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18件中 1-18の結果を表示しています
  • 宝樹 真理
    日本小児科医会会報
    2020年 60 巻 101-102
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/10/31
    ジャーナル 認証あり
  • 田村 恵子
    医学哲学 医学倫理
    2007年 25 巻 142-145
    発行日: 2007/10/18
    公開日: 2018/02/01
    ジャーナル フリー
  • 一般病棟の緩和ケアにおける家族ケアより
    宮崎 貴久子, 斎藤 真理
    家族社会学研究
    2003年 14 巻 2 号 54-65
    発行日: 2003/01/31
    公開日: 2010/02/04
    ジャーナル フリー
    死によって大切な人を失うことは大きな喪失体験である。世界保健機関によると, 緩和ケアの目標は, 患者とその家族にとってできる限り良好なクオリティ・オブ・ライフを実現させることであり, 患者の療養中も, 患者と死別後も家族への援助を継続する。
    本研究の目的は, 一般病棟の緩和ケアにおける, 患者の死が家族にどのように影響するのかを明らかにすることである。16名の家族の自由意志による研究参加協力を得て, 死別6か月以降にライフライン・インタビュー・メソッドによる面接調査を行った。描かれたライフラインの分岐点とイベントの分析結果より, 家族が死別体験をどのようにとらえて, 将来をどのように描いているのかその傾向を探った。家族の悲嘆反応は死別した家族との生前の関係, ジェンダー, 年齢などの多くの要因によって異なる。家族ケアの今後の課題と方向性を提示する。
  • 原 祥子, 沼本 教子
    老年看護学
    2004年 8 巻 2 号 35-43
    発行日: 2004/03/15
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,老いを生きる人が自己のライフストーリーをどのように語るのかを記述し,過去の体験と残された人生にどのように意味づけをしていくのかを明らかにすることである.対象は介護老人保健施設を利用している79歳の女性で,3回の非構造化面接を通じてデータ収集し,得られたデータは量的・質的な内容分析を行った.語られたライフストーリーについては,そのアウトラインを提示し,要約を記述した.そのライフストーリーは,他者との関係性のストーリーを語るという女性の発達の様相を呈し,残された人生に対しても,人とのつながりを通して自己の存在に意味づけをしていくことが示されていた.ライフストーリーの語られ方に関する分析結果では,過去の各人生時期の語りにかけられた時間には密度の濃淡があることや,ライフストーリーにおける空自の時間の存在が確認され,聞き手が空白の時間をも共有しながら聞くことの重要性が示唆された.
  • 布施 英明, 早野 育男, 石黒 忠久, 葛谷 健
    やどりが
    1970年 1970 巻 62 号 24-28
    発行日: 1970/07/20
    公開日: 2017/08/19
    ジャーナル フリー
  • 山田 理絵, 奥野 茂代
    老年看護学
    2004年 9 巻 1 号 21-27
    発行日: 2004/11/01
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,再発あるいは転移の告知をうけ手術をした高齢がん患者の希望を明らかにし看護援助のあり方を検討することである.再発あるいは転移の告知をうけ手術をした高齢がん患者4名を対象に,退院直前,退院1〜2週間後,退院3〜4か月後の時期に半構成的面接を行った.データを分析した結果6つのカテゴリーと8つのサブカテゴリーが抽出された.退院直前は,《医師に従い生きていく》《ゆとりをもち生きていく》《精一杯生きていく》,退院1〜2週間後は,《医師を信じて生きていく》《自分の生き方を見つけていく》,退院3〜4か月後は,《自分の力で生きていく》という希望をもっていた.高齢者は,過去を振り返りその体験を研究者に語ることで,長い人生の中で遭遇した苦難や辛さを乗り越えてきた自分の力に気付き自分を評価していた.高齢者が《自分の力で生きていく》という希望を抱くには高齢者の人生の語りを真剣に聴くという看護援助の重要性が示唆された.
  • 豊福 明, 喜久田 利弘, 後藤 尚史, 古賀 勉, 嶋村 知記, 都 温彦
    日本歯科心身医学会雑誌
    1994年 9 巻 2 号 192-199
    発行日: 1994/12/25
    公開日: 2011/09/20
    研究報告書・技術報告書 フリー
    A 28-year old female presented with pain and left TMJ instability, headache, buzzing in her ears, pain extending from her neck, shoulders and chest to her back and waist and general fatigue.
    She underwent orthogneatic surgery at another hospital five years previously. Subsequently she suffered from the above symptoms for four years. She had visited many hospitals but had obtained no relief.
    Since she was severely depressed, we administered 40mg amitriptyline, 2.0mg lorazepam, 200mg sulpiride per day.
    On the other hand, she was convinced that the cause of the symptoms was her occlusion, so psychotherapy was required to change her mistaken conviction.
    The technique we used was “description of impressions”, and to use it more effectively we never treated her occlusion. We permitted her to leave hospital and stay out according to improvement of her symptoms.
