詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "中華人民共和国水利部"
29件中 1-20の結果を表示しています
  • 楊 鳳林, 劉 志軍, 成 英俊, 川島 裕貴, 古川 憲治
    日本水処理生物学会誌
    2005年 41 巻 1 号 41-50
    発行日: 2005年
    公開日: 2006/07/07
    ジャーナル フリー
    急速な中国の経済発展は、もともと水資源に恵まれない中国北部地域において水資源問題をますます深刻なものにしている。本報告では、中国北部地域の都市における水環境問題の現況を分析し、水資源不足、水質汚染、地下水の過剰汚染、低い水利用効率などの諸問題を紹介した。これら深刻な中国北部都市域における水環境問題の対策としての「南水北調プロジェクト」、水法および水道水の累進従量制、水循環と水資源の持続可能な利用に関する水経済の観点に立脚した4R (Reduce, Reuse, Recovery, Recycle) の原則等を紹介した。最後に、大連市内での水循環経済、及び現在進行中の水質改善技術「863計画」と今後の課題を紹介した。
  • 森 俊勇
    砂防学会誌
    2015年 68 巻 3 号 47-52
    発行日: 2015/09/15
    公開日: 2017/03/21
    ジャーナル フリー
  • 大久保 寿夫
    農業土木学会誌
    1991年 59 巻 4 号 357-366,a1
    発行日: 1991/04/01
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    中国は, 狭い耕地に非常に大きな人口を抱えているため長期にわたって食糧問題は深刻であったが, 1979年以降の農業改革により生産が急増し, 一応, 量そのものは足りるようになったといわれた。しかしこの間農業基盤への投資を疎かにしてきたため, 1985年以降, 生産は再び低迷し, 人口増などにより食糧問題は再び大きくクローズアップされてきた。このため, 1988年の夏以降, 中国は大規模農業水利プロジェクトの実施を最優先課題として位置づけた。1982年から始まった日中農業水利分野の協力は, これまで数多くの実績を持っているが, これらのプロジェクトの実施についてもわが国に協力を要請中であり, 今後の日中間の協力の前途は洋々としている。
  • 吉野 弘祐, 柏原 佳明, 森 俊勇, 千葉 幹
    砂防学会誌
    2016年 68 巻 5 号 58-62
    発行日: 2016/01/15
    公開日: 2017/03/21
    ジャーナル フリー
  • 園田 益史, 大西 暁生, 白川 博章, 井村 秀文
    環境システム研究論文集
    2006年 34 巻 525-535
    発行日: 2006/10/10
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    黄河流域では深刻な水不足に直面している. 用水の用途では農業用水が最も大きなシェアを占め, 食料需要の変化が水資源に与える影響は大きい. 流域内で生産される食料は, 輸送を通じて, 流域内外の需要を満たしている. 本研究では, 供給先の需要の変化に伴う食料供給量の増減を2000年のフードバランスに基づいて推計し, 流域内の用水量の変化を検討した. 食料需要の傾向の把握として, 需要体系モデルであるAlmost Ideal Demand System を用い, 穀物, 野菜, 油脂類, 肉類, 卵類, 水産物, 糖類の7品目の需要の所得弾性値と価格弾性値を計測した. また, 食料輸送を通した空間的な需給調整については, 省の食料余剰量と不足量に基づく輸送モデルにより求めている. 結果として, 所得増加を仮定した場合には, 流域内の小麦の需要増加と流域外の豚肉の需要増加による水消費への影響が大きいことが示された. 穀物の価格低下を仮定した場合には, 流域内外の小麦とトウモロコシの需要の影響が大きいことが分かった.
