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クエリ検索: "全国特別支援学校病弱教育校長会"
17件中 1-17の結果を表示しています
  • 滝川国芳, 永井祐也, 平賀健太郎, 大江啓賢, 太田容次, 小畑文也, 河合洋子, 五島 脩, 副島賢和, 髙野陽介, 武田鉄郎, 舛本大輔, 三好祐也, 森山貴史
    育療
    2021年 68 巻 16-29
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/05/25
    ジャーナル フリー
    昨今の新型コロナウイルス感染症拡大により,遠隔授業の重要性が増している。全国各地で病弱教育を行う特別支援学校は遠隔授業に取り組んできたが,その現状や課題の全体像は明らかでない。本研究では,
    全国特別支援学校病弱教育校長会
    に加盟する特別支援学校を対象にした全国調査により,遠隔授業の実施状況と課題を明らかにすることを目的とした。調査は2020年9月にWebアンケートを実施し,対象校90校中71校から回答が得られた (回収率78.9%)。集計した結果,①既に75%の学校で遠隔授業が実施されているとともに,実施に至っていない大半の学校も検討していること,②検討している学校の多くは,遠隔授業に用いる機器や通信環境等の基礎的環境整備が必要であること,③遠隔授業の実施や活用できる教員数拡充に向けては,校内手続きの明文化が重要であること,④遠隔授業を実施している学校と検討している学校では遠隔授業の運用による利点や課題の捉え方が異なることが示された。
  • 田村 浩志, 川崎 裕美, 柊中 智恵子
    日本遺伝看護学会誌
    2021年 20 巻 1 号 44-49
    発行日: 2021/08/31
    公開日: 2024/02/23
    ジャーナル フリー
  • 滝川 国芳, 永井 祐也, 河合 洋子, 舛本 大輔, 高野 陽介, 三好 祐也, 五島 脩
    育療
    2022年 70 巻 38
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/31
    ジャーナル フリー
  • 西野 郁子, 齊藤 千晶, 石川 紀子
    千葉県立保健医療大学紀要
    2016年 7 巻 1 号 1_21-1_27
    発行日: 2016/03/29
    公開日: 2019/07/31
    研究報告書・技術報告書 フリー
     慢性疾患患児の学校生活に関する家族から学校への相談内容と,学校関係者の理解を得られる話し合いが進められた要因を明らかにし,家族と学校関係者との連携に関して医療者が行う支援を検討することを目的として調査を行った.対象者は,慢性疾患のため学校での配慮が必要な小中学生の子どもの母親10名であった.母親に対し,学校での配慮についての学校関係者との相談内容と相談方法,相談についての話し合いの時の考えについて半構成的面接を実施した.
     調査の結果,家族は給食への配慮,体調不良時の対応,行事への参加などの相談をしていた.また,学校関係者に理解を得るための話し合いに影響した要因として,《親からのアプローチの工夫》《子どもの能力に対する親からの保証》《学校側の受け入れへの態勢》《医療者からの支援の活用》が抽出された.親の説明能力を高めることや,個別の病状に合わせた説明資料の作成など医療者による支援が検討された.
  • 土屋 忠之, 川間 健之介
    特殊教育学研究
    2015年 53 巻 4 号 241-249
    発行日: 2015年
    公開日: 2019/02/01
    ジャーナル フリー
    病院にある学校58校を対象に退院後の児童生徒への教育的支援の状況を調査し、考察を行った。22校に退院後の児童生徒が在籍し、その児童生徒は増加傾向であった。支援の方策は「病院にある学校に通学」が最も行われ、次いで「課題を自宅で自主学習」「前籍校に行って学習」が行われていた。「自宅にて直接支援」を行っているのは3校のみで、場所を病院内に限定せずに在宅訪問教育を行うことが重要となる。間接的支援の「ICT機器の活用」を行っているのは1校のみで、課題として環境・予算が多く挙げられた。しかしICT機器は今後、発展が予想され、間接的支援は「課題を自宅で自主学習」を中心にしながら、ICT機器を整備することが大切となる。「前籍校に行って学習」は、試験登校として実施され、交流および共同学習として行うことが大切となる。退院後に、学区外の居住地に戻る児童生徒への教育的支援を行うことは難しく、支援を保障する方策が行われる必要がある。
  • 加藤 美朗, 嶋﨑 まゆみ, 蓑﨑 浩史
    特殊教育学研究
    2021年 58 巻 4 号 245-255
    発行日: 2021/02/28
    公開日: 2021/08/31
    ジャーナル フリー

