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  • 河合 康夫, 佐藤 和雄, 坂元 正一
    日本内分泌学会雑誌
    1983年 59 巻 9 号 1265-1275
    発行日: 1983/09/20
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
    In previous experiments it was found that PGF2α originating from the uterine endometrium plays a physiologically important role in corpus luteum regression. The present study was undertaken to investigate the regulation of PGF2α release from the uterus in luteolysis.
    The effect of ovariectomy on PGF2α release was examined. Bilateral ovariectomy was performed on day 14 of pseudopregnancy. PGF2α urinary metabolite excretion was almost constant from day 15 to 22, although a significant increase of PGF2αUM excretion could be seen in the control rabbits.
    Ovariectomy was performed on day 17. Levels of PGF2αUM excretion increased from day 15 to 17, however, an abrupt decrease occurred after ovariectomy. This indicates that the ovaries are necessary for PGF2α release from the uterus.
    The effect of steroids on PGF2α release was examined. No significant increase in PGF2αUM excretion could be seen in the ovariectomized pseudopregnant rabbits by the administration of estradiol and/or progesterone, although they are reported to be involved in other species.
    The effect of the ligation of the vessels between the uterus and ovaries on PGF2α release was investigated. The ligation was performed on day 9. No increase in the production of PGF2α occurred after ligation. Luteal life span was prolonged by 6 days. Endometrial perifusion was carried out to investigate PGF2α production activity on day 18 of the pseudopregnant rabbits after the ligation of the vessels between the uterus and ovaries. PGF2α production activity in the treated rabbits was lower than in the controls.
    These results indicate that a non-steroidal regulator may regulate PGF2α release via the circulation of the uterus and ovaries in the pseudopregnant rabbit.
  • 山田 二朗, 森岡 宏至, 市川 茂孝
    家畜繁殖研究會誌
    1965年 11 巻 1 号 22-26
    発行日: 1965/05/30
    公開日: 2008/05/15
    ジャーナル フリー
    Wistar系ラットを用いて,偽妊娠期間に及ぼす脱落膜腫の影響をしらべた。
    偽妊娠は精管結紮雄ラツトと交尾させて誘起し,交尾後腔垢が最初に発情休止期像を示した日を偽妊娠の第1日,連続休止期像最後の日を偽妊娠の最終日とした。
    偽妊娠の第4日に両子宮角を創傷し,子宮全体に脱落膜腫を形成したラツトの偽妊娠期間は平均18.3日で,偽手術ラツトの12.9日より有意に長かった。一方,一側子宮角のみに脱落膜腫を形成したラツトの偽妊娠期間は13.5日で,偽手術ラツトのそれとの間に有意差がみられなかった。
    一側子宮角創傷および偽手術ラットの偽妊娠第13日における黄体には一部に退行性外観が観察されたが,両子宮角創傷ラットではこのような白色化黄体はみられなかった。さらに,一側子宮角創傷ラツトの偽妊娠第13日における創傷子宮角の重量は両子宮角創傷ラツトのそれより有意に小さかった。
    これらの観察結果は両子宮角に脱落膜腫を形成させることにより偽妊娠黄体の命数が延長するが,一側子宮角が正常である場合には偽妊娠黄体は正常時に退行することを示唆している。
  • 渡辺 博志
    順天堂医学
    1982年 28 巻 4 号 508-514
    発行日: 1982年
    公開日: 2014/11/21
    ジャーナル フリー
    雌ラットの偽妊娠を維持するには, 持続的なプロラクチン (PRL) の分泌を必要とする. PRLの分泌調節機序に関して, 内側底部視床下部 (MBH) や正中隆起がPRL抑制因子であるドーパミンの産生ニューロンの働きを介して, 主として抑制的な役割を果していると一般的に考えられる. 本研究では, MBHよりさらに前方に位置する部位からMBHに入る神経性入力がPRL分泌に関与すること, そしてその起源を明らかにしようと試みた. その結果, 視索前野 (POA) のうちPOA底部の脳室周囲の吻側部を側つけると, 有効に偽妊娠が中絶することが判明した. これに対してPOA背側部やPOA外側部, POAよりさらに前方のBrocaの対角帯およびその核や側坐核につけた傷では, 偽妊娠の中絶が起こらなかった. 前交連のレベルでPOAの上縁から前方へL型Halaszナイフを用いて, 水平に神経線維群を切断して背側からPOAに入る神経性入力を除去しても, 偽妊娠の中絶は起こらなかった. したがってMBHのPRL分泌抑制機序の他に偽妊娠のPRLの分泌調節機構において, POA前部脳室周囲部がPRL分泌促進に重要な役割を果していることがわかった. 偽妊娠中絶に有効なPOAの傷をもつラットにカテコールアミン合成阻害剤のα-メチルチロジンを投与すると偽妊娠が維持されたことは, POA前部からの神経性影響はMBHにあるドーパミンニューロンの活動を抑制するように働く可能性を示唆している. さらに同様なPOAの傷を有するラットに5-ヒドロオキシトリプトファンを投与すると偽妊娠中絶が回避されることから, PIFであるドーパミンの放出抑制機序にセロトニンニューロン系が関与している可能性も考えられる.
  • 金子 茂, 橋本 〓, 星 冬四郎
    家畜繁殖研究會誌
    1977年 22 巻 4 号 119-124
    発行日: 1977/02/05
    公開日: 2008/05/15
    ジャーナル フリー
    脱落膜腫の黄体刺激作用について,偽妊娠の持続日数並びに卵巣静脈血漿中のプロジェスチン濃度を指標として検討し,次の成績を得た。
    1)脱落膜腫を形成させると偽妊娠期間は23.0日となり,偽妊娠4日目に子宮を摘出したもののそれ(19.3日)と比較し有意に長く,2)また偽妊娠7日目に脱落膜腫保有子宮角を摘出すると偽妊娠期間は17.4日に短縮し,子宮摘出ラットのそれと有意差は認められなくなった。3)一側卵巣に正常ラット卵巣2個分に相当する数の黄体を有する片側去勢ラットを用いて偽妊娠9日目における卵巣静脈血漿中のprogesterone(P)と2Uα-hydzoxypregn-4-en-3-one(20α-OHP)の濃度(μg/ml血漿)を測定した結果も同様で,脱落膜腫を形成させたものでは,P;2.82,20α-OHP;2.19で子宮摘出のもの(P;1.74,20α-OHP;1.00)に比して有意に高かった。4)また同様処置のものを更に偽妊娠7日目に脱落膜腫保有子宮角摘出あるいは下垂体摘出を行うと偽妊娠9日目には,Pはそれぞれ1.70及び0.25に減少し,20α-OHPはそれぞれ1.41及び3.60となった。
    以上の成績は脱落膜腫には黄体刺激作用があり,この作用の発現には下垂体の存在が必要であることを示唆する。
  • 長谷川 歩未, 持田 慶司, 廣瀬 美智子, 越後貫 成美, 井上 貴美子, 小倉 淳郎
    日本繁殖生物学会 講演要旨集
    2018年 111 巻 P-74
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/09/21
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】胚移植の受容雌として偽妊娠雌マウスは生殖工学作業に必須であるが,従来法では発情前期の雌を選抜して雄と同居させるため,その作出効率は雌の性周期や雌を選抜する作業者の習熟度に依存する。そこで我々はプロゲステロン投与による性周期同期化により,ICR系統の偽妊娠および妊娠雌の計画的な作出に成功し,保有マウス数の大幅な削減が可能であることを報告した(WCRB(2017),JRD(2017))。今回はF1系統の偽妊娠雌の作出における本法の効果を検討した。【方法】B6D2F1およびB6C3F1系統の雌(11~14週齢),ICR系統の精管結紮雄(3~12ヶ月齢)を用いた。性周期の同期化はプロゲステロン(2 mg/匹)をday1およびday2に皮下投与して行った。その後,雌と精管結紮雄をday4の夕方より連続的に同居させ,膣栓の有無を毎朝,確認して交配率を調べた。更に妊娠への影響を観察するために,得られた偽妊娠雌にC57BL/6Jの凍結融解2細胞期胚を移植して妊娠率,産子率等を従来法と比較した。【結果および考察】既報のICR系統と同様に,F1系統でもプロゲステロン投与後に雄と連続同居することで膣栓の観察日が集中したことから,F1系統の偽妊娠雌を計画的に作出可能であった。また胚移植後の妊娠率,着床率,産子率は従来法と同等であり,産子重量は用いた偽妊娠雌の系統で違いが見られた(ICR系統 > F1系統)が,プロゲステロン投与の有無で変化はなかったことから,投与による悪影響は見られなかった。以上から,性周期同期化後の交配によるF1系統の偽妊娠マウスの作出は,選抜作業を行わなくとも誰でも効率的かつ計画的に行えると考えられた。【まとめ】プロゲステロン投与によるマウスの性周期の同期化処置は,近交系,クローズドコロニー,交雑系統など幅広い系統で,過剰排卵誘起(第108回大会,BOR(2016))に加えて偽妊娠雌および妊娠雌の計画的な作出にも効果的であることが確認された。

  • 陳 慶源
    順天堂医学
    1978年 24 巻 2 号 194-198
    発行日: 1978/06/10
    公開日: 2014/11/21
    ジャーナル フリー
    レセルピン (1mg/kg) を発情間期の雌ラットに注射して誘起した偽妊娠に対する, モノアミンオキシダーゼ阻害剤 (ナイアラマイド), L-DOPA及び麦角アルカロイドなどの影響を調べた. 偽妊娠3日目にナイアラマイド (250mg/kg), L-DOPA (250mg/kg) を注射した群では, 偽妊娠に対する影響は見られず, 偽妊娠は維持されたのに反して, 麦角アルカロイドであるエルゴコーニン (1mg/kg) およびエルゴクリプティン (1mg/kg) を同時期に処理された群では, 全例偽妊娠の中断が起こった. このエルゴコーニンによる偽妊娠中絶は, α-遮断剤, フェントールアミン (1mg/kg) やβ-遮断剤, プロプラノロール (1mg/kg) を同時に処理しても影響を受けなかつたが, ピモザイド (1mg/kg) では, エルゴコーニンの効果が抑制され, 偽妊娠状態が維持された. ピモザイドはドーパミン受容体遮断剤であると考えられるので, エルゴコーニンによる偽妊娠中絶には, ドーパミンの機序が関与していると考えられる.
  • 菅原 七郎, 竹内 三郎
    日本畜産学会報
    1964年 35 巻 tokubetu 号 80-86
    発行日: 1964/10/26
    公開日: 2008/03/10
    ジャーナル フリー
    ラットにおいて,電気刺激による簡便な偽妊娠誘起法について検討し,次の如き結果を得た.
    1. 銅線の双極電極を膣内に挿入し,所定の交流を5秒間,3回通電することにより,容易に偽妊娠が起ることを明らかにした.また,この方法は,非常に簡単で便利であるし,誘起率の点でも非常にすぐれていることを認めた.
    2. この方法では16ボルト以上の電圧で刺激すると100%偽妊娠が起ることを認めた.
    3. 子宮の脱落膜反応や組織学的検索の結果,この方法にょって起った偽妊娠は正常なものであることを確認した.
    終りに際し,本実験の組織学的検索に当り,多大の御尽力と御指導を頂いた家畜解剖学教室の石田一夫博士に厚く御礼申上げます.
  • 元村 淳子, 首藤 康文, 林 宏一, 藤江 秀彰, 小松 豊, 田島 均, 大塚 亮一, 山口 悟, 牧野 絵美, 小嶋 五百合, 青山 博昭, 原田 孝則
    日本毒性学会学術年会
    2015年 42.1 巻 P-217
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/08/03
    会議録・要旨集 フリー
    【背景】これまで我々は、雌ラットを用いて若齢、成熟および妊娠動物に対する、有機リン系農薬のパラチオン(P)およびメタミドホス(M)の単剤あるいは複合暴露影響について検討し、若齢、成熟、妊娠動物の順に毒性が増強されることを示した。
    本研究では、若齢期、成熟期及び妊娠期の雌ラットに対し、P及びMを複合暴露して以下の検討を行った:神経系への影響評価 [実験①]、妊娠期の毒性増強に与える胎児の影響評価(偽妊娠動物との比較検討) [実験②]、Life stageにより毒性の程度が異なる要因の検討 [実験③]。【方法】被験物質投与用量は、低用量群としてP 0.3 mg/kgとM 0.4 mg/kg、高用量群はP 0.6 mg/kgとM 0.8 mg/kgを各々1:1で混合した2用量を設置した。投与期間は、若齢期及び成熟期は14日間、妊娠及び偽妊娠動物に対してGD6からGD13またはGD6からGD20まで反復経口投与した。神経症状[実験①・②]、コリンエステラーゼ (ChE) 及びParaoxonase1 (PON1) 活性を測定した。【結果】重篤な神経症状が妊娠及び偽妊娠動物で認められた。神経症状は妊娠期/偽妊娠動物で最も強く発現し、成熟期、若齢期の順で軽減した [実験①・②]。脳ChE活性は全ての試験群で用量相関性に低下し、偽妊娠動物では妊娠動物と同程度の低下が認められた。PON1活性は全ての試験群で投与に起因する低下が認められた [実験③]。【考察】妊娠と偽妊娠動物での毒性発現に違いが無いことから、母体重の増加で毒性が増強されたことを否定する。脳ChE活性は、神経症状の程度と相関し若齢期、成熟期及び妊娠期の順で低下した。PON1活性の低下には用量相関性及びLife stageによる変化は認められなかったため、更なる検討を行う。
    (厚生労働省 食品の安心・安全確保推進研究事業)
  • 斎藤 徹, 小坂 忠司, 高橋 和明
    日本獸醫學雜誌(The Japanese Journal of Veterinary Science)
    1982年 44 巻 1 号 125-126
    発行日: 1982/02/25
    公開日: 2008/02/13
    ジャーナル フリー
    精管結紮雄マウスの交尾によって誘起された偽妊娠マウス(IV CS 系)の血漿 progesterone 濃度を radioimmunoassay 法により測定した. 腟スミアより判定した偽妊娠期間は 8.2±0.4日であった. Progesterone 濃度は偽妊娠 0日目 (plug の検出日) で最低値 (2.0 ng/ml), その後漸次増加し, 偽妊娠6日目で最高値 (24.3 ng/ml) を示した. 偽妊娠7日目より減少し, 8日目で 4.7 ng/ml の値を示した.
  • 岸 倉次郎, 伊藤 道雄, 小林 文彦
    日本内分泌学会雑誌
    1982年 58 巻 2 号 86-97
    発行日: 1982/02/20
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
    In order to elucidate the role of hypothalamic amines in controlling the diurnal (D) and nocturnal (N) surges of prolactin (PRL) induced by cervical stimulation, chronological relationships between dopamine (DA), norepinephrine (NE) and serotonin concentrations in the hypothalamus and PRL concentrations in the anterior pituitary and plasma were studied in pseudopregnant (PSP) rats. In addition, the effects of diethyldithiocarbamic acid (DDC), an inhibitor of dopamine-β-hydroxylase, and DL-p-chlorophenylalanine (PCPA), an inhibitor of tryptophan hydroxylase, on two PRL surges were also investigated. Rats were made pseudopregnant by cervical stimulation performed at 10.00 h on estrus (Day 0). The concentrations of NE, DA and serotonin in the hypothalamus and PRL in the anterior pituitary and plasma were determined every two hours between 15.00 h on diestrus 1 and 13.00 h on diestrus 2 of the estrous cycle and during the corresponding periods of PSP. D- and N-surges of PRL in the PSP rats were clearly observed at 19.00 h on Day 1 and at 07.00 h on Day 2 of PSP, respectively. During the diestrus 1 and 2 stages of the estrous cycle, PRL concentrations in the anterior pituitary were consistently low and unvarying. In contrast to this, a marked increase in the concentration of PRL in the anterior pituitary was observed during the corresponding period of PSP, just after the D- and N-surges of PRL.