  • 本間 仁, 堀川 清司, 望月 博正
    海岸工学講演会講演集
    1963年 10 巻 144-149
    発行日: 1963/10/10
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
  • 張 兆吉, 大坪 国順, 石井 武政
    環境科学会誌
    2001年 14 巻 3 号 297-304
    発行日: 2001/05/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
     本稿は,中国河北省に広がる河北平原を対象に,近年の農工業の発展に伴う水文環境問題を考察したものである。本平原では地域の経済発展とともに,水資源の利用状況が変化し,それに伴い地下水位の低下,アルカリ土壌の土地の拡大・縮小などが起こっている。本稿では,まず,河北平原の地質・水文地質を基に利用可能な水資源量について言及する。次に,農工業の各発展段階における水資源の利用状況について考察し,土地利用と水利用の経年変化,地下水位の低下,アルカリ土壌の土地面積の変動,地盤沈下の傾向について検討する。さらに,節水,塩水の利用,水資源管理の強化,長江からの導水など,水資源の有効な利用案を提示する。
  • 尤 欽, 近藤 昭彦
    水文・水資源学会誌
    2015年 28 巻 1 号 24-33
    発行日: 2015/01/05
    公開日: 2015/07/03
    ジャーナル フリー
     三江平原は,中国の重要な食糧生産基地である.生産する食糧は75 %を商品として域外へ輸出する.耕地開拓に伴う湿地の消失や森林遷移による環境問題,特に三江平原の地理的特徴に起因する頻繁な水害の発生は作物の生産量に大きな影響を与える.三江平原では治水施設の整備は不完全であり,建設が進むダムや堤防の効果は直ちに現れない.よって,水害リスク分析は効果的に農業被害を避ける手段として重要である.本研究では,食糧生産安全保障及び食糧生産量の増加を担保するため,三江平原における水害リスクの地図化を試みた.その結果,小興安嶺山脈・完達山山脈の山麓及び河川に沿った平野などの氾濫リスクが高い地域を特定することができた.三江平原では耕地面積の約8割が洪水氾濫のリスクを抱えている.三江平原内で耕作に適した場所は,全て耕作地として利用されている.耕地面積の変化と水害リスクとの関連性に基づき,潜在的な水害リスクに対する要因も検討した.
  • 其其格, 北脇 秀敏
    土木学会論文集G(環境)
    2011年 67 巻 6 号 II_375-II_383
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/03/16
    ジャーナル フリー
     本研究では,湖面積減少が著しい中国内モンゴル其甘湖流域を研究対象地域として,流域内の9村において,地下水の持続可能な利用方法を明らかにするため,地下水使用量と地下水涵養量を算出して地下水収支を検討した.その結果,全流域において,2010年に地下水位は1.0m/年低下したことが明らかになった.また,其甘湖流域の水使用量の99.4%を占める灌漑用水の効率的利用を,地下水位低下の防止と農業収入の維持の観点から検討した.その結果,作物転換から考えた場合,水効率が最も良い作物に転換すると地下水位低下量を現状より年間3割程度緩和できるが,農業収入は現状の農業収入より8%減少することが明らかになった.一方,農業用水路のライニング改善により水路からの損失を改善した場合,建設費が必要なものの農業収入を下げずに,地下水位低下量を現状より年間6割程度緩和できることが明らかになった.
  • 砂防学会誌編集委員会
    砂防学会誌
    2015年 68 巻 2 号 55
    発行日: 2015/07/15
    公開日: 2017/03/21
    ジャーナル フリー
  • 大西 暁生, 石 峰, 森杉 雅史, 田中 広樹, 井村 秀文
    水文・水資源学会誌
    2011年 24 巻 4 号 216-234
    発行日: 2011/07/05
    公開日: 2011/08/19
    ジャーナル フリー
     21世紀は水の世紀である.水資源の少ない地域,とりわけ乾燥・半乾燥地域では,水資源のさらなる枯渇が経済成長の足枷となることが懸念されている.1972年から頻発した「中国黄河の断流」は,こうした世界各地の水不足の代表としてあげられる.この断流は,急速な社会経済の成長に伴い水需要が増加した結果,水需給のアンバランスが発生し深刻化していったと言われている.さらに,こうした水不足の可能性は,乾燥・半乾燥地域といった限られた地域の現象に留まらず,温暖化の影響や発展途上国の急激な経済成長に伴って,こうした影響を受けるであろう地域の共通の課題として広がっている.そのため本研究では,中国を対象に,社会経済成長と水需要の関係を明らかにしつつ,水需給ギャップを0.5度格子単位で把握することを目的とした.はじめに,人口・経済といったマクロな空間情報を用い,地域のセクター別(農業,工業,生活)の水需要量を推計した.次に,観測された気象データを用い,地域の水資源量を推計した.最後に,上記で得られた水需要と水供給の関係を「水需給ギャップ」として評価した.また,2大主流である黄河流域と長江流域を対象に,カスケード方式の簡便な流出モデルを作成することによって,人間活動の違いによって生じうる河川流出量の変化を定量的に明らかにした.
