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クエリ検索: "学習行動"
3,611件中 1-20の結果を表示しています
  • 鈴木 竜太
    組織科学
    2014年 48 巻 2 号 16-27
    発行日: 2014年
    公開日: 2015/04/25
    ジャーナル フリー
     本論文は,個人の2つの
    学習行動
    をもたらす職場の要因について明らかにすることが目的である.具体的には,職場における情報の開放性と凝集性が自分自身の能力や知識を高める個人
    学習行動
    と自分の持っている知識や情報を職場の同僚と共有する組織
    学習行動
    への影響と,個人
    学習行動の組織学習行動
    への効果への影響について実証研究によって明らかにする.
     実証研究の結果からは職場の2 つの要因は直接的に2つの
    学習行動
    に影響を与えないが,個人
    学習行動
    を行う人がより組織
    学習行動
    を行うようになることを促す効果があることが示された.
  • ――定期考査および大学入試方法との関係性を中心に――
    山村 滋, 濱中 淳子
    大学入試研究ジャーナル
    2018年 28 巻 87-92
    発行日: 2018年
    公開日: 2024/01/28
    ジャーナル フリー

    大学入試センター研究開発部では,2012年度より3年間にわたり首都圏10校の高校生の

    学習行動
    を追跡するパネル調査を実施してきた。この研究成果を踏まえ,2016年度から地方都市や関西圏をも調査対象とした3年間にわたる新たなパネル調査を行っている。本報告は,2016年秋に実施した高校1年生を対象とした調査データを用いて,首都圏におけるパネル調査データによる知見に照らし,
    学習行動および学習行動
    と定期テスト・大学入試方法の関係性について検討したものである。

  • 金子 功一, 長谷川 修治
    植草学園大学研究紀要
    2023年 15 巻 13-20
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/05/24
    ジャーナル フリー

    本研究では,大学生228名(男性:60名;女性:168名)を対象に,英語学習における学習観の「教科共通の学習観」と「教科固有の学習観」,学習方略の「社会的方略」と「メタ認知的方略」,

    学習行動
    の「学習の持続性欠如」,学習時間の「定期試験前の学習時間」に関するオンライン調査を行った。その結果,
    学習行動
    の「学習の持続性欠如」は,教科共通の学習観の「学習量志向」と「方略志向」,学習方略の「社会的方略」と「メタ認知的方略」,「定期試験前の学習時間」とそれぞれ有意な負の関係が示された。また,学習方略の「メタ認知的方略」は
    学習行動
    の「学習の持続性欠如」を抑制することが示された。本研究の結果より,大学生の
    学習行動
    を改善するためには,学習観や学習方略の両観点を考慮した教育実践的な介入の必要性が示された。

  • 高田 治樹, 辰巳 哲子
    Works Discussion Paper
    2019年 22 巻 1-13
    発行日: 2019年
    公開日: 2023/02/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究は,これまで研修や経験学習などの習得目標のある
    学習行動
    への着目が中心だった社会人の学習について,習得目標のない課題に向かうための
    学習行動
    に着目し,社会人の日常的な
    学習行動
    尺度ならびに学びへの態度尺度を作成し,相互関連性を検討した。分析の結果,社会人の
    学習行動
    は,仕事の中での実践による学びを表す「経験型学習」,自分自身の働き方や価値を考える学びを表す「内省型学習」,社内外の人々との交流による学びを表す「対人型学習」,社内外のセミナーや研修に参加する学びを表す「学校型学習」の4因子に分類された。また,学びへの態度は,新たな学びを生み出そうとする態度である「学びの創造」,学びを実践する場所をつくるようにする「学びの実践」,普段から新たな知識やスキルを身につけようとする態度である「学びの習慣」,体系立てて学びたいテーマを保有している「学びの目標」の4因子に分類された。さらに,学びへの態度が
    学習行動
    に及ぼす影響を検討した結果,「学びの目標」が,「内省型学習」「対人型学習」「学校型学習」を促進し,「学びの習慣」は「経験型学習」と「内省型学習」を促進し,「学びの実践」は「内省型学習」と「学校型学習」を促進していた。本研究で,社会人の
    学習行動
    と学びへの態度を測定する尺度を作成し,
    学習行動
    を促す学びへの態度の種類を明らかにしたことは,社会人の学びの実態を測定できる有用な指標を開発するとともに,学習の取り組みを試みる企業や個人にとって有益な知見になったと考えられる。
  • 新宅 直人, 村井 万寿夫, 中川 一史
    日本デジタル教科書学会発表予稿集
    2019年 8 巻 2G-1D-3
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/10/16
    会議録・要旨集 オープンアクセス