    Hypothalamic NE concentrations increased during the D-surge of PRL in normal cyclic rats as well as in PSP rats, while in PSP rats, an additional increase in hypothalamic NE concentrations was observed during the initial stage of N-surge of PRL. Serotonin concentrations in the hypothalamus were significantly higher in PSP rats than in normal cyclic rats during the N-surge of PRL. DA concentrations in the hypothalamus significantly decreased during the D-surge of PRL in PSP rats, whereas those of PSP rats as well as normal cyclic rats markedly increased during the N-surge of PRL. These results suggest a possibility that these hypothalamic amines may have an important role on the occurrence of the D- and N-surges of PRL in PSP rats. DDC injected intraperitoneally (500mg/kg) at 12.00 or 21.00 h on Day 1 of PSP produced a dramatic decrease in NE concentrations in the hypothalamus. Under these conditions, initiation of both D- and N-surges of PRL was significantly suppressed, whereas the magnitude and peak time of each surge were the same as those of normal PSP rats. PCPA injected intraperitoneally (250mg/kg) at 12.00 h on estrus of PSP also produced a dramatic decrease in serotonin concentrations in the hypothalamus, but the N-surge of PRL was only partially suppressed. PRL concentrations in the anterior pituitary were normal in these DDC- or PCPA-treated animals during the time period observed.
    These results suggest that hypothalamic NE and serotonin are not essential for the occurrence of D- and N-surges of PRL, but they have a facilitatory effect on hypothalamic neural mechanisms inducing PRL release in response to the cervical sitimulation.
  • 高橋 迪雄, 村上 昇, 内藤 博之, 鈴木 善祐
    日本内分泌学会雑誌
    1981年 57 巻 2 号 131-136
    発行日: 1981/02/20
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
    多くの哺乳類では, 排卵と機能黄体の形成は連続した生殖現象で, 黄体相の成立という時点は, 必ずしも重要なエポックとして認識されていない。しかし実験動物としてのラットは, 一般に不妊生殖周期を繰り返しており, この状態では排卵後に形成された黄体はprogesterone分泌能を獲得せずに退行し, 4~5日後に次回排卵を迎える。機能黄相体, すなわち偽妊娠の成立には交尾刺激或いはこれと相等の外的刺激を要する。外的刺激が神経系に受容された後に, いかにして黄体細胞の生化学的変化を伴った内分泌的変化へと結果されるかは, 長年広範な興味の対象とされてきた。その理由は, この過程に含まれる神経-内分泌反射の成立, 下垂体分泌能の変化, 黄体細胞機能の変化など, いずれの段階においても哺乳類全般に敷衛可能の重要なプリンシプルが内包されていると考えられるからであろう。
  • 石川 宏
    日本内分泌学会雑誌
    1978年 54 巻 6 号 735-751
    発行日: 1978/06/20
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
    Studies were made on the effect of concomitant administration of dehydroepiandrosterone acetate (DHA-Ac) with progesterone on decidual growth in the rat.
    Virgin female rats of Wistar strain weighing about 250 g were used. Daily vaginal smears were recorded and, during the time of vaginal cornification, the animals were made pseudopregnant by tapping the uterine cervix. Day 1 of the pseudopregnancy was designated as the day that the vaginal smears contained primarily leucocytes.
    On day 4 of the pseudopregnancy, each animal was laparotomized midventrally, and bilateral ovariectomy and scratching of the uterine endometrium were performed. Progesterone, alone or in combination with DHA-Ac, was injected from day 4 of the pseudopregnancy (immediately after ovariectomy) through day 8.
    On day 9 of the pseudopregnancy, all animals were killed. The weights of the uterus, and the deciduoma-inducing score, etc. were estimated.
    Massive deciduomata weighing 2768±84 mg per uterus were induced in intact pseudopregnant rats. Treatment with 2 mg progesterone evoked maximal responses of only 754 ± 101 mg. The concomitant administration of 20 mg DHA-Ac with 2 mg progesterone reproduced the decidual weight observed in intact rats, but 2.5 mg or 5 mg DHA-Ac in combination with 2 mg progesterone was only slightly effective.
    The weights of the uterus, the deciduoma-inducing score, the histological findings, and the effects of the DHA-Ac were discussed.