  • 園田 益史, 大西 暁生, 白川 章博, 井村 秀文
    地球環境シンポジウム講演論文集
    2006年 14 巻 277-282
    発行日: 2006/08/03
    公開日: 2011/06/27
    ジャーナル フリー
    Yellow River basin faces water shortage. Therefore, change of water use by replacing food supply may affect water supply and demand balance. Food production in the basin provides food demand inside and outside of the basin through the transportation. Firstly, this study estimated food supply under change of eating habits, which is based on supply and demand proportion of food balance of year 2000 in China. Secondary, additional water use amount by change of food supply was estimated. Demand elasticity in each food item such as grain, vegetable, edible oil, meat, eggs, fisheries product, sugar, was calculated by using the Almost Ideal Demand System. Also, food transportation amount based on food surplus and deficit was calculated by transportation model. As a result in the case of income increase wheat demand in the basin and pig meat demand in out-basin have impacts on basin water duty. And in case of cereal price decline wheat and maze demand in the in and out of basin have more impacts on the water duty.
  • 千葉 幹, 森 俊勇
    砂防学会誌
    2015年 68 巻 4 号 43-46
    発行日: 2015/11/15
    公開日: 2017/03/21
    ジャーナル フリー
  • 松浦 茂樹, 趙 揚
    水利科学
    2009年 53 巻 4 号 43-72
    発行日: 2009/10/01
    公開日: 2017/08/30
    ジャーナル フリー
  • 井村 秀文, 大西 暁生, 岡村 実奈, 方 偉華
    環境システム研究論文集
    2005年 33 巻 477-485
    発行日: 2005/11/03
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    黄河流域は, 近年の急速な経済成長の結果, 慢性的な水不足にある. こうした条件下に置かれた流域の水資源管理のためには, 流域を構成する各地域・各セクター (農業, 工業, 生活) の水資源需要の変化を把握しつつ流域全体の需給バランスをいかに達成するか, 地域間・セクター問の公平性を考慮しつつ各地域・各セクターにどのように水を配分するのが物理的・経済的に効率的かといった問題を分析する必要がある. このため, 上流から下流へと配置された県市を基礎単位として, 地域ごとの水資源需給バランスを空間的ダイヤグラムとして表示することにより, 流域全体の水資源需給を把握分析する手法を提示する. また, これを用いて, 断流現象が観測された1997年とそれが観測されなかった2000年について, 流域全体の水資源需給の空間構造を分析する.
