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クエリ検索: "メディカルラリー"
38件中 1-20の結果を表示しています
  • 黒田 梨絵
    健康科学大学紀要
    2018年 14 巻 163-172
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/08/10
    ジャーナル フリー
    【目的】2016年度に開催された
    メディカルラリー
    を見学した1 年次の看護学生の学びについて報告することである。
    【方法】2016年度に開催された
    メディカルラリー
    に、1 年次の看護学生6 名が見学した。ラリー見学後、学生に満足度・重要度、学習の要望等を尋ね、さらに事後学習としてラリーで学んだことをまとめてもらった。
    【結果】ラリー見学の経験に対する満足度や重要度は高かった。また、看護学生は、【救急・災害看護に必要なスキル】【医療従事者相互の連携】【医療従事者と患者・家族との疎通】の必要性について学び、【救急・災害看護への興味が向上】した。
    【考察】看護学を学び始めた1 年次の学生が、ラリーを見学したことで、大学内において机上で学習している知識と技術の重要性を実感できた。また、看護学生は救急看護や災害看護への興味を向上させたことから、シミュレーション教育の1 つであるラリーに、早い時期から看護学生が参加することは実践的教育の一助となることが示唆された。
  • 黒田 梨絵
    健康科学大学紀要
    2019年 15 巻 71-77
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/06/30
    ジャーナル フリー
    【目的】
     災害発生時や緊急時の対応力・実践能力を向上させるには,シミュレーション教育が有効であると報告され,近年,シミュレーション教育の実施が求められている。そこで,看護学生への災害対応のための新たなシミュレーション教育を実施した効果を明らかにすることを目的とした。
    【方法】
     2017 年9 月と3 月,看護学生10 名が
    メディカルラリー
    に参加した。ラリー参加前後にて,質問紙調査を実施した。調査項目は,基本属性,知識と技術の自己評価,学業と職業の接続意識尺度,学んだこと等を尋ねた。分析方法は,ラリー前後の得点比較のため対応のあるt 検定,およびKrippendorffの内容分析とした。
    【結果】
     ラリー前と比較し,ラリー後において,フィジカルアセスメント力(t=-5.158,p=.001),看護技術力(t=-3.528,p=.010)等の自己評価が有意に向上した。また,学んだことには【人命救助に必要な実践力】【現場にあった状況判断力】等が挙がった。
    【結論】
     看護学生が,現場さながらの救急・災害現場を再現した
    メディカルラリー
    というシミュレーション教育に参加した結果,フィジカルアセスメント力や看護技術等の自己評価が向上し,災害現場や緊急時に必要な実践力等の必要性に気づくことが明らかになった。シミュレーション教育の実施は,現場対応の可能な人材育成のための実践的教育となりえることが示唆された。
  • 大河原 治平, 清住 哲郎, 金子 直之, 越阪部 幸男, 阪本 敏久, 岡田 芳明
    日本臨床救急医学会雑誌
    2007年 10 巻 4 号 409-414
    発行日: 2007/08/31
    公開日: 2024/02/08
    ジャーナル フリー

    埼玉県下で開催した

    メディカルラリー
    の経験を報告する。 1日(約8時間)の日程。スタッフ98名,競技者57名(12チーム)。想定は4事例で,①小児のVFとPablic Access Defibrilation(以下,PADと略す),②通り魔による複数傷病者,③非番日にコンサート会場でテロに遭遇,④瓦礫の下での救護とした。競技者は全想定に挑戦し,その対応をスタッフが採点し,終了後に要点を解説した。全プログラム終了後に参加者全員にアンケート調査を行った。競技者のうち,想定に関しては87%が,評価基準に関しては89%が「適切」と回答した。スタッフからは87%が「競技者の行動から学ぶものがあった」と回答があった。日程に関しては,競技者の大多数は「適切」,スタッフの36%は「きつい」と回答した。全体としては,斬新なテーマ,リアルな状況設定,既存のプロトコールにとらわれない評価方法がうまく噛み合って,競技者・スタッフともに高い満足度が得られた。開催を重ねてさらに洗練させたい。

  • 林 靖之, 谷 暢子, 明石 浩嗣, 一柳 裕司, 大津谷 耕―, 寺師 榮, 甲斐 達朗
    日本臨床救急医学会雑誌
    2005年 8 巻 6 号 413-419
    発行日: 2005/12/31
    公開日: 2024/03/19
    ジャーナル フリー

