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クエリ検索: "レモングラス"
345件中 1-20の結果を表示しています
  • 石渡 仁子, 高村 仁知, 的場 輝佳, 河智 義弘, 高田 修
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2002年 14 巻
    発行日: 2002年
    公開日: 2003/04/02
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】近年、第3次機能性をうたった飲料が多く市販されている。しかし、牛乳や乳飲料に含まれる機能性成分についての研究は少ない。本研究では、乳牛に
    レモングラス
    およびクローブを与えて生産したハーブ牛乳について、そのラジカル捕捉活性および活性成分を比較検討した。【方法】高泌乳牛と低泌乳牛に
    レモングラス
    またはクローブを7日間給与した後、搾取した乳中のラジカル捕捉活性、総ポリフェノール量、アスコルビン酸、シトラール量、オイゲノール量を無給与牛と比較した。【結果】
    レモングラス
    給与牛、クローブ給与牛、いずれも無給与牛と比較して、ラジカル捕捉活性および総ポリフェノール量が有意に増加した。増加の程度は給与量が多いほど大きく、また、高泌乳牛で大きかった。
    レモングラス
    給与牛ではシトラールが、クローブ給与牛ではオイゲノールがそれぞれ乳中に検出された。
  • IV. 原料葉の乾燥が収油率および油質におよぼす影響*
    宮崎 幸男, 大野 清, 中原 公男
    熱帯農業
    1967年 11 巻 1-2 号 1-4
    発行日: 1967/09/30
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    1) 無処理区および陽乾陰乾のそれぞれ異なる日数の乾燥区を設け, シトロネラの原料葉の乾燥と収油率および油質との関係について1964年と1966年に研究を行なつた.
    2) 生葉重に対する収油率については乾燥の影響はほとんど認められなかつた.
    3) 油のエステル価は乾燥によりやや低下するが, アセチル価は乾燥によりやや増大する傾向が認められた.
    4) 乾燥により油のシトロネラールおよび総ゼラニオール含量がともに増大し, したがつて油質のよくなる傾向が認められた.
  • 安部 茂, 佐藤 祐一, 井上 重治, 石橋 弘子, 丸山 奈保, 滝沢 登志雄, 大島 治之, 山口 英世
    日本医真菌学会雑誌
    2003年 44 巻 4 号 285-291
    発行日: 2003/10/30
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    アロマテラピーとして経験的に利用され,真菌症に効果があるといわれる植物精油12種について,牛胎児血清を含む培地でのCandida albicansの発育形態に及ぼす作用を調べた.C.albicansをRPMI1640培地で3時間培養して,germ tubeを形成させた後,様々な濃度の精油を添加して,更に16時間培養し,発育菌糸量をクリスタル紫染色法にて測定した.その結果,100μg/mlの濃度で加えた場合には,
    レモングラス
    (Lemongrass),タイム(Thyme),パチュリ(Patchouli),シダーウッド(Cedarwood)の各精油が明確な菌糸形発育抑制作用を示した.
    レモングラス
    精油の主要構成物質であるcitralは,25~100μg/mlの濃度で菌糸形発育を阻止し,200μg/ml以上では菌糸形発育のみならず,酵母形発育に対しても抑制的に作用した.これらの結果は,C.albicansの発育,とくに菌糸形発育を強く阻止する作用をもつ
    レモングラス
    精油,もしくはcitralが表在性カンジダ症の局所療法に有用である可能性を示すものである.
  • *吉井 英文, Kaewpanha Malinee, Paramita Vita, Lauruengtana Vichuta
    化学工学会 研究発表講演要旨集
    2009年 2009f 巻 X108
    発行日: 2009年
    公開日: 2010/05/26
    会議録・要旨集 フリー
  • IV 葉油のミルセン含量について*
    宮崎 幸男, 及川 紀久雄, 大野 清
    熱帯農業
    1970年 14 巻 1 号 1-4
    発行日: 1970/08/31
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    1) 既報の研究で分類された
    レモングラス
    の4系統群より各群を代表する8系統を選び, これらのほ場栽培および温室栽培よりえられた葉油についてガスクロマトグラフィーによりミルセンの分析を行ない, 系統とミルセン含量との関係について研究した.
    2) 第1群の系統14のミルセン含量はほ場栽培で4.3%, 温室栽培で2.4%で西インド
    レモングラス
    に属する他系統に比べて極めて低かった.このことおよび既報の研究で認められた本系統の諸特性から本系統が東
    インドレモングラス
    Cymbopogon flexuosus STAPFに属することは間違いないことと思われる.
    3) 第2群の系統6はミルセン含量が15.9%および12.9%で全系統の中でミルセン含量の最も高いことで特徴ずけられる.
    4) 第4群の系統1, 4, 5, 8の4系統の中では系統1はミルセン含量が比較的高く, 一方残りの3系統はミルセン含量が最も低く, かつこれら3系統間の差は極めて少ない傾向が認められた.
    5) 以上の結果から葉油のミルセン含量は系統にかなり固有のものであり, 従って
    レモングラス
    の系統の分類上重要な役割を果しうることがわかった.
  • 篠崎 英之助
    工業化学雑誌
    1913年 16 巻 8 号 800-802
    発行日: 1913/08/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
  • *勝川 路子, 中田 理恵子, 井上 裕康
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2010年 62 巻 2B-2
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/10/15
    会議録・要旨集 フリー
    目的 食による生活習慣病予防を目指して、我々はプロスタグランジン産生の律速酵素COX-2の発現抑制と核内受容体PPAR活性化を指標にした食品機能性成分の研究を続けている。これまでに赤ワインに含まれるポリフェノール・レスベラトロールのin vivoにおけるPPARα活性化を介した作用機構について報告してきた(昨年度本学会)。また、種々の精油成分について機能性評価を行い、タイム精油からカルバクロールを同定した(1, 2)。昨年度の本学会ではバラ精油について報告したが、本年度は
    レモングラス
    精油について報告する。方法 COX-2 発現抑制はCOX-2 レポーターベクターと PPARγ発現ベクターをウシ血管内皮細胞に共導入後,
    レモングラス
    精油成分を添加し,LPS刺激による COX-2 発現誘導に対する抑制効果を測定した.PPAR の選択的アゴニスト活性はPPRE レポーターベクターと各 PPAR 発現ベクターを共導入し,
    レモングラス
    精油成分添加による PPAR 活性化を測定した.また,マクロファージ様に分化させたU937細胞を用いて、COX-2 の mRNA レベルおよびタンパク質レベルでの抑制効果を測定した.結果 
    レモングラス
    精油の主成分がPPARα及びγのデュアルアゴニスト活性を持ち,PPARγに依存した COX-2 発現抑制効果をもつことが見いだした.さらに,この成分はカルバクロールとは異なり, COX-2 mRNAの不安定化にも寄与することを見いだした. (1) 堀田真理子他 日本家政学会誌 59, 373-378 (2008) (2) Hotta M, et al. J Lipid Res. 51, 132-139 (2010)
  • 水上 元, 岡田 康志, 大橋 裕
    植物組織培養
    1989年 6 巻 1 号 22-24
    発行日: 1989年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    組織培養法による
    レモングラス
    (Cymbopogon citratus) の迅速なクローン繁殖について報告する.
    レモングラス
    の茎頂を摘出し, 01μMのNAAと10μMのBAを含むLS培地を用いて約1ヵ月間培養することにより, multiple shoot を得た. これを分割し, 同じ培地に移植して培養することにより容易に再び multiple shoot を発生した. また, この shoot を分割後, 1μMのNAAを含む基本培地に移植し約1ヵ月間培養することにより, 容易に発根させることが可能である. 再分化した幼植物は土壌に移植し, 1~2ヵ月間温室内で馴化後, 圃場に定植することにより生育させることができた.
  • *佐藤 幸子, 桑野 恵理子, 中條 祥子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2016年 28 巻 2P-64
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/08/28
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】欧米諸国では日常生活において, ハーブは食材・香料・染料など様々な用途で活用されている。特にハーブがもつ鎮静、抗菌などの成分が確認されており、植物療法としてとして健康維持に貢献している。わが国でもハーブティーは健康志向の高まりから気軽に喫飲される機会が増えているが嗜好的に好みが分かれる飲料でもある。そこで、フレッシュハーブティーについて、ブレンドするハーブの種類により風味がどうように構成され、嗜好性に影響を及ぼすのかについて検討した。

    【方法】フレッシュハーブはペパーミント、スペアミント、
    レモングラス
    とし、ヱスビー食品㈱から提供いただいた。フレッシュハーブティーは、ティーポットにフレシュハーブを入れ、沸騰水を注ぎ5分間そのまま蒸らした後、試料とした。香気成分分析は、加熱脱着用MonoTrapRSC18TD(以下MT)を使用し香気成分の捕集を行い、GC/MS分析およびGC-O分析を行った。また、フレッシュハーブティーはペパーミント、スペアミント、
    レモングラス
    を組み合わせてブレンドしたハーブティーについて、「香り」「風味」「総合評価」の3項目について採点法による7段階嗜好評価を実施した。

    【結果】GC/MSおよびGC/O分析の結果、主要な香気成分はペパーミントがMenthone, Mentholであり、スペアミントはCarvone, Linalool、
    レモングラス
    はCitronellol, Geraniolであった。これらの主要な香気成分はハーブティーの匂いの主成分と認められた。官能評価の結果、「香り」「風味」「総合評価」いずれにおいても3種類のブレンドティーが5%危険率において有意差が認められ最も嗜好的に好まれた。
  • 石渡 仁子, 河智 義弘, 中西 克美, 高田 修, 細田 謙次, 高村 仁知, 的場 輝佳
    日本食品科学工学会誌
    2004年 51 巻 7 号 332-338
    発行日: 2004/07/15
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    1.無給与牛と比較して,
    レモングラス
    給与牛,クローブ給与牛はラジカル捕捉活性および総ポリフェノール量が有意に増加した.増加の程度は給与量が多いほど大きかった.
    2.ハーブ牛乳のラジカル捕捉活性とポリフェノール量の間には高い相関が見られた.また,ポリフェノールがラジカル捕捉活性に大きく寄与していた.
    3.
    レモングラス
    給与牛ではシトラールが,クローブ給与牛ではオイゲノールがそれぞれ乳中に検出されたが,これらの精油成分はラジカル捕捉活性にほとんど寄与していなかった.
  • ―初年度の生育―
    *阿部 淳, 中野 祐志, 橋口 裕幸, 木村 優太, 青山 泉
    日本作物学会講演会要旨集
    2021年 251 巻
    発行日: 2021/03/29
    公開日: 2021/03/26
    会議録・要旨集 フリー
  • V.葉の部位と含油率および油の主成分含量との関係について
    宮崎 幸男, 大野 清
    熱帯農業
    1970年 14 巻 2 号 79-86
    発行日: 1970/10/31
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    1) 既報の研究で分類された
    レモングラス
    の4系統群より代表的な7系統を選び, 温室栽培よりえられた葉を葉身, 葉鞘ともに上半部と下半部にわけ, 葉の部位と含油率, 油のシトラールおよびミルセン含量との関係ならびにこれらの系統間差異について研究を行なつた.
    2) 葉部位による含油率の変異についてはどの系統でも全般的に変異幅が広く, かつ系統にもとつく差異が顕著である.とくに東インド
    レモングラス
    Cymbopogon flexuosus Stapfに属するとみられる第1群の系統14と西インド
    レモングラス
    C.citratus Stapfに属する第2~4群の諸系統との差が顕著で, 前者では含油率が全体的に高く, かつ葉部位による変化の比較的少ないことが特徴である.
    3) 第2~4群の諸系統ではすべて含油率は葉身上部で最も高く, 葉鞘上部に向つて低下し, 葉鞘下部で再びやや上昇するが, この含油率の変化の詳細については顕著な系統間差異がみられる.
    4) 油のシトラール含量については葉部位による変化は全般的に含油率の場合に比べるとはるかに少ないが, シトラール含量そのものについてはかなりの系統間差異が認められ, とくに系統14でシトラール含量が全般的に高く, かつ葉部位による変化の最も少ないことが注目される.
    5) 油のミルセン含量はどの系統でも葉身に比べて葉鞘で著しく低いが, 葉身, 葉鞘ともに上部と下部との差はあまり明らかでない.一方ミルセン含量そのものは系統による変異が著しく, とくに系統14で低いことが確認された.
    6) 以上のような葉の部位と含油率, シトラールおよびミルセン含量との関係は
    レモングラス
    油の実際生産上極めて重要な要素と思われ, このような立場から優良系統の選定がなされた.
  • 水島 智史
    北陸作物学会報
    2019年 54 巻 11-13
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/06/01
    ジャーナル オープンアクセス
  • 藤田 彩, 北畠 翔, 山岸 和子, 藤田 修二
    電気学会論文誌E(センサ・マイクロマシン部門誌)
    2018年 138 巻 8 号 354-355
    発行日: 2018/08/01
    公開日: 2018/08/01
    ジャーナル フリー

    This paper describes that an inhalation of a personally localized scent of essential oils in a half minute affects psychophysiological behaviors. A personal scent of a lemongrass, even in the second time scale, significantly accelerates some subjects to respond to a task test when compared to that of a lavender. Personal and instantaneous scenting can be a tool for affecting psychophysiological status, or mood by choosing different kinds of scents.

  • 宮崎 幸男, 高城 正勝
    日本作物学会紀事
    1955年 23 巻 3 号 206
    発行日: 1955/04/01
    公開日: 2008/02/14
    ジャーナル フリー
    Experimental plots were divided into five classes soil moistures of which were kept at 100 %, 80 %, 60 %, 40 %, and 25 %, respectively of the water capacity, and the effects of the soil moisture upon the growth and the oil content of lemon-grass were investigated in 1952. 1. At 80 %, the growth of the plant was best, and at 60 %, it was somewhat inferior. But at 100 % and 40 %, the remarkable obstruction of the growth due to excess or deficiency of soil moisture was recognized. And at 25 %, the effects of drought were found serious recognized. 2. The water content of the fresh leaves was highest at 80 % soil moisture, and the effect was more conspicuous in leaf-sheaths than in leaf-blades. 3. The oil content of the fresh leaves was highest at 100 % moistened soil, slightly decreasing with the soil moisture. At 25 %, the decrease of the oil content by the drought was remarkable. 4. Among three plots of 100 %, 80 %, and 60 %, the specific gravity of the oil was highest at 100 %, the excess of the soil moisture being found to make it higher. 5. The reflactive index of the oil was lowest at 60 %, and both the excess and the deficiency of the soil moisture made it higher. 6. The citlal content of the oil was highest at 80 % and both the excess and the deficiency of the soil moisture made it lower. (Received April. 4, 1954)
  • 佐藤 寛次, 浅野 誠, 野村 正幸, 中田 真一
    化学と教育
    2005年 53 巻 7 号 398-401
    発行日: 2005/07/20
    公開日: 2017/07/11
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • 丸山 奈保, 上野 匡, 安部 茂
    アロマテラピー学雑誌
    2021年 22 巻 1 号 10-16
    発行日: 2021/02/05
    公開日: 2021/02/09
    ジャーナル フリー

    植物精油は,アレルギーや急性炎症など,さまざまなタイプの炎症症状の緩和に効果的であると言われている。本研究では,精油の炎症に対する作用特性を明らかにするため,花粉症などI型アレルギーの素過程として,刺激によるヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)からの一酸化窒素(NO)産生に対して,精油の抑制効果を検討した。精油は,花粉症などにアロマテラピーでよく使用される6種を用いた。HUVECを密集状態に培養したプレートに,精油,刺激剤であるカルシウムイオノフォアA23187を加え50分培養した後,培養上清に分泌されたNO量を測定した。6種の精油の0.001%での抑制作用を比較したところ,ティートリー精油と

