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クエリ検索: "ペフ"
3,933件中 1-20の結果を表示しています
  • 竹中 允章, 西村 孝, 林 敬介
    Journal of Pesticide Science
    2001年 26 巻 4 号 347-353
    発行日: 2001/11/20
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
    ペフ
    ラゾエートは, エルゴステロールの前駆体である24-メチレンジヒドロラノステロールの14α位脱メチル阻害剤であり, その化学構造には不斉炭素原子1個を有する.
    ペフ
    ラゾエートの (S)-(-)-異性体は, (R)-(+)-異性体に比べ, イネばか苗病菌に約30倍の抗菌活性を示すことを既に報告した. この抗菌活性におけるエナンチオ選択性の要因は, 不斉炭素原子に隣接する窒素原子に立体的に嵩高い2-フラニルメチル基が置換しているためであると考えられた. そこで, この
    ペフ
    ラゾエートのエナンチオ選択的抗菌活性の要因を立証するため,
    ペフ
    ラゾエートのN-メチル類縁体の (R)-(+)-異性体と (S)-(-)-異性体を合成し, それらの菌叢生育阻止試験による抗菌活性を検定した.
    ペフ
    ラゾエートはイネばか苗病菌と同様, イネごま葉枯病菌およびイネいもち病菌に対してもエナンチオ選択的抗菌活性を示したが,
    ペフ
    ラゾエートのN-メチル類縁体では, これら3種の病原菌に対しエナンチオマー間の活性差はほとんど認められず, また, 14C-酢酸を基質にしたイネばか苗病菌のエルゴステロール生合成阻害程度においてもエナンチオマー間での選択活性を示さなかった. そこで, その要因を考察するため,
    ペフ
    ラゾエートとそのN-メチル類縁体の (R)-および (S)-異性体の安定分子形状を相互に比較検討した.
    ペフ
    ラゾエートとそのN-メチル類縁体のエナンチオマーは, いずれも油状液体であり, X-線構造解析が困難なため, 結晶で得られた
    ペフ
    ラゾエート誘導体の単結晶X線構造解析を行いコンピューターによる構造の最適化により
    ペフ
    ラゾエートとそのN-メチル類縁体の安定立体構造を求め, それらの形状を比較した. その結果, フラン環部分以外の
    ペフ
    ラゾエートの安定分子形状は, N-メチル類縁体のそれと類似していた. フラン環を有しないN-メチル類縁体では, (R)-および (S)-異性体間で抗菌力とエルゴステロール生合成阻害力に差が認められないことより,
    ペフ
    ラゾエートにおけるフラン環の占める空間とその配向の違いが抗菌力とエルゴステロール生合成阻害におけるエナンチオ選択活性の要因であると推察された.
  • 竹中 允章, 境 昭二, 西田 均, 木村 修一郎, 長谷 寛
    Journal of Pesticide Science
    1991年 16 巻 4 号 631-639
    発行日: 1991/11/20
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
    水田土壌中における
    ペフ
    ラゾエート (ペンタ-4-エニル=N-フ ルフリル-N-イミダゾール-1-イルカルボニル-DL-ホモアラニナート) の分解と土壌吸着性を, 14C標識
    ペフ
    ラゾエートを用いて調べた.
    ペフ
    ラゾエートの半減期は, 鉱質および火山灰土壌いずれにおいても1週間以内であった.
    ペフ
    ラゾエート添加後6週間目には, 添加した
    ペフ
    ラゾエート由来の14Cは約56%が土壌に残留し, その他は炭酸ガスとして揮散した. 主な分解生成物として, 4-ペンテニル=N-フルフリル-DL-ホモアラニナート, N-フルフリル-DL-ホモアラニナート, 1-[(RS)-1-カルボキシラートプロピル]-3-ヒドロキシピリジニウム, およびN-(フラン-2-イルカルボニル) グリシンが同定された. これらはいずれも10%以下の集積率であった.
    ペフ
    ラゾエートの土壌吸着性は中程度で, フロインドリッヒの吸着定数は, 鉱質土壌で16.3, 火山灰土壌で21.9であった.
  • 1. 苗立枯細菌病に対する防除効果
    加藤 智弘, 田中 孝, 藤田 靖久
    北日本病害虫研究会報
    1992年 1992 巻 43 号 34-36
    発行日: 1992/11/30
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    育苗期に発生するイネ苗立枯細菌病とばか苗病を同時に防除する目的で, オキソリニック酸剤, カスガマイシン剤とチウラム・ベノミル剤, トリフルミゾール剤,
    ペフ
    ラゾエート剤, プロクロラズ剤の組合わせにより, 苗立枯細菌病に対する防除効果を検討した。その結果, 種子処理ではチウラム・ベノミル剤, トリフルミゾール剤,
    ペフ
    ラゾエート剤とオキソリニック酸剤の同時種子粉衣処理, トリフルミゾール剤,
    ペフ
    ラゾエート剤とオキソリニック酸剤の同時高濃度短時間処理, プロクロラズ剤とオキソリニック酸剤の同時低濃度長時間処理, トリフルミゾール剤あるいは
    ペフ
    ラゾエート剤を高濃度短時間処理した後にオキソリニック酸剤を種子粉衣する処理の防除効果が高かった。また, トリフルミゾール剤,
    ペフ
    ラゾエート剤, プロクロラズ剤を処理した種子をカスガマイシン粒剤を混和した育苗培土に播種する体系も有望と考えられた。
  • 後藤 淳, 岡 善之
    成形加工
    2018年 31 巻 1 号 17-20
    発行日: 2018/12/20
    公開日: 2020/11/30
    ジャーナル フリー
  • 髙梨 敏史, 金子 祐子
    臨床リウマチ
    2023年 35 巻 3 号 153-161
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/01/25
    ジャーナル フリー

