詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "弾性率"
34,927件中 1-20の結果を表示しています
  • 新田 陽子, 池田 新矢, 高谷 友久, 西成 勝好
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2002年 14 巻
    発行日: 2002年
    公開日: 2003/04/02
    会議録・要旨集 フリー
    熱履歴がジェランガムゲルの
    弾性率
    に及ぼす影響を調べるため、冷却速度、貯蔵温度、貯蔵時間を変えたゲルの
    弾性率および弾性率
    の温度依存性を調べた。冷却速度を変えて作成したジェランガムゲルの
    弾性率
    を比較したところ、毎分0.5度で冷却して作成したゲルの
    弾性率
    は毎分約15度で冷却して作成したゲルの
    弾性率
    よりも10倍ほど大きかった。25度で2時間保存したゲルの
    弾性率
    と25度で2時間保存した後4度で20時間保存したゲルの
    弾性率
    は25度以上ではほぼ一致した。ゲル化の際の冷却速度が低温での保存よりもジェランガムゲルの
    弾性率
    に大きく影響することが示された。
  • 鈴木 章泰, 桐原 浩司, 功刀 利夫
    高分子論文集
    1993年 50 巻 7 号 583-586
    発行日: 1993/07/25
    公開日: 2010/11/22
    ジャーナル フリー
    振動熱処理法をポリアリレート繊維に適用し, この方法が力学的性質を向上させるのに効果的であることが分かった. この振動熱処理は2回行い, 第1回目の振動熱処理 (VA1) の処理温度と処理張力は200℃と76MPa第2回目 (VA2) では200℃と84MPaとした. なお, 振動周波数は100Hz振幅は5μmとして行った. 得られた繊維の動的粘弾性を測定した結果, 原繊維の25℃おける動的
    弾性率
    は49GPa, VA1繊維では69GPa, VA2繊維では83GPaに達し, 処理回数とともに動的
    弾性率
    は増加する. これら繊維のtanδ-温度曲線では60℃付近に主分散ピークが現れ, ピーク強度は原繊維VA1繊維およびVA2繊維の順に小さくなる. また, TMA測定では原繊維は50℃から100℃の温度域で段階状に熱収縮するが, VAl繊維およびVA2繊維では徐々に熱収縮する. 最終的に190℃における熱収縮率は原繊維ではO. 48%, VA1繊維では0.47%, およびVA2繊維では0.42%といずれもわずかである.
  • 特に弾性率の坪量依存性に関連して
    上坂 鉄, 村上 浩二, 今村 力造
    材料
    1979年 28 巻 310 号 629-634
    発行日: 1979/07/15
    公開日: 2009/06/03
    ジャーナル フリー
    A simple statistical analysis of elastic modulus field of paper sheet has been made on the basis of the staler stress-strain equation proposed by C.T.J. Dodson7)8).
    Paper sheet was assumed to be an inhomogeneous body whose elastic state at a point x is characterized by the equation σ(x)=Kl(x)ε(x), where σ is the isotropic (two dimensional) stress, ε the areal dilatation and Kl the local elastic modulus for areal dilatation. Under the condition of statistical homogeneity9) of the elastic modulus field, the effective modulus (overall modulus10)11)) K, defined as the ratio of mean stress to mean strain, was shown to be equal to the reciprocal of the mean elastic compliance as the zero-th order approximation. By assuming that the local modulus Kl(x) is proportional to the mass density at a point x, the effective modulus K can be expressed as
    K=MH2/H+1=Mf(H),
    where M is the proportional constant and H the mean number of overlapping fibers12) which corresponds to the basis weight. The function f(H) is a nonlinear function of H, but in the range of sufficiently high H(>2) it shows almost linear dependence on H, and the gradient of f(H) is approximately unity.
    The areal dilatation modulus K and other in-plane moduli were determined as a function of the basis weight by use of a biaxial tensile tester for the sheet made from the bleached kraft pulp (spruce) beaten in various degrees. The results showed that with increasing the revolution number of PFI mill the gradient of the linear regression equation of K against the basis weight increases, while the corresponding intercept on the basis weight axis, which is caused by the sheet inhomogeneity, does not vary markedly.
    The specific elastic modulus defined as the gradient of the regression line, which can be regarded as the mean local modulus per unit basis weight, was proposed as a new characteristic quantity of paper elasticity, and the effect of beating on in-plane specific moduli was also discussed.
  • 八木 優英, 建内 宏重, 梅原 潤, 本村 芳樹, 廣野 哲也, 野尻 周佑, Todd Pataky, 市橋 則明
    理学療法学Supplement
    2019年 46S1 巻 O13-2
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/08/20
    会議録・要旨集 フリー

