バイオメカニズム学会誌
Print ISSN : 0285-0885
解説
免荷式受動歩行装置Lokomat を用いた歩行リハビリテーション
小川 哲也河島 則天緒方 徹赤居 正美中澤 公孝
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2013 年 37 巻 2 号 p. 110-114

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抄録

近年,ロボティクスを採用した様々な歩行アシスト機器が開発され,医療や介護などの現場において既に実用化されている.機器の形態やアシストの方法など,現在では様々な種類が存在するが,これらすべての先駆けとなったのは,歩行研究において著名なスイス・Balgrist 大学の研究グループによって開発されたLokomat だろう.本稿では,Lokomat の仕様や特性に見る,ロボティクスを用いた歩行アシスト機器を使用する意義や目的,さらには今後の課題について,近年明らかとなってきた生理学的知見なども交えて議論したい.

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© 2013 バイオメカニズム学会
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