     

    ペフ
    ィシチニブは,日本で開発され,関節リウマチ(rheumatoid arthritis, RA)に対して承認されたヤヌスキナーゼ阻害薬(JAK阻害薬)の1つである.JAK阻害薬本邦では現在関節リウマチに対して5種類のJAK阻害薬は使用可能であるが,
    ペフ
    ィシチニブはJAK1,JAK2,JAK3,Tyk2の4種類すべてのJAKファミリーを阻害するpan-JAK阻害薬である点や腎機能による用量調節が不要な点で他のJAK阻害薬を異なる特徴を有する.現在までにpeficitinibを対象とし,3つのphase2b試験(RA21, RA22, RAJ1)と2つのphase3試験(RAJ3, RAJ4)が実施された.海外の試験で実施されたphase2b試験では,プラセボ群でのACR20反応率が高いという影響もあり,有効性を示すことができなかった.アジア中心に実施されたphase3試験では
    ペフ
    ィシチニブ100mg/日群,150mg/日群ともにプラセボ群と比較して,ACR20,50,70反応率の有意な改善を認めた.また,RAJ4では関節破壊抑制効果も認めている.安全性に関しては,帯状疱疹の発生率は他のJAK阻害薬と同様に頻度が多い傾向がみられた.悪性腫瘍や新血管系のイベントに関しては,長期試験の結果が待たれる.

  • 竹中 允章, 木村 修一郎, 田中 敏房, 和田 拓雄
    Journal of Pesticide Science
    1992年 17 巻 4 号 205-211
    発行日: 1992/11/20
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
    新規アゾール系殺菌剤である
    ペフ
    ラゾエート, 4-ペンテニル=(RS)-2-〔(2-フリルメチル) (イミダゾール-1-イルカルボニル) アミノ〕ブタノアートは, その分子中に1個の不斉炭素を有するためR-異性体とS-異性体から成るラセミ体である. 本稿では,
    ペフ
    ラゾエートの絶対化学構造と抗菌活性の関係を明らかにするため,
    ペフ
    ラゾエートの両光学異性体を光学活性なD-およびL-2-アミノ酪酸を出発原料としてそれぞれ不斉合成し, in vitro でのイネばか苗病菌に対する抗菌活性を検定した. その結果, 抗菌活性は, S(-) 体がR(+) 体よりED50値で約30倍強く, 0.24ppmでのエルゴステロール生合成阻害においてもS(-) 体がR(+) 体より4倍強い阻害を示した. 以上の結果から,
    ペフ
    ラゾエート光学異性体の活性体は, S(-) 体であることが判明した.
  • 向田 直樹, 林 宏二, 金濱 秀昭, 鈴木 敏和
    日本原子力学会誌ATOMOΣ
    2017年 59 巻 1 号 21-23
    発行日: 2017年
    公開日: 2020/02/19
    解説誌・一般情報誌 フリー