    レモングラス
    精油は抑制作用が強く,ゼラニウム精油,ラベンダー精油と続き,カモミール精油とユーカリ精油では有意な抑制は示されなかった。好中球の活性化抑制作用などの炎症の素過程と比較したところ,種々の炎症反応に対する精油の作用特性には違いがある可能性が示唆された。炎症にかかわる反応のさまざまな素過程に対する精油の効果を比較し,その作用特性が明らかになることで,炎症症状のケアに対する精油の組み合わせや使用法などを提案する上での理論的基盤の確立が可能になると考える。

  • 岡田 実
    日本醸造協会誌
    1989年 84 巻 4 号 210-215
    発行日: 1989/04/15
    公開日: 2011/09/20
    ジャーナル フリー
    サイクロデキストリンの有する包接作用は着香味料の安定化, 異臭味のマスキング, 不溶物質の可溶化等に大きな効果を発揮するため, 食品業界はじめ, 医薬品, 化粧品業界等広く利用されている。年間の全生産量も数100トンに達し, 更に新たな用途の開発も期待されており, この辺の事情をも含め筆者に解説していただいた。
  • 小林 奈保子, 下田 実可子, 清水 綾音, 川原 正博, 田中 健一郎
    アロマテラピー学雑誌
    2021年 22 巻 1 号 1-9
    発行日: 2021/02/05
    公開日: 2021/02/09
    ジャーナル フリー

    皮膚は表皮(ケラチノサイト),真皮(ファイブロブラスト),皮下組織から構成されており,生体内部の保護や体温調節などの役割を果たしている。また,表皮最下層の基底層にはメラニンを産生するメラノサイトが局在している。一方,紫外線(UV)などの刺激に曝されると,皮膚障害(ケラチノサイトでの細胞死)・メラノサイトでの過剰なメラニン産生・ファイブロブラストでのコラーゲン産生低下が起こる。このように,皮膚がUVに繰り返し曝露されると,酸化ストレスによる障害が蓄積し,シミ・シワを特徴とする「光老化」が引き起こされる。そこで,本研究では,酸化ストレスによる皮膚障害を抑制する精油を網羅的スクリーニングにより発見することを目的として実施した。その結果,ラベンダー精油がケラチノサイト保護とコラーゲン産生低下の回復,ジャスミンAbs.がメラニン産生抑制とコラーゲン産生低下の回復という複数の保護作用を持つことを見いだした。また,これらの保護作用は抗酸化作用を介する可能性が示唆された。今後さらなる解析を行い,酸化ストレスによる皮膚障害を抑制する最適な精油を提案したい。

  • 宮崎 幸男, 大野 清
    熱帯農業
    1965年 9 巻 2 号 71-75
    発行日: 1965/10/31
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    1)
    レモングラス
    の蒸溜時間と収油量および油のチトラール含量との関係, さらに原料葉の乾燥処理のこれらの関係におよぼす影響について1962~1964年に研究を行なつた.
    2) 単位時間当り収油量はつねに蒸溜の初期において最も高く, 蒸溜時間の経過に伴い著しく低下する.
    3) 原料葉の適当な乾燥処理により蒸溜の初期における収油量が相対的に増大し, かつ全精油分の溜出に要する時間がやや短縮される傾向がみられる.
    4) 油のチトラール含量は蒸溜時間の短い場合に高く, 蒸溜時間の長くなるにつれて低下する傾向がみられる.
    5) 原料葉の適当な乾燥処理により油のチトラール含量が全般的に増大するばかりでなく蒸溜時間の経過に伴う油のチトラール含量の低下度の少ない傾向が認められる.
    6) 生葉に対するチトラール収量と蒸溜時間との関係は収油量の場合と大体似ているが, 蒸溜の初期においては単位時間当りチトラール収量の比率が収油量の場合よりやや高く, かつ蒸溜時間の経過に伴うこの比率の低下度が収油量の場合よりさらに顕著になる.
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