  • -地下水と地表水のバランスに注目して-
    一ノ瀬 俊明, 大西 暁生, 石 峰
    環境科学会誌
    2013年 26 巻 2 号 167-179
    発行日: 2013/03/29
    公開日: 2014/04/15
    ジャーナル フリー
    中国の黄河流域において,大西ら(2006)の推計した水資源需給構造と,Ichinose et al.(2009)の推計した地下水利用構造とを地域別に直接比較することにより,データが存在せず実態把握の困難であった当該流域における地表水の利用構造を描き出すことを試みた。黄河流域に大部分が含まれる35 の地級行政単位を抽出し,立地の近接性と水資源需給構造の形態的類似性(共通する特徴)に着目してそれらを12 の小流域に分類した。一般に上流域では地表水に依存し,農業での利用割合が低いため,地下水利用の季節変動性は小さい。一方,中流域から下流域では地下水への依存の度合いが高くなり,農業での利用割合が高くなるため,地下水利用の季節変動性は大きくなる。とりわけ,その傾向は黄土高原において顕著である。また,最下流域では再び地表水に依存している。さらに地下水利用構造の類似性にもかかわらず,小流域の中でも地表水を含めた水資源の需給構造に多様性が見られる地域がある。とりわけ中流域では,大河川へのアクセスの状況に応じて多様性が顕著である。
  • 張 兆吉, 大坪 国順, 石井 武政
    水工学論文集
    2001年 45 巻 361-366
    発行日: 2001/02/10
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    The Hebei plain belongs to semi-arid climatic region in China. In this region in the future the use of the land and the demand for the groundwater will keep increasing. Water resource is a key for industrial development of the region in the 21st century. In this paper we tried an accurate estimate of recent state of groundwater resources in the plain through the detailed analysis of movement of groundwater. According to the water balance calculation, the shallow groundwater recharge was mostly from infiltration of meteoric water and estimated to be 101.14× 108m3/y and the discharge was 105.2× 108m3/y due mostly to pumping up, so the decreasing amount of storage was estimated to be 3.88× 108m3/y resulting in lowering of groundwater level. A mathematical model of groundwater flows of the unconfined and confined aquifers was introduced to predict the future groundwater state for given groundwater usage scenarios. According to the prediction, both unconfined and confined aquifers in the plain will be confronted with very serious water shortage problems within several decades.
  • 奥田 隆明, 鈴木 隆, 幡野 貴之
    環境システム研究論文集
    2005年 33 巻 141-147
    発行日: 2005/11/03
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    中国では急速な経済成長によって水問題が深刻化し, 水資源の管理が重要な課題として浮かび上がってきている. 本研究では, 中国国内の移出入に伴う水資源の地域間移動 (これを仮想水移動と呼ぶ) の実態を明らかにし, 1990年代後半の急速な経済成長によって中国国内の仮想水移動がどのように変化したのかを明らかにする. 論文の前半では中国国内の仮想水移動を明らかにするために必要となる水分析用地域間産業連関表の推計方法について検討する. また, 論文の後半では仮想水移動の分析が行われ, 1) 水資源の豊富な南部沿海部から水資源の乏しい内陸部, 黄河流域への仮想水移動が増加していること, 2) 黄河流域でも下流域から中流域, 上流域への仮想水移動が増加していること, 3) 上流域, 中流域でも水需要が増大しており, 流域内の相互依存関係の変化を考慮して水利用のあり方を再検討する必要があること等が明らかにされる.
  • 稲木 道代, 皆川 猛, 大串 和紀
    農業土木学会誌
    2006年 74 巻 5 号 401-404,a1
    発行日: 2006/05/01
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    近年, モンスーンアジア地域で灌漑システムが, その機能を十分発揮できていない事例が多く報告されている。
    事業計画上末端水利施設の整備は農民の責任で行うことになっていても, 現実には経済, 技術, 社会組織等の各面における困難性から実現できないままになっている。
    このような状況を踏まえ, JIIDで実施している海外事業のうち,(農民) 参加型灌漑管理に考慮した交流事業, 調査研究事業の取組みについて報告する。
  • 豊田 知世, 金子 慎治, 周 新, 井村 秀文
    環境システム研究論文集
    2006年 34 巻 487-496
    発行日: 2006/10/10
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    中国の農業部門では, 限られた土地を有効に利用する手段として, 農業資本投入による要素代替が行われてきた, これにより農作物の土地生産性は向上し反収は増加している. しかし, 農業資本の製造過程や使用過程に付随して環境的意味で必要となる仮想的土地投入分をエコロジカル・フットプリント (EF) の考え方に基づいて評価すると, 農業生産に必要となる土地はどのように評価すべきであろうか. 本研究では1985年と2003年の2地点を対象に, 中国農作物10品目について, 反収の増加によって直接節約された土地と農業資本投下に付随して必要となる間接土地面積の増加を土地収支として表現し, 品目や地域ごとに分析した. その結果, 中国全体では農業生産に必要な土地面積は22.5百万ha増加しており, 特に米, とうもろこし, 綿花で大きくEF指標が悪化していることが明らかとなった.
feedback
Top