    【はじめに、目的】

    動作中の筋への負担を把握するために、個々の筋の張力を測定することは重要である。せん断波エラストグラフィー機能では、硬さの指標である

    弾性率
    から個々の筋張力を推定可能である(Bouillard, 2012)。ただし、
    弾性率
    の絶対値は筋断面積に影響を受け、筋力発揮の絶対値が同じでも、筋断面積が大きい被験者では小さな
    弾性率
    が計測されてしまう(Dresner, 2001)。被験者間や筋間で
    弾性率
    を比較するためには、
    弾性率
    に筋の大きさを反映させ、発揮筋力の絶対値と強い関連を持つ指標を確立する必要がある。そこで、本研究では
    弾性率
    を筋の大きさで補正した指標が、
    弾性率
    より発揮筋力の絶対値と強い関係を有するかを検討することとした。

    【方法】

    健常成人男性12名が本研究に参加した。被験者を腹臥位とし、肩関節を外転90°、回旋0°、肘関節屈曲90°でダイナモメーター(BIODEX Medical Systems)に固定した。超音波診断装置(SuperSonic Imagine)を使用して、Bモードで上腕三頭筋の筋断面積、筋厚を測定した。そしてダイナモメーターで最大等尺性肘伸展筋力を計測した。その後、等尺性肘伸展運動中の上腕三頭筋の

    弾性率
    を超音波診断装置のエラストグラフィー機能で測定した。発揮筋力を10秒間一定に維持するために被験者に視覚的フィードバックを行った。開始負荷を5Nmとし、最大等尺性肘伸展筋力の60%を超えるまで5Nm毎に負荷を漸増させた。各負荷間には十分な休息を設けた。なお、測定中に発揮筋力を一定に保てない場合にはその時点で測定を終了した。そして
    弾性率
    と筋厚または筋断面積を掛けた筋張力指標(
    弾性率
    ×筋厚、
    弾性率
    ×筋断面積)を算出した。発揮筋力と
    弾性率
    、二種の筋張力指標とのPearsonの相関係数を算出し、3つの相関係数を比較した。また発揮筋力ごとに各指標の変動係数を算出し、指標ごとに加算平均を求めた。有意水準は5%とし、相関係数の比較ではHolm法で補正した。

    【結果】

    発揮筋力と

    弾性率
    、2つの筋張力指標にはそれぞれ有意な正の相関を認めた。しかし、発揮筋力−
    弾性率
    間の相関係数(0.79)より、発揮筋力−
    弾性率
    ×筋厚および発揮筋力−
    弾性率
    ×筋断面積間の相関係数(それぞれ0.93,0.96)の方が有意に高かった。発揮筋力と各筋張力指標間の相関係数には有意差がなかった。さらに、変動係数は
    弾性率
    より各筋張力指標で小さかった。

    【考察】

    弾性率
    ×筋厚および
    弾性率
    ×筋断面積は
    弾性率
    と比較し、個人間のばらつきが少なく、発揮筋力の絶対値と強い関連を示した。そのため
    弾性率
    より筋張力指標の方が個人間の筋張力の比較に適した指標と考えられる。

    【結論】

    弾性率
    に筋断面積または筋厚をかけた筋張力指標は、最大筋活動時の
    弾性率
    での正規化を必要としない上に発揮筋力と強く関連する。

    【倫理的配慮,説明と同意】

    本研究は京都大学医の倫理委員会による承認を受けて実施した(R0881-3)。研究を実施するにあたり,すべての対象者に口頭にて本研究の主旨,目的,方法,測定時に痛みなどの身体的異常を認められた際には直ちに実験を中止すること,測定が困難な場合には実験を中止できることについて十分に説明を行い,研究参加への同意を書面にて得た。

  • 仲井 正昭, 新家 光雄
    生体医工学
    2017年 55Annual 巻 5PM-Abstract 号 489
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/09/13
    ジャーナル フリー