    We confirmed the recovery process without treating the occlusion based on her “description of impressions” on a daily basis. Finally her thinking changed and she said “when I was sick, I couldn't believe that the occlusion had nothing to do with my symptoms”.
    It can be concluded that these somatic symptoms derive from depression because antidepressants were effective. However, it is impossible to change mistaken convictions by medicine. We consider that it results from the higher brain, because the “description of impressions” was effective in improving it.
  • 山田 智子, 杉尾 節子, 勝野 とわ子, 恵美須 文枝, 川村 佐和子
    東京保健科学学会誌
    2004年 7 巻 1 号 5-13
    発行日: 2004/06/25
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,患者パスの活用構造を明らかにし看護支援方法を検討することである。平成15年1月から7月,全身麻酔で手術をうけた13人に半構成的面接法で実施した。面接内容は逐語録を作成し質的帰納的に分析した。結果,患者パス活用は『治療計画を理解するための資料として患者パスをうけとめる』『治療計画を生活計画に取り入れる』『療養生活を自己管理するツールとして活用する』『退院後の生活設計を自己管理するツールとして活用する』という順序性をもつ4段階があり,その進行には『病院の診療姿勢を好ましいものとして評価』『生活計画の基準を示すものとして評価』『療養の成果を実感し信頼おけるものとして評価』があり,さらに『有効性を確認し満足を高めるものとして評価』という総合評価があった。患者がパス活用のどの段階にいるのか確認し,具体的生活行動に役立つようにパス活用の定着を図ることが自己管理を支援することに通じていく。
  • 米澤 純子, 杉本 正子, 新井 優紀, リボウィッツ よし子
    日本保健科学学会誌
    2014年 17 巻 2 号 67-75
    発行日: 2014/09/25
    公開日: 2017/10/27
    ジャーナル フリー
    本研究は,独居がん終末期患者の在宅緩和ケアにおける訪問看護師の看護実践を明らかにすることを目的とした。在宅で独居がん終末期患者を看取った訪問看護師5名を対象に半構成的面接調査を行い,質的帰納的に分析した。その結果,独居がん終末期患者の在宅ケアにおける訪問看護師の看護実践には,【独りの時間を安楽に過ごすための予防的な症状コントロール】【独りの寂しさや死の恐怖への対応】【患者の意思を尊重した療養生活支援】【最期の過ごし方の意向を引き出し寄り添う支援】【家族による在宅での看取りのための支援】【在宅緩和ケアチームメンバーの専門性を引き出すための情報提供と調整】のカテゴリーが抽出された。訪問看護師は,医師との連携による予防的な症状コントロール,ホームヘルパーとの協働による療養生活支援,家族による看取りのための支援を行い,在宅緩和ケアチームメンバーの専門性を引き出す調整機能を発揮していた。
  • 活性化とその要因
    吉原 千賀
    家族社会学研究
    2003年 15 巻 1 号 37-47
    発行日: 2003/07/31
    公開日: 2009/08/04
    ジャーナル フリー
    家族の多様化傾向の中で, 高齢者の家族的関係もボランタリーな絆やニーズに基づく選択的なものになる。本稿はそのような家族的関係として, 高齢期きょうだい関係に注目し, 事例研究を通じて高齢期きょうだい関係の活性化を左右する要因とプロセスについて分析するものである。分析の結果, 同じ要因でもきょうだい関係に作用する仕方が異なること, 要因間での累積・加重的な相互作用が見られることが明らかになった。また, 高齢期におけるきょうだい関係を活性化する中核的要因として, 「幼い頃の関わり度合い」と「ライフイベント」の2つの要因が示唆された。高齢化と私事化が進展する現代社会では, 高齢者個々人がそれぞれの人生の意味を再構築するという課題が立ち現れてくる。この再構築を行う際に, 高齢者たちにとって不可欠となる他者として, 高齢者たちに選択されやすいのがきょうだい関係なのである。高齢期きょうだい関係の持つこのような意味や機能は, 高齢化が急速に進行しつつある現代社会において, ますます注目されるべきことが考察された。
  • ―出生後よりICUにおいて継続して関わった看護師“A”に関する現象学的研究―
    林原 健治
    日本看護科学会誌
    2013年 33 巻 1 号 1_25-1_33
    発行日: 2013/03/20
    公開日: 2013/04/09
    ジャーナル フリー
    本研究は,先天性心疾患をもつ子どものターミナルケアにおける看護師の体験の本質とは何かを明らかにすることを目的とした.小児専門医療施設のICUに勤務する看護師“A”に面接し,語られた内容をGiorgiによる現象学的方法を参考に分析した.その結果,不変的意味の集合体として「子どもがいつ急変するか分からない状況に巻き込まれる」「子どもの生命に直結する家族の意思決定を見守る」「子どもに積極的治療を続ける中でターミナルケアを行う」「救命現場において子どものターミナルケアのための環境を整える」「生まれながら生命危機をもつ子どもと家族の関係を支える」「遺族を気遣いながら亡くなった子どものことを語り合う」の6つの意味群が形成された.さらにすべての不変的意味から,『Aは生命に直結する心臓に障害をもって生まれた子どもの不確かなターミナル期において,子どもの身体状態の急変を予測する中で絶えず葛藤を抱えながらも家族の思いに常に寄り添い,家族が子どもとの絆を強められるように限られた条件の中で最善の環境を保障しようとしていた』というAの個別的な体験の本質が導かれた.
  • 主体的な体験に開かれる契機となる描画法
    小塩 佳子
    箱庭療法学研究
    2024年 36 巻 3 号 3-15
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/01/23
    ジャーナル 認証あり

