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クエリ検索: "太平燕"
9件中 1-9の結果を表示しています
  • *日原 真由美, 三神 彩子, 赤石 記子, 長尾 慶子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2019年 31 巻 1P-50
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/08/26
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】近年,地球環境問題が深刻化する中,環境に配慮した食生活が重要となってきている。北区のごみ排出量は一人一日あたり約660gと都内平均よりも少ないものの,有効活用できるものが多く含まれている。東京家政大学と東京都北区では,2013年度より,ごみ減量啓発活動「リデュースクッキング」を推進している。リデュースクッキングとは普段の調理で処分しがちな食材や使い切れず廃棄している食材を有効活用する調理方法である。今回は「日本の郷土料理,名物料理」をテーマに生ごみ減量の推進につなげるレシピを提案する。

    【方法】日本全国の郷土料理,名物料理からスープカレー,きりたんぽ鍋,盛岡冷麺,治部煮,宇都宮餃子,からし焼き,ほうとう,お好み焼き,いもたき,

    太平燕
    ,鶏飯,タコライスの12品を選定した。それらの通常の作り方を基に,野菜の切り方を工夫する,使い切る,捨てがちな外葉,茎,皮などを使う,残り野菜の活用などのごみ減量につながる視点を入れてレシピを作成した。A4の冊子にまとめ,区民に広く普及できるようにした。

    【結果および考察】レシピ開発では,廃棄率の高い野菜の捨てがちな外葉,茎,皮等の可食部分を,すり下ろす・刻むなどの調理方法や味の工夫で食べやすくすると共に,省エネにつながる方法も取り入れたことで,調理時間も短く,簡単に美味しく作れるレシピとなった。1品あたりの生ごみ量は通常の作り方では平均47gとなったが,今回のレシピでは平均10g程度に抑えることができた。北区ごみ組成調査(2018年度)では,可燃ごみの約50%が生ごみであり,さらにその80%が調理くずであることから,このレシピを活用することで,区内のごみ減量につながることが期待される。

  • ―K雑誌に掲載された24か月分の献立分析から―
    酒井 治子, 小野寺 智恵, 會退 友美
    東京家政学院大学紀要
    2021年 61 巻 47-59
    発行日: 2021年
    公開日: 2023/02/13
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    近年、食物の摂取状況については主要食物の摂取頻度調査法が多く用いられ、日本の幼児が年間を通してどのような魚を使った食事を食べているのか、食事単位で把握できる調査結果が極めて少ない。そこで、雑誌に掲載された3~5歳児向け保育所給食の献立、2年間分144件の分析により、保育所において幼児が「さかなを使った食事」を食べる可能性を明らかにする目的で調査を行った。その結果、魚介類の使用頻度は主食料理で8.2%、主菜料理で35.8%、副菜料理で17.0%となった。主食における魚介類の使用は鮭、しらす干しの頻度が高かった。主菜では鮭、さばの頻度が高く、加工品の使用も1/4強を占めた。主菜では切り身魚の使用が多く、頭と尾が付いた形状での使用は「ししゃもの丸干し」のみであった。副菜料理ではかつお節、しらす干しの頻度が高く、細かくほぐした状態で使用されていた。また、一年を通して、鮭の使用頻度の高い実態が明らかになった。
  • 川口 幸大
    会誌食文化研究
    2021年 17 巻 1-13
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/07/07
    ジャーナル フリー

    この論文では、過去1世紀にわたり日本の家庭料理において中華料理がいかに展開してきたかを、主として料理番組テキスト『きょうの料理』のレシピと食材を分析し、かつそれを20世紀初頭に刊行された『料理の友』、および中国政府がオーソライズした中国の正典的な料理書である『中国名菜譜』と比較することによって考察する。結果として、戦後は主に中国出身の限られた講師たちが日本の読者に様々な中国料理を紹介していたが、1980年代ごろからは、餃子、チャーハン、春巻きといった特定のいくつかの料理の異なるレシピがよく紹介されるようになり、また香菜やオイスターソースや豆板醤といった、それまでなじみのなかった食材や調味料が頻繁に使われることになった。同じ料理が新しい要素をともなった様々なレシピで作られるようになったのである。このように、日本の家庭料理における中華料理は、多様な定番化の路線を進んでいると言えるのである。