    2004年10月2日に第3回大阪千里メデイカルラリーを開催した。会場は万博記念公園で,6カ所のシナリオステーションを設けた。競技テームの構成は医師2名,看護師2名,救急救命士2名の計6名で,18チームが参加した。シナリオ概略は,①徐脈症例,②中毒症例,③交通外傷症例,④心停止症例,⑤転落外傷症例,⑥多数傷病者発生事例とした。18チーム中12チームが60%以上の得点を獲得した。また,競技者全員にアンケート調査を実施した。各種教育コースの受講については,二次救命処置や病院前外傷処置では受講率が高かったが,災害対応では受講率が低かった。また,メデイカルラリーの意義については,チームワークの重要性,災害対応の重要性,現場医療の必要性の理解に有意義であったとの回答が多かった。以上よリメデイカルラリーの開催は有意義であり,全国的な展開がなされることが望ましいと考えられた。

  • 伊藤 裕介, 佐藤 秀峰, 澤野 宏隆, 林 靖之, 稲葉 基高, 須田 高之, 明石 浩嗣, 藤原 雅宏, 大和田 均, 大西 光雄
    日本臨床救急医学会雑誌
    2018年 21 巻 6 号 709-714
    発行日: 2018/12/31
    公開日: 2018/12/31
    ジャーナル フリー

    院外心停止患者に対する一般市民の応急手当の実施は非常に重要であるが,その教育の導入年齢については各国で異なる。われわれは小学生に応急手当の講習を行い,その教育効果を評価し,実習導入の適正年齢を検討した。方法は,子ども

    メディカルラリー
    に参加した小学5・6年生102名のうち37名の応急手当の質を評価した。子どもの体重の中央値は34(30〜39)kg であり,胸骨圧迫の深さの中央値は30(25〜34)mm,胸骨圧迫の回数の中央値は124(113〜132)回/ 分,適切なrecoilの回数の中央値は89(74〜100)%であった。理解度の評価では安全の確認と呼吸の確認のみ及第点に及ばなかった。同時に行ったアンケートでは,すべての保護者が実習の内容を理解し,興味があると答えた。小学5・6年生への応急手当実習は内容の理解は可能であるが,体格に配慮する必要があり,保護者への影響を考慮すると導入に適切な年齢であると考える。

  • 日下 あかり
    日本臨床麻酔学会誌
    2020年 40 巻 1 号 64-68
    発行日: 2020/01/15
    公開日: 2020/02/19
    ジャーナル フリー

    医学教育と臨床現場を「つなぐ」ために求められるものは何であろうか.受講生のニーズに応じた教育デザイン,インストラクターの質,インストラクター育成などが考えられる.一次救命処置,ABCD評価を用いた観察,外傷患者の診方,多数傷病者事案や災害対応など,具体的にどのように身に付けて現場で使えるようになるのか.シナリオの作り方,受講生を導きニーズを満たすためにファシリテートするインストラクターに工夫が必要である.また,より良い教育にするために,後続するインストラクターの育成も必要である.救命コースや

    メディカルラリー
    の開催など,多職種による院内外シミュレーションを通して教育と現場の「つなぐ」を実現していく.

  • ―メディカルラリーの結果を通じて―
    金子 正幸, 大河原 治平, 澤田 直司, 安藤 清孝, 相原 勝盛, 柳川 洋一, 阪本 敏久
    日本臨床救急医学会雑誌
    2012年 15 巻 1 号 24-26
    発行日: 2012/02/29
    公開日: 2023/02/17
    ジャーナル フリー

    目的:雷撃で多数傷病者が発生した際,心肺停止(cardiopulmonary arrest,以下CPAと略す)傷病者治療を優先する原則(以下reverse triageと略す)の認知度を調査した。方法

    メディカルラリー
    を施行し,被雷した傷病者6名中3名がCPAというシナリオを用いた救護活動を評価し,競技終了後reverse triageの知識の有無を質問した。結果:8チーム40名が参加した。1チームが2人のCPAを,2チームが1人のCPAを心拍再開させた(心拍再開3/8チーム)。また,reverse triageの知識保有者は,医師と救急隊員各1名で,競技には活かされなかった。考察・まとめ:雷撃時,心停止を免れたあるいはCPAに至り心拍再開した場合,再び心停止をきたすことはまれで生存可能性が高い。よって雷撃時,トリアージの優先順位は逆となる。reverse triageはあまり知られていないので,啓発の必要がある。