  • 辻井 弘忠
    家畜繁殖学雑誌
    1988年 34 巻 4 号 261-263
    発行日: 1988年
    公開日: 2008/05/15
    ジャーナル フリー
    ICR系マウスを用いて,未受精卵の透明帯が,剥離するか否かについて調べた。その結果,性周期中の137頭のマウスから経時的に採取した1271個の未受精卵では,透明帯の剥離した卵子は25個(2%)であり,偽妊娠マウスでは190個のうち1個であった。このことから,低い割合ではあるが未受精卵子に透明帯の剥離が起こることが明らかとなった。
  • 石橋 功
    家畜繁殖研究會誌
    1965年 11 巻 3 号 73-81
    発行日: 1965/11/30
    公開日: 2008/05/15
    ジャーナル フリー
    家兎307頭を川いて,種々の偽妊娠stageのものをつくり,未受精卵子の移植を行なって,偽妊娠stageの受精に及ぼす影響を検討した。
    1.Native ovaの黄体数に対する採卵率(採卵は偽妊娠stage+12時間で行なう),偽妊娠1/2~1日,11/2日,2日において,それぞれ92~94%,59%,43%であり,子宮を結紮した偽妊娠2日から6日のものでは,ほぼ一定して60~70%の割合で採卵される。また11/2日では約半数,2日で約80%,以後殆んどすべての卵子は子宮から採卵された。
    2. Alien ovaの採卵率は(採卵は移植後12時間で行なう),偽妊娠stag1/2~1日,11/2日,2日のもので,それぞれ94~95%,83%,49%1であり,移植前子宮を結紮した2日から6日までのものでは,ほぼ一定して70~80%の割合で採卵出来た。しかしながら,子宮から得られる卵子の割合は1日まで0%,11/2日で23%,2~3日で70%前後と増すが,4日では34%と減少し,5~6日では殆んどすべての卵子は再び卵管から採卵された。
    3.偽妊娠の1/2日,1日, 11/2日,2日で卵子を移植したときの受精率は,それぞれ89, 86, 71, 44%であり,移植前子宮を結紮した2日,3日,4日,5日及び6日のものでは,それぞれ26~33%,12~14%,18~22%,4及び2%であった。受精卵子の発育stageは,接近又は融合した前核の状態,2-ce11及び4-cellstageであったが,11/2日以後のものにおいて,4-cell stageのものがみられず分割卵子の割合が低かつた。
    4.以上の結果から,偽妊娠のstageがすすむと共にみられる急激な受精率低下の原因は精子の上走困難と,急速な卵子下降に基ずくものであると考えられる。また過排卵処置牛における低受精率の原因も,ほぼ同様の理由に基ずくものであろうと推測される。
  • 尾川 昭三, 鈴木 善砧
    家畜繁殖研究會誌
    1955年 1 巻 2 号 67-68
    発行日: 1955/06/30
    公開日: 2008/05/15
    ジャーナル フリー
  • 岸 倉次郎, 小林 文彦
    日本内分泌学会雑誌
    1983年 59 巻 6 号 869-879
    発行日: 1983/06/20
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
    To elucidate the role of the cholinergic system in controlling the nocturnal prolactin (PRL) surge in the early stage of rat pseudopregnancy, the effects of subcutaneous or intracerebroventricular (ICV) injections of various cholinergic agonists and antagonists on the pattern of the nocturnal PRL surge were investigated. Pseudopregnancy was induced by stimulating the uterine cervix with a vibrator between 0630 h and 0700 h on the morning of estrus (Day 0). Blood samples for PRL analysis by RIA were obtained every two hours from 2300 h on Day 2 to 0900 h on Day 3 through an indwelling venous cannula, which was implanted on Day 1 under pentobarbital-Na anesthesia, or by decapitation at 0300 h on Day 3. For ICV injection of the drug, rats were implanted with a stainless steel guide cannula 1.0 mm above the right lateral ventricle on diestrus 1 of the estrous cycle. They were given cervical stimulation on the initial estrous morning after the above operation. Control rats given saline solution showed a nocturnal PRL surge between 0100 h and 0700h on Day 3 in the present study. Atropine sulfate (70 and 700 mg/kg) injected subcutaneously resulted in the complete inhibition of the nocturnal PRL surge whenever given at 2100h on Day 2, 0000 h on Day 3 and 0300 h on Day 3, which corresponded to 4 hours and 1 hour before and 2 hours after the starting of the nocturnal PRL surge, respectively. ICV injection of atropine sulfate (250 μg/rat) also inhibited the occurrence of the nocturnal PRL surge when given at 0000 h on Day 3, though a slight and transient elevation of plasma PRL levels were seen. Subcutaneous injection of pilocarpine hydrochloride (5 and 50 mg/kg), a cholinergic agonist, did not affect the elevation of plasma PRL concentration observed at 0300 h on Day 3 when administered 3 hours before. The other agonist, arecoline hydrochloride, also did not affect the pattern of the nocturnal PRL surge when administered intravenously between 2315 h on Day 2 and 0515 h on Day 3. Subcutaneous injection of pimozide (1 mg/kg), a dopaminergic antagonist, just after the administration of atropine sulfate (700 mg/ kg) given at 0000 h on Day 3 overcame the inhibitory effect of the later compound on the nocturnal PRL surge. However, the high levels of plasma PRL concentration still remained at 0700 h and 0900 h on Day 3 without any decrease as observed in the controls. These results suggest that the cholinergic system may be involved as a modulator in controlling physiological mechanism (s) of the nocturnal PRL surge in pseudopregnant rats.
