夙川学院短期大学研究紀要
Online ISSN : 2186-9324
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29 巻
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 田中 恵子, 池田 順子, 東 あかね, 入江 祐子, 松村 淳子, 杉野 成
    原稿種別: 本文
    2004 年29 巻 p. 1-11
    発行日: 2004/03/17
    公開日: 2020/01/24
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    青年期女性のやせの者の生活習慣上の問題点を明らかにすることを目的として、15〜29歳女性住民415人を対象とした生活習慣調査を行い、やせと生活習慣との関連をFisherの直接法と重回帰分析により検討した。やせの割合は、15〜19歳、20歳代の順に31.3、23.0%であった。普通体型で自分の体型を太めに評価している者に、ダイエット経験者(現在ダイエットをしている者と過去にしていた者)の割合が有意に高かったことから、青年期女性において適正体重に関する健康教育が重要であることが改めて示された。15〜19歳では、食生活に関する幾つかの項目で、好ましくない習慣を有する者にやせの割合が高いという結果が得られた。やせの者に食品の組み合わせについての意識が低い傾向がみられたこと、ご飯、その他の野菜(緑黄色野菜を除く野菜)、牛乳・乳製品の摂取頻度の低い者にBMIが有意に低いという関連がみられたこと、さらに総合的な食品のとりかたの評価指標であるバランススコア平均値がやせで低い傾向を示したことから、10歳代後半のやせの者に対するバランスのとれた食事摂取という健康教育をおこなう必要性が改めて示された。20歳代においては、喫煙習慣を有する者ほどBMIが低くなる傾向がみられたことから、喫煙が体型および健康に及ぼす影響について正しい認識をもたせて禁煙教育を積極的にすすめていく必要性が高いと考えられた。食生活では、15〜19歳に比べて、やせと関連する問題となる習慣は少なかったが、バランススコア平均値が、普通に比べてやせで低い傾向を示したことから、15〜19歳と同様にできるだけ多様な食品をとることの重要性を示していく必要性が高いと考えられた。
  • 久本 美亜
    原稿種別: 本文
    2004 年29 巻 p. 13-26
    発行日: 2004/03/17
    公開日: 2020/01/24
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    追熟過程のバナナ果肉および果皮に、主として2種の酸性α-グルコシダーゼ(AAG)が存在し、これらは、塩を含まない中性緩衝液で抽出される可溶性型酵素(SAAG)および0.2M以上のNaClを含む中性緩衝液で抽出される細胞壁結合型酵素(BAAG)であった。総AAG活性に対するSAAGおよびBAAGの活性比率は、それぞれ、48.0%、42.1%であり、このほかに塩を含んだ中性緩衝液では抽出されない酵素が9.9%存在した。成熟した黄色バナナからSAAGとBAAGを順次抽出し、Con A-SepharoseおよびSephadex G-150カラムクロマトグラフィーにより、それぞれ744倍(回収率7.8%)、264倍(回収率13.4%)に精製した。それぞれの分子量はSAAGが約70,000、BAAGは約90,000であった。これらの酵素は共通してマルトースを最もよく分解し、マルトオリゴ糖も分解する典型的なマルターゼであることが明らかとなった。しかし、長鎖マルトオリゴ糖(G_5-G_7)に対する分解効率(Vmax/Km)はSAAGよりもBAAGの方が低かった。
  • 橋本 秀美
    原稿種別: 本文
    2004 年29 巻 p. 27-35
    発行日: 2004/03/17
    公開日: 2020/01/24
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • 和久 宗利, 中元 信之
    原稿種別: 本文
    2004 年29 巻 p. 37-41
    発行日: 2004/03/17
    公開日: 2020/01/24
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • 中元 信之
    原稿種別: 本文
    2004 年29 巻 p. 43-66
    発行日: 2004/03/17
    公開日: 2020/01/24
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
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