     学校放送番組を活用した授業において,児童が

    学習行動
    を起こす要因として,番組に含まれる学習要素がどのように関わっているのかを明らかにすることを研究目的とした。社会科のまとめの場面で番組を視聴し,視聴シートの分析を行った。結果,児童が
    学習行動
    を多く起こしたのは,番組中に,授業では充分に扱われることのなかった要素が登場した時であることがわかった。また,一斉視聴に比べて,タブレット端末を用いた少人数での視聴で
    学習行動
    が活発化する可能性が示唆された。

  • ―職種ごとの違いに注目して―
    石川 ルチア
    Works Discussion Paper
    2021年 53 巻 1-17
    発行日: 2021年
    公開日: 2023/12/27
    研究報告書・技術報告書 フリー
    個人の働く期間が延びている。同時に、デジタライゼーションによって事業環境が加速的に変化している。変化に適応しながら働き続けるためには、経験とスキルが蓄積された中高年であっても、新しい領域の知識やスキルを習得することが求められる。本論文では、中高年の学習意欲と
    学習行動
    に影響を与える要因の特定を試みた。また、職種ごとにそれら要因の影響の強さを分析し、今後仕事の大きな変化が予想される生産工程・労務職における仕事の満足度と
    学習行動
    との関係を考察した。 分析の結果、キャリア展望が中高年の学習意欲と
    学習行動
    に強く関わっていることが明らかになった。そして、デジタル化が加速している職種では
    学習行動
    をとる傾向が低かった。職種ごとの分析では、生産工程・労務職には仕事満足とキャリア満足が
    学習行動
    に負の影響を及ぼすことが示唆された。そこで、同職種のキャリア展望と仕事満足度およびキャリア満足度を確認したところ、いずれも低いことが示された。 これらの結果から、中高年の特に生産工程・労務職に対して将来に向けた
    学習行動
    を促進する場合、企業としてできることは、危機感をあおってキャリア展望を押し下げることではなく、今後のキャリアを前向きに考えられるような取り組みを行うことであると示唆された。
  • 酒井 裕
    日本神経回路学会誌
    2009年 16 巻 3 号 141-142
    発行日: 2009/09/05
    公開日: 2009/10/30
    ジャーナル フリー
  • ――進学中堅校の調査結果から見られる特徴――
    竹内 正興
    大学入試研究ジャーナル
    2022年 32 巻 131-136
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/08/21
    ジャーナル フリー

    本研究は,進学中堅校に在籍する高校生の志望学部系統選択の特徴について,アンケート調査から検討することを目的とする。調査の結果,学部系統の志望度(志望の強さ)については,医・歯・薬学,保健学,教育学といった資格取得が就職に直結する学部系統のスコアが高い結果となった。一方,志望理由については,「学びたい学部系統だから」が学部系統に関わらず高い傾向が女子を中心に見られた。また,保健学系統を中心に,生徒本人の意見と家族の意見の双方が重視される傾向が窺えた。先行研究では,高校階層によって進路意識が分化し,進学中堅校の生徒の進学意識の変動が大きいことが指摘されているが,本調査においては,大学入学後の学びや就職,資格取得を意識して学部系統を志望する傾向が見られた。

