を示したため, 臨床像, dermoscopy所見と併せて悪性黒色腫と診断した。自験例はガーゼ滲出液中5-S-CD高値が診断の決め手となった。症例を報告するとともに当科における爪部悪性黒色腫の術前診断法について述べる。
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© 日本皮膚悪性腫瘍学会
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