保健医療福祉科学
Online ISSN : 2434-5393
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地域高齢者と看護学生の世代間交流に関する研究
林 裕栄武田 美津代張 平平畔上 光代水間 夏子木村 伸子福田 彩子
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2018 年 7 巻 p. 59-65

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抄録

 看護学生と地域高齢者との世代間交流は、地域における高齢者の活躍の場の拡大及び地域の活性化につながるだけでなく、高齢者の老人力(知恵・経験・技)を看護学生に継承する上でも極めて重要である。また地域包括ケアシステムの構築が進められる中、看護学生のうちから地域を知り、そこで暮らす人々への関心をもち、交流を図っておくことも必要である。そこで本研究では、平成27〜29年度の3年間にわたり看護学生と地域高齢者との世代間交流を行い、参加した看護学生及び高齢者双方からの質問紙調査により、3年間の成果と課題についてまとめた。その結果、地域高齢者は健康維持のためにプログラムに参加しており、看護学生との交流を通して活力を得ていた。看護学生も世代間交流の意義や地域高齢者の理解など高齢者看護の基礎を学ぶ機会となっていた。双方が学びあえたことや世代間交流の継続を希望することなどが示され、本プログラムの有用性が伺えた。

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© 2018 埼玉県立大学保健医療福祉科学学会
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