  • 三好 きよみ
    P2Mマガジン
    2023年 19 巻 10-16
    発行日: 2023/09/09
    公開日: 2023/09/09
    解説誌・一般情報誌 オープンアクセス
  • 山本 秀一
    環境情報科学論文集
    2004年 ceis18 巻
    発行日: 2004年
    公開日: 2007/01/12
    会議録・要旨集 フリー
    共有地問題を素材として、プレーヤーの
    学習行動
    をコンピュータシミュレーションによって分析した。プレーヤーの
    学習行動
    は、学習アルゴリズム<山本(2003>によってプレーヤーのプログラムに実装される。問題の構造に即して学習アルゴリズムを修正することで、探索性能を改善させることができた。また、学習アルゴリズムの拡張についての考察を試みた。
  • ――そのばらつきと背景を探る――
    濱中 淳子, 山村 滋, 鈴木 規夫
    大学入試研究ジャーナル
    2014年 24 巻 15-20
    発行日: 2014年
    公開日: 2023/12/22
    ジャーナル フリー

    高校生を学習に向かわせるため, 学力試験の導入を前提にした入試改革の必要性が説かれるようになっている。しかし, 学力試験は本当にいまの高校生たちを学習に導くのだろうか。そもそも, 高校生たちの

    学習行動
    がどのようなものなのか, 十分に明らかにされているわけではない。本報告は大学入試センターが実施している質問紙調査のデータを用いて, 進学中堅校に通う高校1年生の
    学習行動
    とその背景を探るものである。

  • KH Coderを利用した計量テキスト分析
    鈴木 敏和
    理学療法学Supplement
    2008年 2007 巻 1276
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/05/13
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】近年の理学療法士養成校増加と共に,在学生の学習方法に変化がみられるようになった.これに伴い教員への要求も,理学療法知識の提供だけでなく,学習方法指導,勉学への意欲付けも必要とされるようになってきた.今回,学生の
    学習行動
    を分析すると共に,学習意欲付けの方法を検討した.
    【方法】4年制専門学校在学中の平成18年度2年生(41名 有効回答数41),および平成19年度2年生(44名 有効回答数41)を対象にアンケート調査を行った.また,同学年担当教員に対し,学生に感じる努力度をVASにて記録した.学生の
    学習行動
    は,健康行動理論を改変し,1)過去3ヶ月以上あまり勉強をしていない 2)過去3ヶ月以上あまり勉強をしていないが,今後1ヶ月以内には始めるつもりである 3)試験前は勉強したが,現在はあまり勉強をしていない 4)試験前より始め,今でも勉強を続けている 5)本学年に入り,ずっと勉強している の5段階とし,また前期試験前後の努力度を,VASを用いて表し,前期試験成績と関係を比較した.統計はSPSS Ver14を用いた.また
    学習行動
    5)の者(7名)を対象に面談を行い,面談内容をテキスト化し,KH Coder Ver2beta10を用い計量テキスト分析を行った.
    【結果】以下に示す結果は,両年度共通であった.
    学習行動
    はほとんどの者が3)であった(74%,70%).この為,努力度も試験後に明らかに低下がみられた(p<0.01).この行動は,成績良好者,不良者で共通の傾向であった.試験成績は,試験前努力度にわずかに関係がみられ(r=0.48,0.4),試験後の努力度には関係ない(r=0.36,0.14)ことが判った.
    学習行動
    5)の者すべては,試験成績良好群に含まれていた.また他の
    学習行動
    の者より明らかに良好であった.教員の学生に感じている努力は,実際に学生が感じている努力度とは関係なく,試験成績に関係があった(r=0.77,0.6).面談結果では,学習意欲を高める因子,学習を継続していく因子として,プラス因子を主としている者とマイナス因子を主としている者が存在した.また,マイナス因子を持つものが多いことがわかった.
    【考察】学生の
    学習行動
    は試験の前後で大きく変化し,試験前の努力は試験成績に関係ないことが判った.また,教員の感じている学生の努力度は,試験成績に大きく関与していることが判った.また,試験に関係なく努力している学生は,明らかに成績が良好であった.しかし,努力し続ける因子としては,プラス要因を主体とする者,マイナス要因を主体とする者と両者が存在する.この為,指導する方針は,この見極めが必要となる.
    【まとめ】学生の指導のポイントとして,学生に感じている努力度と学生が感じている努力度と関係がないことを理解し,試験に関係なく勉強を続けるよう指導する必要がある.指導ポイントとして,学生により正の要因で勉強し続ける者と負の要因で勉強し続ける者がいる事を理解し,指導していく必要がある.
  • −A病院の3年課程を卒業した看護師のインタビュー調査から-
    岡田 摩理, 石井 成郎, 佐久間 佐織, 田島 真智子, 伊東 裕康
    日本看護学教育学会誌
    2021年 31 巻 2 号 107-119
    発行日: 2021/11/01
    公開日: 2022/04/01
    ジャーナル フリー

