東京工業大学 大学院総合理工学研究科 知能システム科学専攻
2012 年 36 巻 2 号 p. 97-103
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共創システムとは人間のコミュニケーションをその内側から捉えるシステムである.本稿では,主観的時間としての「間( ま)」に注目し,その生成とインターパーソナルな共有の仕組みについて紹介する.具体的には,協調タッピング課題を用いたリズム運動の相互引き込みのモデル化を踏まえ,人間と人工物のインタラクション,特に歩行リズムのリハビリテーション支援への有効性を示す.これはリズム運動とその同調を人間の内側から支援する新しいシステム論に向けての第一歩である.
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