  • 若林 秀昭
    北関東医学
    1962年 12 巻 1 号 22-40
    発行日: 1962年
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
    The rebound phenomenon of ovarian function has widely been recognized since Matsumoto and Igarashi reported on clinical findings adout it.The author made investigation whether the same phenomenon is also found in rats.
    (1) When adult female rats were consecutively given a large dose of estrogen (estradiol benzoate subcutaneously, 500r once every 3 days for 30 days or 100r once daily for 20 days), the ovary was atrophied, and histologically corpora lutea was remarkably decreased or lost, indicating evident inhibitory effect. At the same time, gonadotrophic potency of the anterior hypophysis, as measured by mouse uterus weight method, showed evident decline, and PAS-positive cells in the hypophysis were also decreased.
    (2) When the administration of estrogen was abruptly suspended, ovarian weight was gradually restored, and after 70 days, it, as well as its histological picture, went above the normal level of controls. In this way, the rebouud phenomenon of ovarian function could be demonstrated also in rats.
    (3) In accordance with these findings, gonadotrophic potency of the anterior hypophysis also increased beyond the level before the estrogen administration. It was consequently elucidated that the rebound phenomenon of ovarian function is due to that of the anterior hypohysis.
    (4) When a large dose of estrogen was consecutively given (estradiol benzoate, 500r once every 3 days for 30 days, subcutaneously), the function of the pituitary-ovarian system was inhibited. And when a small inhibitory dose of estrogen was further given (10r once every 3 days for 40 days, subcutaneously), the inhibitory effect was no more produced. In this way, Hohlweg's so-called desensitization (“Desensibilisierung”) was demonstrated in the ovary of the rat. These two-desensitization and rebound phenomenon-were compared each other under the same conditions, and the effect of the latter was found more prominent.
    (5) Within 50 days after the administration of a large dose of estrogen (estradiol benzoate 100r daily for20 days), the duration of pseudo-pregnancy was evidently prolonged from the preadministration average of 13.8±0.5 days to 17.4±1.3 days. This is considered to be due to the same mechanism with that of prolongation of high phase of basal bodytemperature, which is observed in association with the rebound phenomenon of ovarian function in women, and is considered to be induced by activated function of corpora lutea in the rebound phenomenon.
    (6) After consecutive administration of a large dose of progesterone, slight reduction of ovarian weight and inhibitory effect on vaginal smear were observed, but neither evident inhibitory effect on the hypophysis, nor the rebound phenomenon after the suspension of administration. At70 days after the administration, however, gonadotrophic potency of the hypophysis was increased. This is a problem which must await future study.