    医療用金属材料の研究分野では、応力遮蔽による過剰な骨吸収を抑制するためのチタン合金の低

    弾性率
    化が精力的に研究されている。しかし、用途によっては、必ずしも低
    弾性率
    が望まれず、ある側面(例:脊椎固定器具)では高
    弾性率
    のほうが有利となる。そこで、高低両
    弾性率
    の要求を満たすため、変形誘起相変態を利用し、変形部分のみ
    弾性率
    が上昇し、その他の部分は低
    弾性率
    となる脊椎固定器具の開発を進めている。本講演では、この開発の中で得られたTi-Cr合金に関する知見について報告する。 Ti-Cr合金(Cr濃度は10~14%)に塑性変形を加え、変形前後におけるそれらの組織解析を行った。その結果、高Cr濃度側では変形による組織変化が認められなかったが、低Cr濃度側では変形誘起ω相変態が生じた。次に、変形前後の
    弾性率
    を測定した結果、低Cr濃度側では変形により
    弾性率
    が上昇したが、高Cr濃度側では変形前後の
    弾性率
    がほぼ同程度となった。組織解析の結果と併せて考えると、変形によるこれらの合金の
    弾性率
    の上昇は、変形誘起ω相変態が生じたことに起因すると考えられる。 脊椎固定用ロッドへの適用を考えた場合、変形前の
    弾性率
    は低く、変形後にはなるべく高い
    弾性率
    が得られるのが理想的である。本研究中では、変形前の
    弾性率
    が最も低く、変形による
    弾性率
    上昇量が最大となるTi-12Cr合金が脊椎固定用ロッドへの適用には最も適していると考えられる。

  • せん断波エラストグラフィーによる検討
    加藤 丈博, 池添 冬芽, 梅原 潤, 佐伯 純弥, 田村 耀, 牧田 大樹, 市橋 則明
    理学療法学Supplement
    2016年 2015 巻 P-KS-27-5
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/04/28
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに,目的】加齢に伴い骨格筋の筋量は低下することが知られており,個々の筋量の加齢変化についても多く報告されている。一方,個々の筋のスティフネス(硬さ)を評価する指標として,近年,超音波診断装置のせん断波エラストグラフィー機能を用いた筋の
    弾性率
    が着目されている。しかし,
    弾性率
    を用いた先行研究によると,加齢に伴い筋の
    弾性率
    は増加するという報告と低下するという報告とがあり,
    弾性率
    の加齢変化については一定の見解が得られていない。また,加齢に伴う筋量低下率には筋間差があることが知られており,例えば下腿三頭筋においてはヒラメ筋に比較して腓腹筋では加齢に伴う筋量低下率が大きいことが報告されている。しかし,下腿三頭筋の筋スティフネスについても加齢変化の筋間差があるのかについては明らかではない。そこで本研究は,若年女性と高齢女性における下腿三頭筋の
    弾性率
    を評価し,下腿三頭筋の
    弾性率の加齢変化および腓腹筋とヒラメ筋の弾性率
    の筋間差について明らかにすることを目的とした。【方法】対象は健常高齢女性85名(年齢73.5±4.7歳)および健常若年女性24名(年齢21.6±1.3歳)とした。重度の神経学的・整形外科的障害を有する者は対象から除外した。超音波診断装置(SuperSonic Imagine社製)のせん断波エラストグラフィー機能を用いて,腓腹筋内側頭とヒラメ筋について安静時の
    弾性率
    (kPa)を測定した。
    弾性率
    の計測肢位は腹臥位,膝関節伸展位,足関節背屈0度位とし,計測部位は下腿長の近位30%の位置とした。なお,
    弾性率
    は値が大きいほど筋が硬いことを示す。加齢による
    弾性率
    の変化率として,各筋の若年者に対する高齢者の
    弾性率
    の低下率を求めた。統計解析について,若年者および高齢者の
    弾性率
    の比較には対応のないt検定を用いた。若年者,高齢者それぞれにおける腓腹筋とヒラメ筋の
    弾性率
    の比較および加齢による低下率の筋間比較には対応のあるt検定を用いて検討した。【結果】若年者と高齢者の
    弾性率
    を比較すると,腓腹筋およびヒラメ筋の
    弾性率
    はいずれも若年者と比較して高齢者のほうが有意に低く,加齢に伴い下腿三頭筋の筋スティフネス(硬さ)が減少することが示された。筋間で
    弾性率
    を比較すると,若年者および高齢者のいずれもヒラメ筋と比較して腓腹筋のほうが有意に高く,腓腹筋のほうが硬いことが示された。一方,加齢に伴う
    弾性率
    の低下率はヒラメ筋と比較して腓腹筋のほうが有意に高く,ヒラメ筋よりも腓腹筋のほうが加齢に伴い筋スティフネスは減少することが示された。【結論】本研究の結果,腓腹筋およびヒラメ筋の
    弾性率
    (筋スティフネス)は加齢により低下することが明らかになった。また,下腿三頭筋の
    弾性率
    の加齢変化については,ヒラメ筋よりも腓腹筋のほうが加齢による低下率が大きく,加齢に伴う下腿三頭筋の筋スティフネスの減少の程度には筋間差があることが示唆された。
  • 弘中 和憲, 後藤 祐司, 石橋 憲一, 中川 允利
    農業機械学会誌
    1990年 52 巻 Supplement 号 425-426
    発行日: 1990/04/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 村瀬 浩貴, 矢吹 和之
    高分子
    1996年 45 巻 12 号 850a
    発行日: 1996/12/01
    公開日: 2011/10/14
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • *斎藤 誠一, 高畑 義徳, 福田 芳弘, 森 貴裕, 平川 節子, 中尾 慎吾
    エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集
    2003年 2003 巻 13A-16
    発行日: 2003年
    公開日: 2003/10/14
    会議録・要旨集 フリー
     