    本研究は、わが国の視覚障害と聴覚障害単独校を除く特別支援学校に在籍する、知的障害との関連性の高い遺伝性疾患のある児童生徒の在籍状況を明らかにすることを目的として行った。結果は412校から回答が得られ、総児童生徒数53,688名のうちの13.3%が知的障害との関連性の高い遺伝性疾患の診断を併せもち、知的障害校ではその割合は14.3%であった。疾患別人数ではダウン症候群が最も多く、次いでアンジェルマン症候群、プラダー・ウィリー症候群、ウィリアムズ症候群の順であった。今後は、本研究の結果を参考に遺伝性疾患の教育的支援に関するより効果的な情報提供に努めるとともに、これらの症候群の行動特性に関する教員の知識やニーズについて明らかにしていく必要がある。

  • 永井 祐也, 武田 鉄郎
    特殊教育学研究
    2015年 53 巻 3 号 175-183
    発行日: 2015年
    公開日: 2019/02/05
    ジャーナル フリー
    本研究は、ムコ多糖症のある幼児児童生徒への教育に対する保護者の認識を明らかにすることを目的とした。日本ムコ多糖症親の会に所属する学齢期の子どもをもつ保護者57名を対象とし、質問紙調査を実施した。その結果、教科学習で約4割、体育で約7割の児童生徒に教育的支援が行われたと保護者は認識していた。その支援内容は、健康への配慮や学習保障が多い一方、自己管理能力の育成は皆無であった。教師や保護者は本人の健康に配慮する必要があるが、子ども自身が自己管理できるように発達段階等に応じた支援も求められる。また、年齢の上昇とともに症状が進行するため、特別支援学校に在籍する割合が徐々に増加しており、在籍する特別支援学校では医療的ケアが十分でないために学籍を移動する事例もあった。医療的ケアが必要になっても、在籍する特別支援学校で対応できるように、より一層医療的ケアの実施環境を整備することが求められる。
  • 市原 真穂, 小室 佳文, 荒木 暁子
    日本小児看護学会誌
    2016年 25 巻 2 号 74-80
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/12/09
    ジャーナル フリー

     高次脳機能障害の子どもへの看護実践とプロセスを明らかにし、復学支援の示唆を得ることを目的に、看護師8名に半構成的面接を行い、コードを集積、抽象度を高めた。その結果、102サブカテゴリ、23カテゴリ、9大カテゴリを抽出した。看護実践は、【障害特性の見極めによる復学を視野に入れたケア】、【家族の障害受容過程に配慮したケア】、【高次脳機能障害のある子どもへの看護が確立されていない中で積み上げてきた看護実践】、【専門医療施設看護師の使命感による復学支援の仕組みつくりへの関与】、【細やかな配慮による機能的な多職種連携の促し】、【試験登校前後の関わりによる本人、家族、多職種、学校関係者への働きかけ】、【地域や学校の状況と子どもと家族の思いを理解した意思決定支援】、【復学後に生じる困難の理解と予測】、【退院後のケアの継続性を意図した働きかけ】であった。復学への多職種支援を方向付ける看護実践の示唆を得た。

