「目的」 本総説の目的は、CDRに関する重要事項を簡潔明瞭に解説することである。
「対象と方法」 CDRの面接、質問、評価方法は、CDR Assessment Protocolとして定められている(日本語版は、CDR-J)。このプロトコールをもとに、CDRに関する重要事項を解説する。
「結果」 次の重要事項に対する解説を行った: 半構造化面接、6つのドメイン、CDR Worksheet、Box scoreとglobal CDR、オンライン自動計算器、オンライン公開トレーニングとCDR認定証明書。著者は、ボックス・スコア判定目的の「CDRチェック・シート」を開発した。
「結論」 認知症診療にたずさわる脳神経外科医は、CDRに関する重要事項を習得しておく必要がある。
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