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クエリ検索: "アジュ"
7,734件中 1-20の結果を表示しています
  • M. Habibur Rahman, 乙竹 充, 飯田 悦左, 横溝 祐一, 中西 照幸
    魚病研究
    2000年 35 巻 4 号 199-203
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     アユ冷水病不活化注射ワクチンについて, 市販のオイル
    アジュバントおよびスクワレンを含む試作オイルアジュ
    バントの添加効果を調べた。 各ワクチンでアユ稚魚を免疫し4週間後に攻撃して有効性を調べたところ, 両
    アジュバント添加ワクチンはアジュ
    バント無添加ワクチンに比べて有意に高い有効性を示した。 また, 免疫後の血中抗体価は,
    アジュバント添加ワクチン免疫群がアジュ
    バント無添加ワクチン免疫群に比べて有意に高かった。 これらの結果から, オイル
    アジュ
    バント添加は冷水病ワクチンの有効性の向上に役立つと考えられた。
  • 小串 俊雄, 仲村 吉弘, 平田 幸正, 加地 正郎, 柏木 征三郎
    糖尿病
    1968年 11 巻 6 号 369-373
    発行日: 1968/11/20
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    In Japan it has been generally believed that vaccination is not available for diabetic patients.
    However, rehabilitation of diabetics is a goal of treatment of diabetes, therefore diabetics should be vaccinated to prevent infectious diseases.
    In this study 121 diabetics were subjected for vaccination of Japanese encephalitis or influenza.
    Only slight side effects caused by vaccination were shown in these diabetics, and there was no significant difference between nondiabetics and diabetics conceerning side effects of vaccination.
    It was also proved in this study that the antibody titer in diabetics became as high as in non-diabetics after vaccination.
    As a conclusion it should be pointed out that diabetic patients are able to receive vaccination without any dangerous side effects and that the proper effect of vactination is enough satisfactory in diabetics.
  • *五十嵐 芳暢, 中津 則之, 青枝 大貴, 石井 健, 山田 弘
    日本毒性学会学術年会
    2015年 42.1 巻 P-197
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/08/03
    会議録・要旨集 フリー
    アジュ
    バントデータベースプロジェクトでは、各種
    アジュ
    バントを投与した動物の網羅的遺伝子発現情報を取得解析したデータベースを構築している。
    アジュ
    バントとは抗原とともに投与することで、抗原に対する免疫原性を増強、加速、延長する免疫増強製剤の呼称である。しかし、これまで
    アジュ
    バント自体の作用メカニズムについては、明らかではない部分が大きかった。そこで、
    アジュ
    バント単体を投与したラットの脾臓、肝臓等の網羅的遺伝子発現情報を取得することによって、
    アジュ
    バントの副作用や毒性および作用メカニズムを探索、評価することを目指している。一方、これまでトキシコゲノミクスプロジェクトでは、薬剤を投与したラット肝臓や腎臓の遺伝子発現情報を用いた毒性予測モデルを構築してきた。これら毒性予測モデルに
    アジュ
    バント投与の遺伝子発現情報を適用することによって、
    アジュ
    バント単体の安全性や毒性、作用メカニズムを評価できる可能性がある。本報告では上記毒性予測モデルに改良を加え、外部データによって再評価したモデルと、その予測モデルに
    アジュ
    バント投与の遺伝子発現情報を適用した例について紹介する。
  • *石井 健
    日本毒性学会学術年会
    2014年 41.1 巻 S5-5
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/08/26
    会議録・要旨集 フリー
     「よく効く」ワクチンには、必ず
    アジュ
    バント、もしくは内因性の
    アジュ
    バント成分が含まれており、宿主細胞に存在する自然免疫受容体によって認識され、その後の獲得免疫が誘導されることが明らかになってきており、
    アジュ
    バント(因子)の分子メカニズムの免疫学的、細胞生物学的な理解が飛躍的に進歩しつつある。2011年度のノーベル医学生理学賞が、
    アジュ
    バントの作用機序に関する自然免疫や樹状細胞研究に授与されたこともあり、基礎研究の裾野も広がってきている。2014年のKeystone Symposiaでは「The Modes of Action of Vaccine Adjuvants」という題目の会が開かれる予定である。また、
    アジュ
    バントが必要とされるワクチンの臨床応用の対象は感染症の枠を超え、がん、アレルギー、アルツハイマー病など非感染性疾患に広がっており、その開発は世界的に競争が増している。
     一方で、
    アジュ
    バントを含むワクチンの副作用が問題になっている。このような状況において、ワクチンや
    アジュ
    バントの有効性や副作用の評価方法、指標(バイオマーカー)の構築が切望されている。 我々は、各種
    アジュ
    バントによる動物実験やヒトのサンプルを網羅的に解析した「
    アジュ
    バントデータベース」を構築する準備を進めている。本研究では日本が「安全な」
    アジュ
    バント開発研究で世界のトップに立つために、
    アジュ
    バントの評価方法の指標 (バイオマーカー)の同定を目的とした
    アジュ
    バントデータベースの構築、および新規
    アジュ
    バント開発を行っている。これらのトランスレーショナルリサーチ、とくにマイクロRNAによるワクチンの副作用バイオマーカーの可能性を示唆する知見を発表したい。

