西南学院大学外国語学部
2023 年 56 巻 3 号 p. 63-78
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本研究は東日本大震災の被災地におけるディスコースを分析し,復興過程におけるアイデンティティの形成・変化がどのように相互扶助や協力関係を推進したか考察する.南三陸町をフィールドとして2013年から5年間の現地調査を実施し,被災地において喪失,感謝,利他的というディスコースが明確化された.これらディスコースの動態的連動がアイデンティティ・ ワークに関係し,その遂行性の視点から復興を推進するプロセスを考察する.
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