  • 永井 祐也
    育療
    2022年 70 巻 39-41
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/31
    ジャーナル フリー
  • 卓上ビー玉ゲーム ボードベースボール フロアリバーシ
    山之内 幹
    教育実践学研究
    2021年 22 巻 2 号 1-
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/08/01
    ジャーナル オープンアクセス
    特別支援学校で筋ジストロフィー児を対象にした教材・教具,卓上ビー玉ゲーム, ボードベースボール,フロアリバーシを開発した.卓上ビー玉ゲームは板に描かれたドーナツの絵に向けてビー玉を弾くゲームである.ボードベースボールは床に置いてあるカラーボードを狙ってボールを打つ競技である.フロアリバーシは4×4のマス目を狙ってボールを転がす陣取りゲームである.これらの実践から筋ジス児を対象にした教材・教具づくりの要点について以下の点が提案された.1. 生徒の小さな動きを大きな力に変えるシステムを採り入れる,2. コミュニケーション能力を高め,対人関係を広げるため数人で一緒に学習できる教材を作る.3. ボールがバットに当たる時の振動や音を生徒が感じることができるような補助具をつくる. 4. 実践では生徒の要望を聞きながら,その時々で教材・教具の使い方や設定を変えていく.
  • ―心身症・精神疾患を有する児童に着目して―
    田中  亮
    育療
    2022年 70 巻 12-19
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/31
    ジャーナル フリー
    小学校の通常の学級における病気による長期欠席傾向の児童の在籍状況や支援の実態及び長期欠席と心身症・精神疾患との関連の実態について明らかにするために、A県内にある国公立小学校・義務教育学校における病気による長期欠席児童の在籍状況と支援の実態及び長期欠席と心身症・精神疾患の罹患との関連について調査した。その結果、病気による長期欠席児童が存在していることを確認し、なおかつ、学校規模に合わせた支援体制の構築の必要性が示唆された。また、長期欠席児童は、心身症や精神疾患に関する医学的診断を有するケースが多い傾向が指摘された。日常的な支援は、無理をさせないという対応が多い回答であったが、積極的な支援を行わないことに至ることが懸念され、今後は、個別指導計画等による関係者間の共通理解や通常の学級と特別支援学校との連携がより一層重要となることが示唆された。
  • 小学校・中学校・高等学校教員への質問紙調査から
    藤井 慶博, 門脇 恵
    育療
    2020年 67 巻 1-10
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/09/15
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究では, 病気のため入院または自宅療養している児童生徒への ICT 活用による学習支援に関する小学校・中学校・高等学校教員の意識について質問紙調査を実施した。結果, 教員の 9 割が ICT を活用して学習支援を行うことに「賛成」(「やや賛成」を含む)と回答していた。賛成の理由として. 復学への寄与,教育制度としての必要性.当事者のニーズ,システムに対する評価といったことがあ げられた。一方「反対」(「やや反対」を含む)の理由として,教員の負担や不安.技術的・制度的な 課題.児童生徒への影響といったことがあげられた。その他.ICT 活用による病気療養児への学習支援を行ううえで課題と考えられる内容として,支援体制の整備・充実や当事者の状況.関係者との連携, 指導や評価の在り方が指摘された。
  • 滝川 国芳
    学校保健研究
    2023年 65 巻 3 号 131-135
    発行日: 2023/10/20
    公開日: 2023/11/16
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 理恵, 齊藤 利雄, 丸山 幸一, 服部 文子, 藤井 達哉, 熊谷 俊幸, 脇坂 晃子, 向田 壮一, 糸見 世子, 白石 一浩
    脳と発達
    2018年 50 巻 5 号 342-349
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/09/28
    ジャーナル フリー

     【目的】Duchenne型筋ジストロフィー (DMD) 患者の教育への支援に向けて, 実際の学校生活についての現状と課題を明らかにすることを目的とした. 【方法】小学生から20歳以下の在宅で生活するDMD患者の保護者を対象として, 5府県の7施設でアンケート調査を行った. 【結果】DMD患者115名の保護者から回答を得た. 小学校入学時の所属は一般小学校の通常学級が60%を占め, 特別支援学校は5%であった. 特別支援学級への転級や特別支援学校への転校をする患者が存在し, その時期は小学5年生が最多であった. 小学4年生から体育の授業での見学が増加し, 保護者から見て学校生活が楽しそうだったという回答が減少した. 中学生以上の患者70名では, 中学校入学時の所属は特別支援学校が60%を占め, 一般中学校の通常学級は13%であった. 保護者の77%が医師と学校の関わりを希望していたが, 希望した保護者の52%が実際には関わりがないと回答した. 【結論】一般小学校の通常学級へ就学するDMD患者は多いが, 歩行が困難になる小学4年生頃から一般の学校での生活が困難になってくる現状があり, 患者・保護者と医療, 教育が情報を共有し, 病状に応じて教育環境を調整していく必要がある. 保護者の希望に見合うほどの十分な医師の学校教育への関わりはなされておらず, 医療と教育の連携体制の構築が望まれる.