    本論文では,自閉症スペクトラム障害(ASD)の診断をもつ男子中学生が,さまざまな体験を通して自他を分化させていった過程において,何が作用したのかを考察した。クライエントの話は非常に解りにくく,それは他者に対する彼の閉ざされた様相の表れでもあった。そこでセラピストは,描画法を導入してやり続けたところ,クライエントの描線に隙間が生まれてセラピストとの相互作用が可能になり,体験に開かれるクライエントのあり様と自他の分化が同時的に見られるようになった。外界にも開かれたクライエントは,話すべき物語を得て,その物語をセラピストに伝えようと,時制を整理し,“こちら側”と“あちら側”も出てきて,話が解りやすいものになった。ASDの心理療法において,描画法など,セラピストが焦点を絞って狭め,クライエントに繰り返し体験させていくことの重要性を論じた。

  • 田村 眞由美, 末次 典恵
    日本がん看護学会誌
    2016年 30 巻 3 号 55-63
    発行日: 2016/12/25
    公開日: 2017/02/17
    ジャーナル フリー
  • 浅野 晴哉
    犯罪心理学研究
    2020年 58 巻 1 号 19-31
    発行日: 2020/08/15
    公開日: 2020/09/30
    ジャーナル フリー

    This study examined the use of psychiatric opinions by looking at the interview process of a victim of a sex crime who received a diagnosis and psychiatric opinion from psychiatrists as part of criminal proceedings for assessing the victim’s trauma and possible future psychological issues. The use of psychiatric opinions in the criminal trial revealed the victim’s psychological state, which even the victim was unable to fully comprehend, and proved to be useful for criminal trial proceedings. Furthermore, incorporating the psychiatric opinion into the interview with the psychiatrist gave the victim an opportunity to face his/her trauma, which suggests that the process can be an effective psychoeducational tool in dealing with trauma. From the above, it is suggested that mental health professionals involved in the interview process should act as both the victim’s spokesperson by working with psychiatrists and the victim’s interpreter by explaining the meaning of psychiatric opinions and the thought process of psychiatrists.