    <最近の著書>
    “Biological DNA Sensor” Edited by Ken Ishii and Choon Kit Tang Elsevier
    “Nucleic Acids in Innate Immunity”Edited by Ishii KJ and Akira S CRC press
    アジュ
    バント開発研究の新展開」石井健、山西弘一編、CMC出版 2011

    <最近の代表論文>
     1) Kobiyama K et al Nonagonistic Dectin-1 ligand transforms CpG into a multitask nanoparticulate TLR9 agonist PNAS 2014 in press
     2) Desmet C and Ishii KJ Nucleic acid sensing at the interface between innate and adaptive immunity in vaccination Nat Rev Immunol 2012 12(7):479-91
     3) Marichal T, et al DNA released from dying host cells mediates aluminum adjuvant activity. Nat Med. 2011 17(8):996-1002.
     4) Koyama S et al Plasmacytoid dendritic cells delineate immunogenicity of influenza vaccine subtypes. Sci Transl Med. 2(25):25ra24. (2010)
     5) Ishii,K.J. et al. TANK-binding kinase-1 delineates innate and adaptive immune responses to DNA vaccines. Nature 451, 725-729 (2008).
  • *黒田 悦史, 石井 健
    日本毒性学会学術年会
    2017年 44.1 巻 EL2
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/03/29
    会議録・要旨集 フリー
     
