バイオメカニズム学会誌
Print ISSN : 0285-0885
解説
摂食嚥下障害のリハビリテーションにおける評価
平田 文
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2016 年 40 巻 4 号 p. 235-240

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抄録
摂食嚥下障害の評価には,スクリーニング検査と精密検査がある.一般的には,改訂水飲みテストやフードテストなど のスクリーニング検査で陽性と判定された場合,嚥下造影検査などの精密検査を行ない,その結果を統合してリハビリテーショ ンを実施する.筆者らは,嚥下反射時の動態を詳細に計測する目的で,嚥下反射にともなう舌骨上筋群筋活動と喉頭運動を計 測する嚥下動態計測システムを作成し,時間的解析パラメータを考案した.本評価手法を用いて食物の違いが嚥下反射に与え る影響を検討し,一口量や味が嚥下反射時の動態に影響を与えること示した.今後,摂食嚥下障害の評価では,誤嚥の有無の みに着目するのではなく,「どうすれば,安全においしく食べられるのか」というリハビリテーション的視点で評価手法や評価・ 訓練機器の開発を行なうことが必要である.
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© 2016 バイオメカニズム学会
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