  • 守田 真里子
    尚絅大学研究紀要 B.自然科学編
    2019年 51 巻 181-196
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/09/08
    ジャーナル フリー
    熊本県の各地には,様々な環境の中で先人たちが知恵と工夫を試行錯誤しながら作り上げた素晴らしい料理がある。しかし,これらの郷土料理は現在私たちの生活の中から失われつつあるのが現状である。また厚生労働省の第3次食育推進基本計画では,和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたことも踏まえ,伝統的な食文化の保護・継承を推進している。そのため,郷土料理の特徴や由来,作り方を学び,これらの郷土料理を次世代に継承していくことが必要であると考える。第1報では,県内各地を調査して郷土料理の成り立ちから,①優秀な特産物の存在,②大漁・豊作による農林水産物の有効活用,③人の移動・交流により生まれたもの,④行事により生まれたものの4種類に分類して報告した。さらに今回調査を加え,天草市(牛深・﨑津),山都町(馬見原),菊池市,球磨地域の郷土料理について報告する。
  • 社会経済史学
    2021年 86 巻 4 号 375-381
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/03/06
    ジャーナル オープンアクセス
  • 守田 真里子
    尚絅大学研究紀要 B.自然科学編
    2022年 54 巻 153-162
    発行日: 2022/03/31
    公開日: 2022/08/06
    ジャーナル フリー
    熊本県の各地には,様々な環境の中で先人たちが知恵と工夫を試行錯誤しながら作り上げた素晴らしい料理がある。しかし,これらの郷土料理は,現在,私たちの生活の中から失われつつあるのが現状である。また農林水産省の第4次食育推進基本計画では,和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたことも踏まえ,「持続可能な食を支える食育の推進」が挙げられた。そして,郷土料理や伝統野菜・発酵食品を始めとする伝統食材等の魅力を再発見することや,我が国の伝統的な食文化や地域の郷土料理等とその歴史や文化的背景等を学ぶ機会の提供を促進することが挙げられた。そこで,第1報・第2報では県内各地を調査して郷土料理の成り立ちから,4種類に分類して報告した。今回は,特に熊本の歴史上の人物と関わりの深い郷土料理とその由来について報告する。
  • 守田 真里子
    尚絅大学研究紀要 B.自然科学編
    2018年 50 巻 161-177
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/07/11
    ジャーナル フリー
    熊本県の各地には,様々な環境の中で先人たちが知恵と工夫を試行錯誤しながら作り上げた素晴らしい料理がある。しかし,これらの郷土料理は現在私たちの生活の中から失われつつあるのが現状である。郷土料理の特徴や由来,作り方を学び,これらの郷土料理を次世代に継承していくことが必要である。郷土料理は,年中行事と密接に関係しながら発達してきた物だが,その発生の型には①優秀な特産物の存在,②大量・豊作などの有効活用,③人の移動や交流,④行事で生まれたものの4つがある。今回は,このことを踏まえ阿蘇,上益城,天草,南関,八代地区等の郷土料理やその食材についての調査を報告する。
  • 鳥丸 聡
    東アジアへの視点
    2014年 25 巻 1 号 37-48
    発行日: 2014年
    公開日: 2020/04/03
    研究報告書・技術報告書 フリー
     2000 年4 月の地方分権一括法以降,多くの地方自治体は政策立案能力の向上により一層努めるようになった。企画部門の機能強化を図ったり,自治体シンクタンクを設立したり,職員研修に政策立案のカリキュラムを設けたりと,その展開方策は多様ながら,政府主導による政策に依存するだけでなく独自施策を立案することで限られた財源を有効に活用しようという試みが広がっている。  以下では,2013 年に話題となった一般市民に分かりやすい自治体の独自施策,即ち「1.ご当地ナンバープレート」「2.風変わり条例」「3.国際線誘致・維持戦略」「4.10 年目の指定管理者制度」そして「5.増加するふるさと納税」の5 つの施策の現状と課題について考えてみたい。
  • 決断・対応・目標の政治学
    蒲島 郁夫
    選挙研究
    2016年 32 巻 1 号 61-76
    発行日: 2016年
    公開日: 2019/12/01
    ジャーナル オープンアクセス
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