    アジュ
    バントはワクチンに添加されている免疫増強剤であり、ワクチンの種類によってはなくてはならないものです。現在日本で認可されている主な
    アジュ
    バントはアルミニウム塩(アラム)であり、安全性が高い
    アジュ
    バントとして多くのワクチンに添加されています。しかしながら、アラムがどのような作用機序で免疫系を活性化するのかについては不明な点が多く残されています。またアラムのみならず、多くの粒子状物質(尿酸塩結晶やシリカなど)も
    アジュ
    バントとして働くことが知られていますが、その作用機序も詳細には明らかにされておりません。さらに最近話題になっているPM2.5などの大気中の微細粒子も
    アジュ
    バント作用を介してアレルギー性炎症などを誘導していると考えられています。
     近年の免疫学の発展により、T細胞やB細胞を主体とする獲得免疫の誘導には、マクロファージや樹状細胞を主体とする自然免疫の活性化が必須であることが明らかにされています。そのためアラムを含めた粒子状物質の多くが何らかの形で自然免疫を活性化すると考えられています。最近になり、
    アジュ
    バント活性を有する粒子状物質の多くが免疫細胞の細胞死を誘導し、そこから遊離される死細胞由来因子(内因性デンジャーシグナル)が自然免疫の活性化に重要であることが報告されてきています。
     このように、ある種の
    アジュバントはそれ自身がアジュ
    バントとして機能するのではなく、細胞死を介して内因性の
    アジュ
    バント(内因性デンジャーシグナル)を誘導する「
    アジュ
    バント誘導物質」として働くと考えられます。このような観点から毒性研究は医薬品の副作用の研究だけでなく、新規
    アジュ
    バントの探索/開発という点においても重要であると言えます。本教育講演では、
    アジュ
    バントによる細胞死やデンジャーシグナルを介した免疫活性化のメカニズムについて私たちの研究成果を含めながら紹介したいと思います。
  • 園口 忠男
    感染症学雑誌
    1971年 45 巻 3 号 99-104
    発行日: 1971/03/20
    公開日: 2011/09/07
    ジャーナル フリー
  • M. Habibur Rahman, 乙竹 充, 中西 照幸
    魚病研究
    2003年 38 巻 4 号 171-176
    発行日: 2003/12/15
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     3種類の市販水溶性
    アジュ
    バント(Montanidae IMS-1311, IMS-1312 and IMS-2212)を用いて, アユ冷水病ホルマリン不活化ワクチンの有効性を検討した。ワクチン投与4週間後に攻撃実験を行ったところ, IMS-1311およびIMS-1312を添加したワクチン区は,
    アジュ
    バント無添加ワクチン区に比べて累積死亡率が低く, オイル
    アジュ
    バントに匹敵する添加効果が認められた。水溶性
    アジュバントはオイルアジュ
    バントに比べて, 残留期間は短かったが, 25μL/尾(1.7g±0.5g)以上の投与では毒性が認められた。
  • *水上 拓郎, 百瀬 暖佳, 佐々木 永太, 古畑 啓子, 楠 英樹, 浅沼 秀樹, 濱口 功
    日本毒性学会学術年会
    2020年 47.1 巻 O-15
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/09/09
    会議録・要旨集 フリー

     新興・再興感染症の発生に際し,新規ワクチンの開発は感染症予防の観点から非常に重要である。しかし,抗原自体の免疫原性が極めて低い場合,免疫賦活化あるいは適切な抗原のデリバリーのために

    アジュ
    バントを添加することが求められる。世界的にアルミニウム
    アジュバントが安全性の確認されたアジュ
    バントとして承認され,多くの感染症予防ワクチンで使用されているが,これに代わるより安全で有効性の高い新規
    アジュ
    バントの開発が求められてきた。

     我々は,種々の

    アジュ
    バント添加インフルエンザワクチン投与時のグローバルな遺伝子発現解析等により,ワクチン安全性を評価するバイオマーカー(BMs)を同定し,全粒子インフルエンザワクチンを指標として免疫活性および毒性を相対的に数値化することで,
    アジュ
    バント活性の評価に成功してきた。またこれらのBMsをin vivoのみならず,in vitroでも評価できる系を構築してきた (水上他 2019年度 本学会)。そこで私たちは,同定したBMsを逆利用Reverse Toxicologyし,
    アジュ
    バントをスクリーニングするBMsとして用いることで,新規
    アジュ
    バント候補の探索に応用できるのではないかと考えた。

     対象化合物としては,すぐに医薬品として展開できるように,既承認薬や添加剤を用いた。これらの候補化合物をインフルエンザHAワクチン(HAv)と混合し,HAv単体より活性が高いものを

    アジュ
    バント賦活能のある化合物とした。また,毒性参照用としてすでに安全性評価に用いられているインフルエンザ全粒子ワクチンとの相対活性を比較することで,安全性の高い
    アジュ
    バントのスクリーニングが可能となるよう設計した。候補化合物に関しては,BMsに基づき網羅的遺伝子発現データベースから逆に絞り込んだ。まず,in vitroでの評価を行い,BMs発現の認められたものに関し,動物を用いてin vivoの評価を行い,BMsの誘導が認められたものに関しては,免疫実験を行い,抗体産生能を検討した。