    弾性率
    の高い、ビルドアップ基板用絶縁材の検討を行った。
     従来のビルドアップ基板用絶縁材の
    弾性率
    は、2_から_5GPaである。本研究の
    弾性率
    は、球状アルミナ等のフィラーを90重量%以上配合することで、
    弾性率
    100GPaの樹脂硬化物を得る事が出来た。
    従来の材料では、薄型基板作成時に基板反りの問題が発生していたが、同材料を用いることにより解決できると考えられる。また、吸水率が0.05%と非常に低い事が判明し、新たな用途が期待できると考えられる。 
  • 中尾 彩佳, 池添 冬芽, 八木 優英, 梅原 潤, 野尻 周佑, 市橋 則明
    理学療法学Supplement
    2019年 46S1 巻 P5-8
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/08/20
    会議録・要旨集 フリー

    【はじめに、目的】近年、個別の筋の伸張量の評価方法として超音波診断装置のせん断波エラストグラフィー機能で

    弾性率
    を測定する方法が注目されているが、装置が高価であるため汎用性が低い。一方、超音波診断装置で撮像したB-mode画像から求めた輝度を用いた先行研究において、他動的足関節背屈に伴いアキレス腱の輝度が増加したと報告されている。筋の輝度も
    弾性率
    と同様に他動的な伸張に伴い増加するとすれば、より汎用性の高い筋の伸張量の指標となる可能性がある。本研究の目的は、他動的足関節背屈時の腓腹筋の
    弾性率
    と輝度の変化を調べることとした。

    【方法】対象は健常男性16名とし、足関節底屈20°、10°、0°、背屈10°、20°における腓腹筋の

    弾性率
    と輝度を測定した。
    弾性率
    は超音波診断装置のせん断波エラストグラフィー機能で測定した。なお、
    弾性率
    が高いほど筋が伸張されていることを示す。輝度の評価には超音波診断装置のB-modeで撮像した縦断・横断画像を用い、グレースケールの平均値を求めた。統計的解析は、足関節背屈に伴う
    弾性率
    や輝度の変化を検討するため、一元配置分散分析およびBonferroni法による多重比較を行った。輝度と
    弾性率
    の関係を調べるため、底背屈0°から背屈10°および20°までの変化率を算出し、縦断・横断画像の輝度の変化率と
    弾性率
    の変化率とのSpearmanの順位相関分析を行った。

    【結果】

    弾性率
    は分散分析で主効果を認め、底屈20°と10°、底屈10°と0°以外の全角度間で底屈位に比べ背屈位で有意に増加した。縦断・横断画像の輝度は分散分析で主効果を認め、縦断画像の輝度は底屈20°に対して全角度、底屈10°に対して背屈10°と20°、0°に対して背屈20°で有意に増加し、横断画像の輝度は背屈20°で他の全角度と比べて有意に増加した。相関分析の結果、
    弾性率
    の変化率は縦断画像の輝度の変化率と有意な正の相関を認めたが(r=0.431)、横断画像では有意な相関を認めなかった。

