SPring-8/SACLA利用研究成果集
Online ISSN : 2187-6886
Section C
低温 XAFS 測定自動化システムの改良
大渕 博宣本間 徹生
著者情報
キーワード: XAFS, 低温, 自動化, 2018A2076, BL14B2
ジャーナル オープンアクセス

2021 年 9 巻 4 号 p. 257-261

詳細
抄録
 低温雰囲気下における XAFS 測定の高効率化及び利便性の向上を目的に、低温 XAFS 測定を自動化するプログラムを改良した。これにより測定温度が最大で 20 点、試料数が最大で 15 個の低温雰囲気下での XAFS 測定を自動で行うことが可能となった。また、試料ホルダーの原点位置決めの自動化、ログファイルへの測定開始・終了時の試料ホルダー温度の記録、試料毎のX線スリット幅の設定ができるよう変更を行った。
著者関連情報

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top