  • ―大阪千里メディカルラリーにおける観察研究―
    小林 正直, 冨士原 彰, 森田 大, 西本 泰久, 三嶋 隆之, 新田 雅彦, 林 敏雅, 林 靖之, 小林 誠人, 里 憲士
    日本臨床救急医学会雑誌
    2010年 13 巻 4 号 517-524
    発行日: 2010/08/31
    公開日: 2023/03/31
    ジャーナル フリー

    目的:心停止時の高度な気道確保器具挿入が胸骨圧迫と換気の中断時間に与える影響を検証する。方法:大阪千里

    メディカルラリー
    (2006年~2009年)にて,70の競技チームを対象として観察研究を行った。気管挿管に関連した胸骨圧迫と換気の中断時間,挿管操作時間,換気中断時間延長の理由を検討した。結果:用手法にて気道を確保したテームに,胸骨圧迫や換気の中断はなかった。挿管確認時の胸骨圧迫中断時間中央値は2006年で13.1秒,2007年で6.3秒,2008年で6.4秒,2009年で8.3秒であった。一方,気管挿管に関連した換気中断時間総和の中央値は2006~2009年にて85秒に達した。挿管達成時に限った検討では,挿管操作時間が30秒未満であったものは72.3%であったが,換気中断時間が30秒未満であったものは8.5%のみであった。換気中断時間延長の最多理由は,換気再開の手順を1つずつ実施している場合であった。結語:2007年以降,胸骨圧迫中断時間の短縮が認められたが,換気中断時間の短縮は十分でなかった。

  • 橋本 侑美, 大橋 麗子
    日本小児看護学会誌
    2022年 31 巻 211-218
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/11/30
    ジャーナル フリー

     本研究の目的は、小学5、6年生を対象とした心肺蘇生教育の実施により、教育前後の一次救命処置(BLS)手技に対する自己評価と救命に対する思いの変化、心肺蘇生教育後に児童が感じたことを明らかにすることである。小学5、6年生225名を対象に調査を行った。心肺蘇生教育実施により、「BLS手技に対する自己評価」、「救命に対する思い」の向上がみられた。過去に心肺蘇生教育を受けた経験がある児童はそうでない児童よりも、心肺蘇生教育前の「BLS手技に対する自己評価」、「救命に対する思い」が高かったが、実施後にその差は小さくなった。児童の心肺蘇生教育に対する学習意欲は心肺蘇生教育前後ともに高かった。心肺蘇生教育後に児童が感じたことでは、【人命救助意識のめばえ】、【心肺蘇生法実践意欲の向上】が示された一方、【実技に対する困難感】や【心肺蘇生法実践に対する不安】も示された。

  • 日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会誌
    2016年 32 巻 3 号 78-83
    発行日: 2016年
    公開日: 2020/03/24
    ジャーナル フリー
  • 山下 和範, 長谷 敦子, 田崎 修, 澄川 耕二
    蘇生
    2011年 30 巻 3 号 167b
    発行日: 2011/10/25
    公開日: 2012/01/13
    ジャーナル フリー
  • 佐藤 圭路, 松岡 晃弘, 佐伯 晋祐, 岡田 章宏, 檀上 友孝, 北村 祐二, 光永 英紀
    蘇生
    2019年 38 巻 3 号 175-
    発行日: 2019/10/31
    公開日: 2019/12/21
    ジャーナル フリー
  • 健康科学大学紀要
    2018年 14 巻 cover1-
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/08/10
    ジャーナル フリー
  • 鄭 炳表, 薄田 一, 菅 智茂, 浅井 敏男, 赤石 明, 川崎 和義, 高橋 卓
    情報通信研究機構研究報告
    2017年 63 巻 2 号 79-90
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/06/05
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • 効率化の工夫
    石田 泰史, 松本 昌美, 川野 貴弘, 小畠 康宣, 下川 充, 吉村 淳, 明石 陽介
    日本医療マネジメント学会雑誌
    2019年 20 巻 1 号 41-44
    発行日: 2019/06/01
    公開日: 2024/02/26
    ジャーナル フリー