  • 滝川 国芳
    特殊教育学研究
    2013年 51 巻 4 号 391-399
    発行日: 2013年
    公開日: 2015/03/19
    ジャーナル フリー
    昨今、わが国では病気の子どもの長期入院が激減し、入院期間の短期化と入院の頻回化傾向が顕著になっている。このことは、病弱・身体虚弱教育のあり方にも大きな影響を及ぼし、教育活動における通信情報技術(Information and Communication Technology)活用、そして医療や教育における関係者の情報共有が不可欠となっている。本稿では、日本の病弱・身体虚弱教育における教育情報の共有と活用について、ICT活用の視点から、関連する国の施策、1976年の養護学校義務制以降の研究、実践研究を概観した。さらに、教師自らが情報発信し、指導法・教材等の教育情報を一元化して蓄積し、共有するための病弱教育支援冊子の有効性について指摘した。今後は、入院児童生徒の前籍校との日常的な連携、病気を理由に長期欠席している児童生徒への教育支援など、ICTを活用した病弱・身体虚弱教育の充実に向けた研究が期待される。
  • 副島 賢和, 竹鼻 ゆかり, 朝倉 隆司
    学校保健研究
    2020年 62 巻 1 号 11-24
    発行日: 2020/04/20
    公開日: 2020/06/05
    ジャーナル フリー

    Background: In a hospital, in-hospital teachers teach children with diseases. Those teachers' training is left to personal effort.

    Objectives: This study was designed to clarify growth and development processes in teachers in charge of inhospital schools.

    Methods: Data from interviews of 6 teachers of in-hospital classes were analyzed using a modified grounded theory approach (M-GTA). In interviews, we asked about awareness and tasks of in-hospital schools teachers and their growth and development as classroom teachers. Ethical guidelines were followed when conducting the interviews.

    Results: growth and development processes in teachers in charge of in-hospital schools were analyzed in terms of 20 concepts and 4 categories, with 8 subcategories. Moreover, effect factors were assessed in terms of 6 concepts and 2 categories. First, regarding growth and development processes of in-hospital school teachers, they assigned to the in-hospital school reported “awareness of limits of existing knowledge and experience.” They experienced “acquisition of abilities as teachers of in-hospital schools.” Furthermore, they experienced “acquisition of competence as the teacher of the in-hospital school and construction of teacher's sense of value.” Finally, they came to have “growth, development and confidence as a teacher of an in-hospital school.” Teachers noticed the self-change. These processes were influenced by factors of two categories: “organizational differences between school and hospital” and “appearance of parents and children.” Furthermore, these sub-categories were classified to two factors: “formation of the practice skills” and “cognitive mental change.” These two factors proceeded to the next stage while affecting each other in each process.

    Conclusions: This study showed growth and development processes in teachers in charge of the in-hospital school in 4 stages. The teacher's growth and development processes had two factors at each stage: “formation of practice skills” and “cognitive mental change.” These results are expected to be useful for developing teachers of in-hospital schools.

  • 特別支援学校(病弱)の実践資料の検討から
    森山 貴史
    LD研究
    2018年 27 巻 4 号 521-531
    発行日: 2018年
    公開日: 2020/12/03
    ジャーナル オープンアクセス
    本稿では,特別支援学校(病弱)の研究紀要や研究集録及び全病連の機関誌「病弱虚弱教育」掲載の実践報告を検討対象の資料として,心身症等に関する報告が増え始めた1980年代後半以降における,発達障害を併せ有する心身症等の児童生徒を対象とした実践の特徴や課題について論じた。実践の特徴として,自立活動において心身症等の病状に配慮して心理的な安定を図りながら社会性を育む指導が行われていることや,教科指導において教師と児童生徒との信頼関係を基盤として認知特性に応じた工夫がなされていることが明らかになった。次に,実践上の課題として,実態把握の困難さや進路指導の問題があることが明らかになった。最後に,今後は,復学支援や交流及び共同学習に関する実践研究が必要であることを指摘した。
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