大阪歯科大学
香川大学農学部
香川県農業試験場
1984 年 13 巻 2 号 p. 169-174
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近畿および九州地方のゴルフ場において, 黄萎叢生の症状を呈するコウライシバを採取して電顕観察を行った。いずれの試料からも形状および内部構造がマイコプラズマ様微生物 (MLO) の特徴をもった顆粒体が篩部より検出されたので, これらの症状はMLOに起因するとし, コウライシバ黄萎病と称することとしたい。黄化葉では, 葉緑体形成初期におけるラメラ構造の発育不全ならびに早期崩壊を示唆する構造が観察された。
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