著者所属:日本エヌ・ユー・エス株式会社 神奈川県横須賀三浦地区農政事務所 神奈川県水産総合研究所 東海大学海洋学部 東京大学大学院農学生命科学研究科
2001 年 67 巻 1 号 p. 17-22
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マサバおよびゴマサバのシトクロームb遺伝子を成魚の筋肉から調製した全DNAを鋳型にPCRで増幅し, その塩基配列を決定した。1,140塩基のうち16塩基に種間変異がみられた。マサバおよびゴマサバのシトクロームb遺伝子を種特異的に2断片に消化する制限酵素として, それぞれMvaIおよびMboIを検索した。さらに, この消化パターンを指標に用いて, 形態による手法では困難なサバ属浮遊卵の種判別を可能にした。
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