    【考察】腓腹筋の

    弾性率
    と輝度は他動的足関節背屈により有意に増加し、
    弾性率
    の変化率は縦断画像の輝度の変化率とのみ有意な正の相関を認めた。足関節背屈に伴う腓腹筋の輝度の増加は、筋が伸張され、照射された超音波に対して筋束の傾きが垂直な方向に近づき、超音波の反射が強くなったことに起因し、この変化を捉えるには横断画像より縦断画像が適していたと考えられる。一方、
    弾性率
    は底背屈0°と背屈10°間にも有意な増加を認めたのに対し、輝度は縦断・横断画像ともに変化を認めなかったため、輝度は軽度伸張位での変化を捉えにくいことが示唆された。

    【結論】足関節背屈位では底屈位に比べて腓腹筋の

    弾性率
    と輝度が増加したことから、筋を伸張すると
    弾性率
    だけでなく輝度も増加することが示された。
    弾性率
    の変化率との相関は、横断画像でなく縦断画像の輝度の変化率でのみ認められたことから、特に縦断画像の輝度を筋の伸張量の指標として応用できる可能性が示唆された。

    【倫理的配慮,説明と同意】本研究は、ヘルシンキ宣言および人を対象とする医学系研究に関する倫理指針に基づいて実施した。対象者には研究の内容を説明し、研究参加への同意と署名を得た。なお、本研究は本学における医の倫理委員会の承認を得て実施した。

  • *永田 明保, 三俣 哲, 谷口 貴志, 滝本 淳一
    理論応用力学講演会 講演論文集
    2005年 54 巻 3A21
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/04/08
    会議録・要旨集 フリー
    磁性体を含む高分子ゲルは、磁化により貯蔵
    弾性率
    の増加を示す。この磁性ゲルの
    弾性率
    変化の機構は分かっていない。磁性ゲルの磁化による貯蔵
    弾性率
    と高分子濃度との相関を調べ、
    弾性率
    変化の機構について検討する。
  • *田仲 持郎, 橋本 典也, 武田 昭二, 鈴木 一臣
    日本歯科理工学会学術講演会要旨集
    2010年 2010f 巻 A-22
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/12/03
    会議録・要旨集 フリー
    ビニルエステル(VE)液部とポリメタクリル酸エチル(PEMA)粉部の混和物が粘膜調整材類似の粘弾性挙動を示すことを見出し,種々の義歯裏装用途に応用出来るマルチファンクショナル義歯裏装材としての可能性について検討してきた.ここでは,レオメーターを用いてVE/PEMA系混和物の粘弾性特性を評価し,貯蔵
    弾性率と損失弾性率
    に基づく理論的な硬化時間に及ぼすVEの分子構造の影響を明らかにした.
  • *森高 初惠, 船見 孝博, 宮下 知美, 杉本 悠貴
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2008年 20 巻 2A-11
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/08/29
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】
     高分子多糖類のゲル形成は共存物質や環境温度等によって影響を受けることが知られている。本報告では、塩化ナトリウム(NaCl)添加あるいはNaCl無添加ナトリウム(Na)型ジェランガムの力学特性へ及ぼす降温速度の影響について検討した。
    【方法】
     0.3% NaCl添加あるいはNaCl無添加Na型ジェランガムを試料とし、動的粘弾性測定装置(MCR-300)を用いて貯蔵
    弾性率ならびに損失弾性率
    を測定した。降温速度は6.0、3.0、1.0、0.3℃/minの一定降温速度と、降温速度の遅い0.3℃/minから速い1.0℃/min、3.0℃/min、6.0℃/minへと貯蔵
    弾性率
    が立ち上がり始める温度(Ts)で変化させる「遅い→速い降温速度」と、降温速度の速い6.0℃/minから遅い0.3℃/min、1.0℃/min、3.0℃/minへと変化させる「速い→遅い降温速度」の3種類とした。また、Tsの5℃前後で降温速度を変化させる測定も実施した。
    【結果】
      貯蔵
    弾性率
    は一定降温速度測定では降温速度の遅いものほど大きくなった。「遅い→速い降温速度」と「速い→遅い降温速度」では、貯蔵
    弾性率
    は一定速度で冷却したゲルあるいはゾルの貯蔵
    弾性率
    の間の値を示した。その値は「速い→遅い降温速度」よりも「遅い→速い降温速度」において得られた貯蔵
    弾性率
    のほうが高く得られた。この傾向はNaCl添加とNaCl無添加の両測定方法において認められたが、NaCl添加Na型ジェランガムにおいてより顕著に確認された。また、Tsよりも5℃高い温度での降温速度変化より、5℃低い温度での変化において貯蔵
    弾性率
    はより高い値を示した。
  • 五十野 善信
    日本ゴム協会誌
    1994年 67 巻 12 号 873-879
    発行日: 1994年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
    ずりひずみγ=2.0の大変形下, ポリイソブチレン(Mv=9.6×105)の緩和
    弾性率と微分動的弾性率
    G*(ω, γ; t)を同時測定し, 緩和
    弾性率の温度依存性ならびに微分動的弾性率
    の温度•周波数依存性を検討した. 測定温度範囲は20~80°C, 周波数範囲は0.04~0.5Hzである. その結果, 微分動的
    弾性率
    と初期値(平衡状態での動的
    弾性率
    )との比は時間-温度換算則に従い, 緩和
    弾性率
    に対するのと同じ移動因子により重ね合わせが可能であることを見いだした. 得られたG′(ω, γ; t)ならびにG"(ω, γ; t)換算曲線はいずれも周波数によらない曲線となり, 共に最大緩和時間程度経過しても初期値への回復を示さないのに対し, tanδ(ω, γ; t)曲線では同程度の時間経過したところで初期値への回復が認められた. これらの実験事実より, 高分子濃厚系の絡合い構造回復について考察した.
  • 山田 大智, 高木 啓至, 多田 周平, 橋田 剛一, 佐藤 世羅, 大堀 智毅, 辻井 聡, 中田 研
    スポーツ理学療法学
    2026年 4 巻 1 号 1-7
    発行日: 2026年
    公開日: 2025/07/31
    ジャーナル オープンアクセス

