著者所属:栃木県水産試験場那珂川分場:(現)水産庁中央水産研究所内水面利用部 東京水産大学海洋環境学科 東京水産大学資源育成学科
2001 年 67 巻 1 号 p. 105-107
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1983年4月に禁漁にされた石川県手取川水系尾添川支流蛇谷において, 1984年から1989年にかけてイワナ自然個体群の個体数変化を追跡調査した。個体識別した標識再捕調査の記録をJolly-Seber法にあてはめて個体数を推定した。禁漁区上流部(流程約1.4km)における1歳以上の個体数は1984年11月から1986年8月まで48∿310尾と少なかったが, 1986年11月以降487∿1516尾に増加し, イワナの増殖に対して禁漁が有効であることが示唆された。
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