神戸大学経済経営研究所
2009 年 43 巻 2 号 p. 65-83
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本稿は,将来の不確実性によってニーズの特定化が困難である場合の,技術開発と市場ニーズとの統合について論じたものである.具体的には,将来の不確実性によって先行技術開発段階でのニーズの特定化が困難である場合に,複数の異なる技術の並行開発によって,いわばリアル・オプション的に技術開発を行うことで不確実性リスクを低減する可能性を台湾奇美グループの液晶テレビ開発事例の検討を通じて示した.
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