    【はじめに】前十字靭帯再建術(ACLR)後には,大腿四頭筋セッティング(QS)時の内側広筋(VM)の筋

    弾性率
    が低下するが,QS時のVM筋
    弾性率
    の回復経過は明らかではなく,術後4週のQS時のVM筋
    弾性率
    に寄与する要因も不明である。

    【目的】Shear wave elastography(SWE)を用いて,ACLR術前と術後初期のQS時のVM筋

    弾性率
    の経時的な推移と,それらの関連性を明らかにすること。

    【方法】ACLRが施行された19名19膝を対象に,SWEを用いて健側術前,患側術前,患側術後2日,患側術後4週におけるQS時のVM筋

    弾性率
    を評価し,多重比較と重回帰分析を実施した。

    【結果】患側のQS時のVM筋

    弾性率
    は,術後2日で最も低値を示した。また,患側術後4週のQS時のVM筋
    弾性率
    と関連する独立変数として,患側術後2日のQS時のVM筋
    弾性率
    が選択された。

    【結論】ACLR後2日のQS時のVM筋

    弾性率
    は,術後4週のQS時のVM筋
    弾性率
    の予測に役立つ可能性がある。

  • 長澤 武雄
    林學會雑誌
    1931年 13 巻 11 号 856-860
    発行日: 1931/11/10
    公開日: 2009/02/13
    ジャーナル フリー
  • ~剪断波エラストグラフィを用いた軟部組織評価の試み~
    木下 幸大, 小玉 裕治, 石田 和宏, 家入 章, 宮本 重範, 阿部 明宏, 井上 正弘, 安部 聡弥, 三上 貴司, 菅野 大己
    理学療法学Supplement
    2019年 46S1 巻 1-P-A-4-1
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/08/20
    会議録・要旨集 フリー

    【はじめに、目的】

     当院の人工股関節全置換術(THA)は股関節の生体力学上の機能を考え、解剖学的な位置に設置している。そのため、亜脱臼位もしくは脱臼位の症例では股関節中心が下方へ引き下げられることで、股関節外転筋(外転筋)が伸張され術側への骨盤側方傾斜(側傾)が増加すると考えられている。しかし、実際にTHA前後の外転筋の伸張性の変化と骨盤側傾の関係を調査した報告はみあたらない。そこで今回、剪断波エラストグラフィにて非侵襲的に外転筋