     へき地で救急医療を実践するには様々な困難が存在する。医師・看護師等のモチベーションを維持する為には無駄を排し効率よく運営することが重要となる。今回奈良県南部約64%の広大な医療圏で唯一の2次救急病院として2016年4月1日に南奈良総合医療センターが開院した。院内に救急センターを設置し救急対応を担うこととなったが、開院前から様々な問題点が想定された。これらの問題点を解決すべく開院前に準備した効率化の工夫がどのような効果があり機能したかを後視的に検証した。我々が取り組んだ工夫は、まず救急医療に精通しているスタッフとそうでないスタッフをペアにした勤務体系を構成して勤務を通して救急医療を学べる体制、いわゆるon the job training(OJT)の体制としたことである。また安全で安価なinformation and communication technology(ICT)を利用しタブレットによる画像等を情報共有したコンサルト体制を構築し医師の時間外登院頻度を減じた。この体制によりスタッフはいつでも院外の専門診療科医にもコンサルトが可能となった。2016年4月1日から2017年12月末までに当院では22369件の救急患者の受け入れを行ったがそのうち救急車搬入6929件(31.0%)、ドクターヘリ272件(1.2%)であった。これは以前の南和地区での救急車受け入れ件数の約2倍であることが奈良県広域消防のデータから明らかになった。へき地での救急医療は効率化・安全性をマネジメントすることが重要で十分な救急体制の構築・維持ができる可能性が示唆された。

  • 鄭 炳表, 菅 智茂, 薄田 一, 川崎 和義, 髙橋 卓, 豊嶋 守生
    日本航空宇宙学会誌
    2021年 69 巻 7 号 226-232
    発行日: 2021/07/05
    公開日: 2021/07/05
    ジャーナル 認証あり

    地震等,大規模災害の発生に伴った通信途絶の回避や早期復旧に活用するため,情報通信研究機構(NICT)では災害に強い衛星通信ネットワークを研究開発している.東日本大震災の際の災害派遣の教訓から,走行中でも通信ができるWINDSの小型車載局等を開発した.また,災害対応に役立つ小型車載局の付加機能の開発を行うと同時に,地方自治体,消防等の緊急対応組織の協力を得ながら,災害対策実験を重ねてきた.さらに,2016年熊本地震が発生した時には,WINDS用の大型車載局,小型車載局やメッシュネットワークとともに職員を熊本県高盛町に派遣し,応急ネットワークを構築した後,鹿島宇宙技術センター経由でインターネット衛星回線を災害対策本部や住民に提供した.本稿では東日本大震災以降,NICTが開発したWINDS用の地球局やその付加機能,またこれらを用いた災害対策実験の内容に加え,2016年熊本地震時の応急対応について紹介する.

  • ~救急専門薬剤師に期待する役割~
    鈴木 昭夫, 添田 博, 織田 順
    日本医療薬学会年会講演要旨集
    2022年 32 巻 S56
    発行日: 2022/09/23
    公開日: 2022/11/18
    会議録・要旨集 フリー
  • 日本シミュレーション医療教育学会雑誌
    2019年 7 巻 107-124
    発行日: 2019年
    公開日: 2021/11/22
    ジャーナル フリー
  • 小林 誠人, 甲斐 達朗, 中山 伸一, 小澤 修一
    日本救急医学会雑誌
    2007年 18 巻 9 号 652-658
    発行日: 2007/09/15
    公開日: 2009/02/27
    ジャーナル フリー
    JR福知山線列車脱線事故における初動期の現場医療活動について報告し, 災害医療の観点から検証する。事故概要 : 2005年4月25日9時18分JR福知山線で列車脱線事故が発生した。死者107名, 負傷者549名 (重症139名) の多数傷病者発生事案であった。現場活動 : 我々は事故発生から約40分後の10時01分に現場到着した。先着医療チームとして2次トリアージと応急救護所における緊急処置に従事した。また医療チームが順次現着した後は医療チームのcommanderを担当し, 現場医療活動の統括にあたった。検証 : ドクターカーシステムが整備, 認知されており発災早期に医療チームの現場派遣が可能であった。また医療チームは統制がとられ適切にトリアージ, 現場治療がなされたと評価される。その結果, 科学的に証明することは種々の理由により困難ではあるが, preventable deathが回避できたと推測している。しかし, 初動期において各機関は十分な情報収集と共有化が行えなかった。その結果, 詳細な事故状況, 通信手段, 患者搬出の動線, 搬送手段 (救急車, ヘリなど) の状況, 搬送医療機関の選定, 医療チームの要請状況などの把握, 整備, 確立に時間を要した。今後は現場指揮本部を通じて消防, 警察と早期から十分に情報共有を行い, トリアージ, 処置, 搬送の一連の連鎖が途切れることなく行われることが期待される。まとめ : 災害医療は日常業務の延長にあり, 本事案で明らかとなった課題を検証し, 本邦における災害医療システムの構築, 整備, 啓蒙が望まれる。
  • 日本外科系連合学会誌
    2012年 37 巻 3 号 507-541
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/07/04
    ジャーナル フリー
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