     その結果,本BMsを用いることで,新規

    アジュ
    バント候補を同定することに成功した。よってReverse Toxicologyにより新規
    アジュ
    バントをスクリーニングすることが可能であることが実証された。今後は,ハイスループット系の開発を行ない,より規模を拡大して,より効率的に有効性・安全性の高い
    アジュ
    バント探索が可能か試みる。

  • 矢部 國俊
    日本写真学会誌
    2004年 67 巻 Suppliment1 号 56-57
    発行日: 2004/05/27
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    As long as the color reappearance method of RGB or CMYK is used, tone jump is absolutely unavoidable. Additional fluctuation in similar colors of the color to be reproduced utilizing output resolution can contribute to increase of visual effects of resolutions and color reappearances. In addition, it's also effective to reappear by a certain aggregate using resolution. There are a good noise and a bad noise in expressions. Color reappearance capabilities can be improved enough using good noises except monitor devices with low output resolution, even for 8 bits.
  • 三好 和夫
    日本農村医学会雑誌
    1979年 28 巻 3 号 164-167
    発行日: 1979/09/10
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 福岩 達哉, 藤橋 浩太郎, 黒野 祐一
    耳鼻咽喉科展望
    2008年 51 巻 Supplement 号 s39-s42
    発行日: 2008年
    公開日: 2009/11/19
    ジャーナル フリー
    粘膜免疫ワクチンは全身性免疫及び局所粘膜の両者を賦活できることから, 急性中耳炎に代表される上気道感染症予防ワクチンとして大きく期待されている。粘膜免疫ワクチンは抗原と粘膜
    アジュ
    バントと呼ばれる免疫賦活物質からなり,
    アジュ
    バントがなければ免疫応答を誘導できない。既知の有効な粘膜
    アジュ
    バントであるコレラトキシン (CT) は, その毒性のため臨床応用が困難であり, 安全かつ有効な粘膜
    アジュ
    バントの開発が急務となっている。我々は, 樹状細胞 (DC) を標的とした新しい複合DNA
    アジュ
    バントの研究・開発を行っている。この
    アジュ
    バントはマウスにおいて有効な粘膜及び全身免疫応答を誘導したが, さらにその免疫応答を長期間持続させることが明らかとなった。このことから複合DNA
    アジュ
    バントは長期持続型経鼻ワクチンの開発を大きく前進させるものと考えられる。
  • 日下部 峻斗, 石井 健
    アレルギー
    2017年 66 巻 6 号 815-816
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/07/12
    ジャーナル フリー
  • 倉持 仁, 臼井 裕, 大場 岳彦, 石渡 庸夫, 小山 信之, 磯貝 進, 角 勇樹, 海野 剛, 稲瀬 直彦, 三宅 修司, 吉澤 靖之
    サルコイドーシス/肉芽腫性疾患
    2004年 24 巻 1 号 49-54
    発行日: 2004/10/01
    公開日: 2010/08/06
    ジャーナル フリー
    症例は65歳, 女性. 1999年よりHugh-Jones II度の労作時息切れを自覚し, 2000年の健康診断で胸部異常影を指摘された. 11月に当科を紹介受診. 左側肺優位の線維化肺所見に加え肺門, 縦隔, 腋窩リンパ節腫大を認め, ぶどう膜炎の併発, ACE, リゾチームの高値よりサルコイドーシスが疑われたが, 豊胸術の既往があり
    アジュ
    バント病に伴う間質性肺炎の可能性も考えられた. 気管支鏡検査では確定診断に至らず, 胸腔鏡下肺生検, 傍大動脈リンパ節生検を施行した. 傍大動脈リンパ節に典型的な類上皮細胞肉芽腫を認め, 肺組織所見もサ症の肺病変として矛盾しない所見でありサルコイドーシスと診断した. 胸腔鏡下生検が確定診断に有用であった.
  • 山中 盛正, 平松 計久, 平原 正, 岡部 達二, 中井 正久, 佐々木 文存, 後藤 紀久
    Journal of Veterinary Medical Science
    1992年 54 巻 4 号 685-692
    発行日: 1992/08/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    3種類のオイル
    アジュ
    バント(ISA-70, フロインド不完全
    アジュ
    バント(FIA), フロイジド完全
    アジュ
    バント(FCA))及びリン酸アルミニウムゲル(APG)をモルモットとラットに筋肉内注射し, 注射部位の病理学的変化を比較検討した. 肉眼的に, ISA-70乳剤注射モルモットでは, 注射後2~8週目に注射部位皮下組織の部分的肥厚と筋間結合組織の変色, 所属リンパ節の腫脹が認められた. FIAではISA-70とほぼ同質の変化を示したが, FCAでは2週目以降注射部位の著明な腫脹と硬結が観察された. また, APGでは筋肉内に限局して変色病変が認められた. 組織学的に, オイル
    アジュ
    バントでは, 72時間目には急性炎症反応が認められ, その後4週目をピークに, オイルシスト形成, マクロファージ, 類上皮細胞の集簇及び線維化が観察された. これらの変化は, モルモット, ラットともほぼ同様で, ISA-70では他の
    アジュ
    バントに比べ軽度で, 短期間に消退する傾向を示した. ニューカッスル病(ND)ウイルス抗原を含む各
    アジュ
    バント材料注射例では, 上記変化に加えて著明な小円形細胞(形質細胞, リンパ球)浸潤が認められた. また, ND赤血球凝集抑制抗体は, ISA-70注射例では, FIA注射例とほぼ同様の高い抗体価の推移を示した.
  • 大辻 一也
    Journal of Pesticide Science
    1986年 11 巻 3 号 387-392
    発行日: 1986/08/20
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
    23種類の界面活性剤を用いてMHのタバコ腋芽抑制作用を指標に界面活性剤の
    アジュ
    バント作用について検討した.
    界面活性剤の化学構造と薬害については一定の関係は得られなかったが, タバコにおいては従来からいわれていたC8~C12を含む界面活性剤が, 必ずしもつねに高い薬害を示すとはいえないことがわかった. また
    アジュ
    バント効果はC12およびC18:1を含む界面活性剤において局かった.
    界面活性剤の物性と
    アジュ
    バント作用については, 界面活性剤の薬害の出ない最高濃度および吸湿性に高い相関関係が認められたが, 表面張力, 接触角, HLB, pHには相関関係は認められなかった. またいくつかの保湿剤にも高い
    アジュ
    バント効果が認められた.
    以上の結果から, 従来の展着剤の効果つまり付着性, 湿展性, 懸垂性, 乳化性などに加えて
    アジュ
    バント効果を期待する場合には, 高濃度で植物に薬害を与えず, 吸湿性にすぐれた界面活性剤を選ぶことが重要であることがわかった.
  • 二宮 浩司, 山本 充孝
    魚病研究
    2001年 36 巻 3 号 183-185
    発行日: 2001/09/15
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     養殖アユの Pseudomonas plecoglossicida に起因する細菌性出血性腹水病に対するワクチンの開発のため, ホルマリン死菌にオイル
    アジュ
    バント(MONTANIDE-ISA711 または -ISA763A)を添加した腹腔内注射ワクチンの有効性を検討した。ワクチン接種22日後と52日後に腹腔内注射攻撃試験を行った結果,
    アジュ
    バント添加注射ワクチン区に高い有効性が認められた。しかし, 少なくとも65日後まで魚体内に
    アジュ
    バントの残留が確認された。
  • 熊谷 安夫
    日本内科学会雑誌
    1991年 80 巻 11 号 1775-1778