  • 北 徳, 西川 哲, 猪 貴義, 山下 貢司
    Experimental Animals
    1979年 28 巻 3 号 365-372
    発行日: 1979/07/30
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    妊娠チャイニーズハムスターの腟粘液分泌について観察し, 次の結果を得た。
    交尾後, 妊娠が成立した場合, 交尾後7日目より腟に希薄な粘液の分泌が認められるようになり, その出現率は, 交尾後7日目の10.8%から, 11日目の82.6%まで急速に増加した。そして, 交尾後12日目には, 19.5%の妊娠例で, 透明な粘液にかわって溶血性粘液が認められるようになった。溶血性粘液は, 多くの場合, 2~4日間持続するが, 交尾後14日目には89.1%の高率で検出されるようになり, その後急速に消失して17日目には6.5%の低率となった。そして, 溶血性粘液の消失した後は, 非常に粘稠な半透明の粘液がほぼ全例において出現した。
    また, 偽妊娠の場合には, やはり, 交尾後7日目頃から希薄な粘液が腟に認められ交尾後12日目頃まで持続した。しかし, 交尾後11日目には, 不明瞭ながら腟垢像が発情前期像 (1) を示し, 12日目には発情後期像 (III~IV) が認められ, 発情周期が再開した。
    交尾後9日目以前には, 腟粘液, 腟垢像, および, 母体重のいつれの観察によっても妊娠を判定することはできない。ただし, 体重変化, 腟垢像変化, さらに, 腟粘液分泌などを合わせ検討するならば, 交尾後10日目頃から妊娠診断が可能と思われる。
    終りに臨み, チャイニーズハムスターを御恵与いただいた国立遺伝学研究所吉田俊秀博士に深謝するとともに, 本研究の機会を与えられ, 種々御援助賜った川崎医科大学中央研究部柴田進部長および有益な討論をいただいた, 同解剖学教室顔政坤助手にお礼申し上げる。
  • 東山 秀聲, 岩崎 武輝, 中野 義雄, 木津 収二
    産婦人科の進歩
    1975年 27 巻 3 号 193-202
    発行日: 1975/05/01
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
    Pelvic endometriosisと診断された45例の婦人にnorethindrone5mgとmestranol 0.05mgの合剤による偽妊娠療法を行ない, 治療効果, 副作用, 中止後の性機能および本療法後の再燃について検討した. 投与方法は周期第5~第8日より, 本剤を1日1錠投与し, 破たん出血がおこれば1日量を1~3錠増量し, 期間は3~10ヵ月とした. 本療法による有効性は療法終了老40例中28例にみられ, 投与期間が151日以上, 総投与量500mg以上の例に有効率が高かった. 副作用は胃腸症状, 破たん出血, 体重の増加が主なものであり, 肝機能ではGOT, GPT, BSPなどに異常例が多かった. 中止後の本症の再燃は有効例28例中8例にみられた, 妊娠成立は挙児希望28例中8例に認められた.
  • 辻井 弘忠, 粟山 和也
    日本畜産学会報
    1990年 61 巻 10 号 913-918
    発行日: 1990/10/25
    公開日: 2008/03/10
    ジャーナル フリー
    本研究では,マウス•ラット異属間集合キメラ胚の偽妊娠ラット子宮への着床とその生育期間を延すことを目的に,1っのマウス胚に対して複数のラット胚を集合し,胚盤胞まで発育したものを偽妊娠ラットの子宮に移植した.実験にはICR系マウス,Wistar系ラットの成熟雌を使用した.培養液には0.3%BSA添加DMEMを用い,胚の培養は37°C,5%CO2 in airの気相下で行なった.集合胚の組合せは,(1)2つのラット胚の中心に1つのマウス胚を集合,(2)3つのラット胚の中心に1つのマゥス胚を集合,(3)マウス胚のみ3つを集合,(4)マウス胚のみ4つを集合,(5)ラット胚のみ3つを集合,(6)ラット胚のみ4つを集合の6群で行なった,胚盤胞への発生率はそれぞれ(1)80.0%,(2)77.8%,(3)55.6%,(4)37.5%,(5)75.4%,(6)70.1%であった.集合する胚の数を増やすと胚盤胞への発生率が低下する傾向が見られた.また,マウス胚の胚盤胞への高い発生率がマゥス•ラット異属間キメラ胚盤胞の形成を促進することが示唆された.(1)と(2)で得られた異属間集合キメラ胚盤胞合計55個を24頭の精管結紮雄との交配による偽妊娠ラットに移植を行ない,偽妊娠8から10日目まで合計4個の着床胚の存在を認めた.それらのうち偽妊娠10日目の胚は,ほぼ完全な着床の状態を示していた.胚の蛍光染色の結果,複数のラット胚の中心に配置されたマウス胚は,発生したキメラ胚盤胞中において一箇所にかたまることなく幾つかの群に分散し,胚内に広く分布する傾向が見られた.この事により,マウス•ラット異属間複数集合キメラ胚は,特に微細構造的不適合を補う点で,それら異属間キメラ胚の偽妊娠ラット子宮への着床を促進したものと思われた.
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