本稿では,小学校英語教育学会が課題研究として進めている「外国語活動の評価規準と方法に関する研究」の一環として,外国語活動における評価方法についての研究の最終報告を行う。本稿では,外国語活動の評価方法について示唆を得るために,量的研究として児童の動機づけについてのアンケート調査から,中学年から高学年にいたる「発達的特徴」を明らかにする。次に,そうした発達的特徴の一側面を質的にとらえるために,インタビューにより児童の自己評価の実態を明らかにする。研究結果から,外国語活動の評価方法に対する示唆を提供する。
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