    〔目的〕卒業後3年目までの看護師の学生時代および看護師として働く過程の中での

    学習行動
    の変化と影響する要因を明らかにし、看護基礎教育における
    学習行動
    の育成に役立つ知見を得る。

    〔方法〕卒業後3年目までの看護師7名に、学生時代から現在に至るまでの学習方法や影響要因について半構成的面接調査を行った。質的記述的に分析を行い、学生時代と看護師になってからの

    学習行動
    の変化と影響要因について検討した。

    〔結果〕

    学習行動
    は、学生時代に【基礎的な学習習慣】と【理解を促進する学習方法の活用】があり、卒業後に【責任を果たすための学習姿勢】と【必要性を予測した学習方法の活用】があった。両時期に
    学習行動
    を促進する要因と阻害する要因があった。

    〔考察〕

    学習行動
    の育成のためには、学生時代の早期から臨床状況のリアルなイメージ化を図り、他者からの影響が効果的になるような教育方法の見直しが必要であると示唆された。

  • *岩本(大久保) 慧悟, 沓澤 岳, 滝口 雄太, 尾崎 由佳
    日本心理学会大会発表論文集
    2020年 84 巻 PQ-023
    発行日: 2020/09/08
    公開日: 2021/12/08
    会議録・要旨集 フリー

    変化の激しいビジネス環境の中で,企業が継続的に発展し続けるためには,従業員の変革的な行動が重要であるとされる。本研究では,変革的な行動を促す背景にある認知的要因として,会社マインドセット(会社MS; 会社の性質の変わりやすさについての信念)を提案し,従業員の組織学習との関連を分析した。組織学習は,シングルループ学習(組織的価値・規範に沿う自己研鑽的な

    学習行動
    )と,ダブルループ学習(組織的価値・規範からの逸脱も厭わない変革的な
    学習行動
    )に着目した。オンライン調査を実施し,会社員258名(男性180名,平均年齢43.8歳,SD=9.3)を分析対象とした。会社MSは,先行研究に基づき「その会社らしさは根本的なものなので,従業員が大きく変えることはできない」等の4項目で測定された(α=.77)。シングルループ学習とダブルループ学習を目的変数,年齢・性別・職種・仕事の困難さ・知能MS・会社MSを説明変数とした重回帰分析をそれぞれ実施した。その結果,知能MSは組織学習と関連しなかったが,会社MSはいずれの組織学習とも有意に関連した。会社の性質を可変的に捉えることで,自己研鑽的な
    学習行動
    ・変革的な
    学習行動
    が促される可能性が示唆された。

  • —A大学教養系学部学生アンケート調査の結果から—
    本庄 秀明
    大学経営政策研究
    2018年 8 巻 37-53
    発行日: 2018年
    公開日: 2022/04/28
    ジャーナル フリー

    With the quality of university education being discussed as a hot topic, efforts are being made to improve individual courses, including that of the introduction of active learning- based courses. In Liberal Arts departments, however, the discussion has included the merits of specialized curricula vis-a-vis the broad curricula. Based on the results of a survey conducted among students belonging to a Liberal Arts department, the academic activities of students in search of specialized education versus those who were in search of a broad education with the incorporation of Liberal Arts curricula were compared. The results revealed that the students in search of specialized education exhibited higher degrees of effort in their classes. Consequently, this suggests that Liberal Arts departments should introduce curricula that guide students toward specialized education.