    発行日: 1991/11/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    ヒト・adjuvant病は,異物を用いた美容外科術後に起こる膠原病様もしくは自己免疫疾患様病態である.自験例,本邦報告例を検討すると, 1965年以前に異物注入法で手術を受けた症例が多く, PSSおよびその関連疾患との関係が深いと考えられた.一方近年海外での報告例が増加しており,これらの多くは1970年以後に,シリコンバッグの充填法で手術を受けている. PSSの頻度が高いということは自験,本邦報告例の結果と一致する.
  • インド・木版捺染布アジュラクと「プリント化」の事例から
    *金谷 美和
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2022年 2022 巻
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/09/13
    会議録・要旨集 フリー
     本発表では、手仕事のオーセンティシティについて、インドの木版捺染布
    アジュ
    ラクとその「プリント化」の事例から論じる。「プリント化」とは、伝統染織の文様表現がプリント技法によって複製されることであり、製造方法のオーセンティシティをめぐる問題が生じている。しかし
    アジュ
    ラクの製法道具である木版はもともと文様の複製技術であり、手仕事と機械生産に二分することのできない領域がある。
  • *五十嵐 芳暢, 中津 則之, 山田 弘
    日本毒性学会学術年会
    2016年 43.1 巻 P-42
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/08/08
    会議録・要旨集 フリー
    アジュ
    バントデータベースプロジェクトでは、各種
    アジュ
    バントを投与した動物の網羅的遺伝子発現情報を取得解析したデータベースを構築している。
    アジュ
    バントとは抗原とともに投与することで、抗原に対する免疫原性を増強、加速、延長する免疫増強製剤の呼称である。しかし、これまで
    アジュ
    バント自体の作用メカニズムについては、明らかではない部分が大きかった。そこで、
    アジュ
    バント単体を投与したラットの脾臓、肝臓等の網羅的遺伝子発現情報を取得することによって、
    アジュ
    バントの副作用や毒性および免疫システムへの作用メカニズムを探索、評価することを目指している。
    一方、これまでトキシコゲノミクスプロジェクトでは、薬剤を投与したラット肝臓や腎臓の遺伝子発現情報を用いた毒性予測モデルを構築してきたが、免疫調節に関わる薬剤の精度のよい予測モデルは構築されていなかった。本研究ではこれまで開発してきた毒性予測モデルの主な構築方法に改良を加え、Open TG-GATEsデータを用いて免疫抑制化合物予測モデルを構築した。改良した方法によって得られた特徴遺伝子は、自然免疫の初期応答に関わるメカニズムを反映していることが、パスウェイを再構築することにより示唆できた。またモデルの予測結果に偽陽性は少なかった。DrugMatrixを用いた外部データによる予測でも同様の傾向を示すことができた。本報告では上記予測モデルについて紹介する。
  • *十河 友, 王 秀鵬, 李 霞, 伊藤 敦夫, 後藤 康之, 大野 忠夫, 内村 英次, 山崎 淳司
    日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
    2012年 2012S 巻 3L32
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/03/28
    会議録・要旨集 フリー
    生体は、抗原物質と抗原性補強剤である免疫
    アジュ
    バントが共存すると免疫担当細胞の活性は増強される。一般に、免疫
    アジュ
    バントは抗原性増強作用を高めるほど毒性が強くなる傾向があり難点となっている。そこで本研究では、生体適合性のアパタイトのナノ粒子(HA)に、抗原性増強作用はほとんどないが、安全性が高い免疫
    アジュ
    バントの精製ツベルクリン(PPD)を複合化し、その抗原性増強作用を検討した。その結果、PPD単体あるいはHAにPPDが吸着した状態よりも、PPD-HAの共沈複合体の方がマクロファージ様細胞を活性化した。つまり、PPDの
    アジュ
    バント活性は、共沈複合化によりその安全性を維持しつつ飛躍的に高まったと考えられる。
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