     福島第一原子力発電所3号機の使用済燃料プールからの燃料取り出しに向けて,原子炉建屋オペレーティングフロア(以下「オ

    ペフ
    ロ」)は,100mSv/h以上の高線量の放射線環境であるため,オ
    ペフ
    ロ上の作業の実施には被ばく低減対策が不可欠である。オ
    ペフ
    ロにおける作業環境線量の低減手法は,除染や遮へいが考えられるが,より有効な線量低減対策を講じるためには,方向依存性とγ線エネルギー分布の測定により現状を把握することが重要である。本稿では当該測定方法及び結果について紹介する。

  • 白井 啓介, 松下 郁, 黒澤 正彦, 向田 直樹
    日本原子力学会誌ATOMOΣ
    2017年 59 巻 1 号 17-20
    発行日: 2017年
    公開日: 2020/02/19
    解説誌・一般情報誌 フリー

     使用済燃料取扱設備設置時及び運用時にオ

    ペフ
    ロ上において有人作業が計画されている。予め有人作業の可否を確認するためにオ
    ペフ
    ロ上へ「(2)3号機 オ
    ペフ
    ロ大型ガレキ撤去,除染,遮へい体設置」にて設計された遮蔽体を設置した後の線量率を評価する必要がある。そこで,クローラクレーンを使用した遠隔での線量測定を実施し,線量測定値から放射能濃度を推定する手法を開発し,得られた放射能濃度を用いて遮蔽体設置後の有人作業エリアにおける線量率を遮蔽体構造を三次元で精緻にモデル化して評価しており,その過程を紹介する。

  • 和田 拓雄, 久津間 誠一, 竹中 允章, 広田 洋二郎
    日本植物病理学会報
    1991年 57 巻 2 号 153-159
    発行日: 1991/04/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    ペフ
    ラゾエートは子のう菌類,担子菌類および不完全菌類に属する広範囲の植物病原菌に対して高い抗菌性を示したが,藻菌類に対する活性は劣った。イネばか苗病菌,ごま葉枯病菌およびいもち病菌分生胞子に対する発芽阻止力は弱いが,発芽管の伸長抑制,膨潤化,異常分岐などの形態異常を低濃度(0.1∼1μg/ml)でひき起こした。
    ペフ
    ラゾエートを処理したばか苗病菌の脂質をガスクロマトグラフィーにより分析したところ,無処理に比べ24-メチレンジヒドロラノステロール,オブッシホリオールなどステロール骨格C-14位の脱メチル化していないステロールの顕著な増加が認められた。このことから
    ペフ
    ラゾエートは,エルゴステロールの正常な生合成経路,すなわち24-メチレンジヒドロラノステロールから4.4-ジメチルフェコステロールへの脱メチル化反応を阻害していると推定された。
    ペフ
    ラゾエートはイネばか苗病菌のジベレリン産生抑制作用も有しており,イネばか苗病をはじめとする種子消毒剤として優れた特徴を具備していると考えられた。
  • 和田 拓雄, 平松 基弘, 竹中 允章
    日本植物病理学会報
    1991年 57 巻 4 号 477-484
    発行日: 1991/10/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    ペフ
    ラゾエートはイネの主要種子伝染性病害であるイネばか苗病,ごま葉枯病およびいもち病に高い種子消毒効果を示した。イネばか苗病に対する防除機構を,薬剤の種籾付着保持量および玄米部位への移行量との関係で調べた。20倍10分間浸漬処理した種籾での付着保持量は,浸種後で約140ppm,玄米部位では浸種中に徐々に増加し浸種終了時に約30ppmに達した。200倍24時間浸種処理では,種籾で約70ppm,玄米部位で23ppmであった。
    ペフ
    ラゾエートのイネばか苗病菌に対するMIC値は0.78∼12.5ppmの範囲にあるので,両処理法とも玄米部位でこれを大きく上回る濃度であった。一方,同様に処理した種籾およびその籾穀を除去した玄米を薬剤無添加培地にのせ,該菌を分離したところ,種籾からはまったく分離されなかったが,玄米からは約10%分離された。また,種籾に替えてイネばか苗病菌含菌ペーパーディスクを同様に処理した場合にも,100ppm処理区からも若干該菌が再生した。このことから
    ペフ
    ラゾエートの作用は静菌的であると推定された。しかし,薬剤処理した菌叢のその後の生育は,水洗の有無にほとんど関係なく著しく抑制された。また,薬剤処理時間が長くなるほど再生程度は低下した。実際の育苗箱での安定した効果は,籾殻および種籾に大量に付着保持されている薬剤が,玄米部位で静菌的に生存している菌に対してbarrierとしての役割を果たし生育を阻止していることによると考えられる。
  • ―NZ・ランギポデザートのマウンド状微地形発達過程に関わる植生動態と火山撹乱―
    *菊池 俊一, 矢島 崇, 丸谷 知己
    日本森林学会大会発表データベース
    2008年 119 巻 P1d41
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/03/14
    会議録・要旨集 フリー
  • 井上 隆司, 林 弘忠, 西岡 信博
    日本原子力学会誌ATOMOΣ
    2017年 59 巻 1 号 15-17
    発行日: 2017年
    公開日: 2020/02/19
    解説誌・一般情報誌 フリー