  • 林 哲, 田所 作太郎
    臨床薬理
    1979年 10 巻 1 号 27-29
    発行日: 1979/03/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 小林 秀紹, 鈴木 美智子, 小澤 治夫
    発育発達研究
    2007年 2007 巻 Supplement 号 66
    発行日: 2007/03/10
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 加納 千恵子
    日本科学教育学会研究会研究報告
    1995年 9 巻 6 号 7-10
    発行日: 1995/05/13
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    米国MITの夏季科学技術日本語講座におけるコンピュータ科学及び電子・電気工学分野の読解授業の特性を,授業中の教師の教授行動,学習者の
    学習行動
    から分析した。また,読解支援システムの利用状況や,授業内外の読解学習効率の評価に関する面談調査の結果から,授業で行われている教授行動や
    学習行動
    に対する評価と支援システムに関する評価との間には密接な関係があることがわかった。
  • 阿部 真由美, 向後 千春
    日本教育工学会論文誌
    2021年 45 巻 1 号 127-134
    発行日: 2021/06/10
    公開日: 2021/06/18
    [早期公開] 公開日: 2021/04/06
    ジャーナル フリー

    本研究では,英語の多聴学習において,学習者の個人特性としての拡散的好奇心が

    学習行動
    に与える影響と,拡散的好奇心を満たす教材が
    学習行動
    と学習意欲におよぼす影響について調査を行った.プレ調査のアンケートで測定した個人特性としての拡散的好奇心とその後の多聴学習での
    学習行動
    の関係を調べたところ,拡散的好奇心の強さが
    学習行動
    におよぼす影響は限定的だった.また,多聴教材として,拡散的好奇心を満たす度合いの高いE 教材と,度合いの低いC 教材を制作し,E 教材で学習したE 群(実験群)とC 教材で学習したC 群(統制群)を比較した.その結果,E 教材のほうが学習者の
    学習行動
    をうながすとは言えないものの,リスニング学習に対する学習意欲を維持させることが示唆された.また,多聴学習では,教材が拡散的好奇心を満たす度合いに関わらず,学習者のリスニング学習への興味を高め,リスニング力を向上させることが示された.

  • バングラデシュIT人材の語りをもとに
    小山 多三代, 安田 裕子
    TEAと質的探究
    2024年 2 巻 2 号 116-130
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/10/10
    ジャーナル フリー
    本研究では,日本語学習意欲が向上していながらも,
    学習行動
    が促進されていない様相について「計画的行動理論」を手掛かりに解明した。バングラデシュIT人材3名を研究参加者とし,半構造化インタビューを行ったうえで,自身の理想とする日本語
    学習行動
    の継続を目指しながらも,それに見合った
    学習行動
    が実現できずにいるプロセスを捉えた。分析の結果,3名の日本語学習意欲が向上し,それが維持されている背景には,「行動への態度(自身が日本語を学習することを望ましいと感じるかという認識)」と「主観的規範(重要な他者から日本語を学習することを期待されていると感じるかという認識)」の強化が密接に関わっていることが明らかになった。一方で,
    学習行動
    が促進されていない背景には,「時間的余裕のなさ」や「日本語学習に対する自信のなさ」が捉えられ,「コントロール感(状況的・能力的に日本語を容易に学習できると感じるかという認識)」の著しい低下が
    学習行動
    を阻害していることが明らかになった。
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