  • 三浦 恵
    カウンセリング研究
    2015年 48 巻 3 号 160-170
    発行日: 2015年
    公開日: 2017/06/30
    ジャーナル 認証あり
    救急医療現場に搬送されてきた患者の妻は,主治医が病状説明を行おうとするとパニック状態に陥り,話ができない。医療相談員である筆者は,主治医から患者の妻に対する介入依頼を受けて面接を重ねた。その結果,妻であるクライエントは,情緒の背景にあるトラウマ,夫が救急患者となり危機状態に陥ったことに対する妻としてのトータルペイン,さらにはクライエント自身の幼少期の体験を言語化するに至り,最終的には悲痛な人生経験から培われてきたと思われるレジリエンスによって自ら自己を統合させ,この事例がクライシスカウンセリングとなった。家族への心理援助が依然として未発達なわが国の救急医療現場で,筆者はこのクライエントとの出会いによってカウンセラーによる心理援助の重要性を認識したため,本事例を報告した。面接過程はプライバシーに十分に配慮した上で逐語での再現に努め,本事例によって筆者が実感させられた救急医療現場におけるカウンセラーの存在意義を実証し,家族に対する心理援助の重要性についても言及した。
  • 木下 愛未, 下里 誠二, 山崎 浩司
    日本看護科学会誌
    2024年 44 巻 612-623
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/01/30
    ジャーナル フリー HTML

    目的:対人円環モデル(Interpersonal Circumplex model: IPC)の構造を枠組みに,当事者が知覚した精神科看護師の行動と当事者自身の反応を明らかにする.

    方法:当事者への半構造化面接で得た5名の語りを,IPCの8領域に演繹的に分類した後,当事者の知覚と反応に分けてコード化した.

    結果:当事者の知覚は,IPCの8領域ごとに1~10個のコードが生成され,看護師の優位性-劣位性と拒否性-親和性の濃淡によって特徴づけられた.例えば《避けられる》という看護師の拒否的な行動は,「上から目線」として優位性も当事者に知覚されていた.当事者の反応は1~9個のコードが生成され,特に優位性-劣位性の知覚に対する当事者の反応では経時的に変化するコードもあった.

    結論:当事者の知覚と反応をIPCの枠組みで明らかにしたことによって,当事者-看護師関係の振り返りへの利用可能性が示された.

  • 張 嵐
    日本オーラル・ヒストリー研究
    2009年 5 巻 133-152
    発行日: 2009/09/12
    公開日: 2018/12/28
    ジャーナル フリー
    The "Japanese war orphans left in China" consist primarily of children left behind as orphans by Japanese families repatriating to Japan in the aftermath of World War II, who were adopted and raised by Chinese foster parents. Until now, many of these Japanese orphans, accompanied by their Chinese spouses and children, have returned and settled in Japan. As of April 2008, 2,524 orphans had settled in Japan. If their spouses and children are included, the number will be 9,257. In this paper, we interview the children of the Japanese orphans, who came to Japan almost in their teens or twenties. The Life-Story methodology was used during the investigation. The purpose of the interviews was to understand their life histories in detail and their reactions to their new cultural setting. Moreover, their identities were also examined.
  • 宮前 良平, 渥美 公秀
    実験社会心理学研究
    2018年 58 巻 1 号 29-44
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/07/31
    [早期公開] 公開日: 2018/03/21
    ジャーナル フリー

    本研究は,津波で流出した被災写真を目にした被災者の「語りにならなかった事例」をもとに,語りえないことが復興に果たす役割を考察したものである。まず,先行研究においては復興過程で被災者が語らなかったこと,語りえないことについての議論がほとんどなされていないことを確認した。そのうえで,それらに着目することが実践的にも意義があるということを言語化可能な経験Aと言語化不可能な経験Bについての議論をもとに,本研究の前提として示した。これらの議論を通して,本研究のリサーチクエスチョンとして,「経験Bを第三者が共有するにはどのような方法があるか」「経験Bをめぐる現場のダイナミズムは,時間によってどのように変容するか」「津波という喪失経験からの復興という文脈において,経験Bは復興とどのようにかかわっていくか」の3点を提示した。本研究では,語りえないものを調査する道具としてなにげない日常が写っている被災写真を用いた。また,語りにならなかった事例を描写するために,岩手県野田村での被災写真返却お茶会の実践を通じた3年以上に亘るフィールドワークを実施し,その中から4編のエスノグラフィを示した。考察において,一枚の写真と「秘密」としか語らない被災者の様子から,語りえないことを第三者が共有する際に語りえないことを写真として名指すことの可能性を示し,その時間的変容を分析した。また,言葉にならないようななにげないことが写真として他者にも開かれていることを指摘し,このことが復興過程における新たな公共性の萌芽となりうることを論じた。

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