     3号機におけるプール燃料取り出し計画の最初の取り組みは,崩落したトラス鉄骨やコンクリート片などの汚染瓦礫の解体撤去と,著しく汚染した床表面の除染および床上への遮へい体設置などの準備工事であった。解体撤去に当たっては遠隔操作機器の開発を進める一方で,詳細な調査結果に基づいた瓦礫取出の計画と挙動シミュレーションを繰り返し,切断・つかみ位置の詳細な手順および監視方法を検討した。除染・遮へいの計画は崩落瓦礫下のオ

    ペフ
    ロ状況を推測し,適切な除染方法の選定及び遮へい体の許容荷重の評価を行った上で,いずれも遠隔操作による除染計画,遮へい体設置計画を立案し機器開発を行った。現在,燃料交換機を含むオ
    ペフ
    ロ上瓦礫撤去と除染作業を終え,遮へい体の設置工事を実施中である。本稿では計画の概要と高線量下で実施したこれまでの取り組みを紹介する。

  • 山田 孝, 丸谷 知己, Manville Vernon, 木村 正信, 眞板 秀二
    砂防学会誌
    2009年 62 巻 1 号 3-10
    発行日: 2009/05/15
    公開日: 2014/02/01
    ジャーナル オープンアクセス
    It is essential to determine the changes in the hydraulic characteristics of mud flows in order to better understand the flow mechanism and to develop efficient measures. We successfully observed the behavior of large-scale mud flows triggered by the bursting of a crater lake on Mount Ruapehu, New Zealand on March 18, 2007. We collected various images of the mud flow, including serial static pictures taken by our automated camera systems and video footage taken by New Zealand authorities and local television companies. Hydraulic calculations, including image-analysis, were performed to reveal mud flow flowing characteristics and to create mud flow hydrographs. Then these calculations were used to reveal travel distance.
    The peak discharge of the mud flow exponentially decreased with travel distance. The remarkable peak discharge decrease at Rangipo Desert can be explained by a gradient decrease, mud flow separation, and underground water infiltration. The mud flow behaved as a turbulent debris flow in the lower reach of the Tranzrail Gauge Station. The continuous drift currents of the mud flow between Strachans Bridge and Kauangaroa Station may suggest that one factor contributing to the decrease in mud flow energy was the friction of the bending river banks.
  • 小林 靖, 末永 和也, 松岡 一平
    日本原子力学会誌ATOMOΣ
    2017年 59 巻 1 号 13-15
    発行日: 2017年
    公開日: 2020/02/19
    解説誌・一般情報誌 フリー

     2011年3月11日に福島第一原子力発電所で事故が発生して以来,東京電力は廃炉に向けて政府及び協力企業と共に,原子炉や燃料プールの注水冷却,使用済燃料の取り出し,汚染水問題等に取り組んでいる。廃炉の主な項目は,使用済燃料プールからの燃料(以下,プール燃料)取り出し,燃料デブリの取り出し及び原子炉施設の解体である。本稿では各号機のプール燃料取り出し計画について紹介する。

  • 3.放射線遮蔽の知見による線源推定
    平山 英夫
    日本原子力学会誌ATOMOΣ
    2022年 64 巻 1 号 23-27
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/01/10
    解説誌・一般情報誌 フリー

     事故後10年を経過した福島第一原子力発電所の廃炉に向けた取り組みでは,原子炉建屋内外の放射能(燃料デブリを別にすれば,Cs-137)の把握が今後とも重要な課題である。遠隔での測定による場所が多いことを考えると,放射線・放射能およびそれらの測定という「放射線工学部会」が対象としている分野の役割がますます重要になると思われる。以下では,これまでの取り組みの例として,廃炉工程との関連で関心が高まっている,シールドプラグの上段と中段の隙間に沈着しているCs-137放射能推定を取り上げる。

  • 境 昭二, 竹中 允章, 西田 均, 長谷 寛, 木村 修一郎
    Journal of Pesticide Science
    1993年 18 巻 3 号 217-223
    発行日: 1993/08/20
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
    水稲種籾に浸漬処理した
    ペフ
    ラゾエート (4-ペンテニル=(RS)-2-[フルフリル (イミダゾール-1-イルカルボニル) アミノ] ブタノアート) の幼苗期の水稲における移行および代謝を, 三種の14C標識
    ペフ
    ラゾエートを用いて調べた. 砂培土に播種後3週目における水稲体内の14Cは, 三種の標識体において81.3~86.3%が種籾中に分布していたが, 5週目には54.1~55,8%に減少した. その減少は, ほぼ茎葉および根への移行によるものであつた. 一方,
    ペフ
    ラゾエートの代謝は活発で, 3週目に幼苗中全14Cの49.1~58.2%存在していた
    ペフ
    ラゾエートは, 5週目には22.6~254%に減少し, その大部分 (90.2~93.9%) は種籾に存在していた. 主要代謝物として, 4-ペンテニル=(RS)-2-フルフリルアミノブタノアート, (RS)-2-フルフリルアミノブタノアート, 1-[(RS)-1-カルボキシラートプロピル]-3-ヒドロキシピリジニウム, N-(フラン-2-イルカルボニル) グリシン, (RS)-2-アミノブタン酸, イミダゾール, ヒダントイン, ヒダントイン酸が同定された. 抱合体の生成はわずかであった. これらの代謝物から, 水稲中における代謝経路は土壌中とほぼ同じであると考えられた.
  • 1.福島第一における放射線計測・遮蔽に関する現状と今後の課題
    高平 史郎
    日本原子力学会誌ATOMOΣ
    2022年 64 巻 1 号 12-16
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/01/10
    解説誌・一般情報誌 フリー

     福島第一原子力発電所事故により,燃料棒の中に閉じ込めていた放射性物質が拡散し,構内外の放射線環境が変化した。放射線防護を確実なものとしつつ廃炉作業を着実に進めるため,新たな技術を導入しながら放射線管理を遂行してきた。ここでは,これまで行ってきた取り組みや今後の課題について記す。

  • 岡山 健夫, 中野 智彦, 萩原 敏弘
    関西病虫害研究会報
    1991年 33 巻 15-19
    発行日: 1991/05/01
    公開日: 2012/10/29
    ジャーナル フリー
    1. ベノミル剤の耐性菌を検定した結果,県内の菌株のなかで2菌株, 県外の菌株6菌株のうち4菌株が耐性菌であった。
    2.
    ペフ
    ラゾエート水和剤はベノミル剤感性菌, 耐性菌のいずれの接種感染株にも高い防除効果を認めた。 耐性菌は感性菌に比較して病原性が低下する傾向を認めた。
    3.
    ペフ
    ラゾエート水和剤200倍の5分間株浸漬は, ベノミル1,000倍液の株浸漬に比較して防除効果が高く, 500倍液の浸漬においてもベノミル剤と同等の防除効果を示した。
    4. イチゴ炭そ病の自然発病株に対する防除効果を調査した結果,
    ペフ
    ラゾエート水和剤200倍, ピリフェノックス水和剤1,000倍液の5分間株浸漬は, ベノミル水和剤1,000倍と同等または勝る効果があることが明らかになった。
  • 澤田 勉, 後藤 尚男
    地震工学研究発表会講演概要
    1981年 16 巻 125-128
    発行日: 1981年
    公開日: 2010/03/17
    ジャーナル フリー
  • 3.2号機使用済燃料プールからの燃料取り出し設備の概要
    東倉 一郎, 藤田 友基, 小林 祐輝, 宮本 崇弘, 髙崎 史晟
    日本原子力学会誌ATOMOΣ
    2024年 66 巻 3 号 133-134
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/03/10
    解説誌・一般情報誌 認証あり

     東日本大震災後も水素爆発に至らず建屋が残存している福島第一原子力発電所2号機の使用済燃料プールに貯蔵されているプール燃料の早期取り出しを目的として,建屋上部は解体せず,建屋オペレーティングフロア外壁に設ける開口部から投入する燃料取扱設備により,遠隔操作でプール燃料を取り出す工法を立案した。開口部の寸法制約等の理由により,燃料取扱設備には従来型の門型クレーンを適用できない。このため,燃料取扱設備には既存のブーム型クレーンの技術を応用し,耐震性・遠隔操作性・安全機能等に考慮して,燃料取り出し開始に向けた機器製造を進めている。

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