この記事には本公開記事があります。本公開記事を参照してください。引用する場合も本公開記事を引用してください。
滋賀県水産試験場
滋賀県農政水産部水産課
(公財)滋賀県水産振興協会
論文ID: 17-00003
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
セタシジミの種苗生産は天然の親貝を採捕して実施されるが,採苗量と相関のある肥満度は年による変動が大きく,安定的な種苗生産が困難である。そこで人為的に肥満度を増加させる方法を開発した。11月から翌年5月の冬季に琵琶湖の港湾,湖水をかけ流した池,内湖の1つである西の湖で垂下飼育した。飼育終了時の肥満度は西の湖が他の場所や5月の天然個体より有意に高かった。このことから,冬季の間,内湖で垂下飼育することで,人為的に肥満度を高めることができると考えられた。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら