著者所属:北海道立水産孵化場 北海道立水産孵化場 北海道立水産孵化場 / Fisheries and Oceans Canada, Pacific Biological Station
2001 年 67 巻 2 号 p. 231-237
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北海道北部を流れる増幌川において標識再捕によりサクラマススモルトの個体数の推定を試みた。調査期間中の標識尾数, 再捕尾数それぞれを合計した数値を用いて計算したpooled Petersen法による推定値は偏りを持ち, 週ごとにデータを層別した層別Petersen法(ML Darroch法)がより適切な推定値を与えた。スモルトの移動速度とトラップの採集効率の時期的な変化がpooled Petersen法による推定値の偏りの原因と考えられた。
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