胆道
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内視鏡的胆道砕石術-適応と限界-
露口 利夫
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2007 年 21 巻 2 号 p. 161-169

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抄録
機械的砕石術は標準的内視鏡的胆道砕石術として広く普及し,その成功率は90%前後である.機械的砕石ができないものは「困難結石」と呼ばれ,その理由には巨大結石や結石嵌頓が挙げられる.体外衝撃波破砕療法は困難結石に対する代表的治療法であり,体腔内からの破砕療法に結石破砕成功率でも遜色ない成績を上げている.しかし破砕治療回数が多くなることや結石除去には内視鏡補助が必要となることが問題としてあげられる.一方,主な体腔内破砕療法は電気水圧衝撃波破砕療法とレーザー砕石に大別され,それぞれに胆道鏡下砕石と透視下砕石が応用されている.安全面からは胆道鏡下砕石が望まれるが胆道鏡の応用自体が手技的に煩雑で技術的に難しい面があることが問題点として挙げられる.今後の普及には胆道鏡の耐久性と処置能力の向上が必須と考えられる.
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© 日本胆道学会
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