    弾性率
    を測定することで、筋の伸張の程度を評価することを試みた。本研究の目的は、術前・術後1週時・退院時の各時期における外転筋
    弾性率
    と骨盤側傾の関連と、術後1週時から退院時での外転筋
    弾性率
    と骨盤側傾の改善率の関連を調査することである。

    【方法】

     2週パスの初回片側THAを実施した13例13股(女性12例、男性1例、平均年齢66.58±7.03歳、全例後側方アプローチ)を対象とした。検討項目は術前・術後1週時・退院時の術側の外転筋

    弾性率
    、X線正面像における骨盤側傾(正の値が術側への傾き)とした。退院時における改善率は術後1週時を基準に求めた。外転筋
    弾性率
    は、LOGIQ S8(GEヘルスケアジャパン社製)およびリニアプローブ(9MHz)を使用し、剪断波エラストグラフィを用いたデータから弾性係数をキロパスカル単位(kPa)で計測した。5回測定し平均値を用いた。測定肢位は疼痛と屈曲拘縮を考慮し背臥位で股関節屈曲10°、内外転・内外旋中間位とした。測定部位は上前腸骨棘と大転子を触診し、両部位の中点での筋縦断面とした。術前・術後1週時・退院時の外転筋
    弾性率
    と骨盤側傾の実測値、改善率(%)の関係をSpearmanの相関係数で求めた。

    【結果】

     実測値では外転筋

    弾性率
    は術前5.54±3.23kPa、術後1週時4.66±2.23kPa、退院時2.60±0.99kPaであり、骨盤側傾は術前1.31±2.54°、術後1週時5.17±2.60°、退院時3.42±1.70°であった。術前の外転筋
    弾性率
    と骨盤側傾(r=0.34、p=0.26)、術後1週時の外転筋
    弾性率
    と骨盤側傾(r=0.08、p=0.80)、退院時の外転筋
    弾性率
    と骨盤側傾(r=0.10、p=0.75)は、どの時期でも相関関係を認めなかった。術後1週時から退院時にかけての外転筋
    弾性率
    と骨盤側傾の改善率で有意な相関関係があった(r=0.58、p=0.04)。

    【結論】

     各時期における実測値での相関はなかった。術前では骨性や軟部組織の制限、術後1週時から退院時では術創部痛や外転筋

    弾性率
    以外の要因が骨盤側傾に影響していると考えられる。また、従来の報告どおり、外転筋
    弾性率
    が骨盤側傾の主因である場合には外転筋
    弾性率
    の改善と共に骨盤側傾も改善する可能性がある。一方、外転筋
    弾性率
    の低下と骨盤側傾の改善が関連しない症例もいたことから、今後は症例数を重ね、さらに外転筋
    弾性率
    と骨盤側傾に関連する因子を検討する必要がある。

    【倫理的配慮,説明と同意】

    対象者にはヘルシンキ宣言に基づき、本発表に関する説明と同意を得た。プライバシーを守り他の目的に使用しないことを前提に研究データを保管した。また、本研究の結果により今後対象にとって間接的な利益となる可能性がある。なお、本研究は当院倫理委員会の承認を得て実施した。

  • 入江 隆, 岡 久雄, 安原 清隆, 山本 辰馬
    電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌)
    1992年 112 巻 8 号 443-450
    発行日: 1992/08/20
    公開日: 2008/12/19
    ジャーナル フリー
    The measurement of a hardness on the human body has been anticipated in a basic and clinical medicine, a skin science, and other various fields. Some indexes of hardness on the human body, which have been based on a dynamic measurement in vivo, have been reported, but there are few to lead to a practical application i. e. an evaluation of palpation.
    In order to realize a practical application, a hardness-meter for the human body has been developed. This measurement system uses a single sinusoidal vibration to simplify both its hardware and software. SH (Skin Hardness), which expresses mechanical mobility, is proposed as a new index of hardness. The measuring probe is designed as a handy type to measure almost all around the human body and the whole system is a portable type. The forced vibrating and the detection of acceleration are realized by a piezo-electric element of bi-morph type. Besides, the measuring error, the proper measuring conditions and the relations between SH and the other indexes are made clear.
  • 足立 廣正, 長谷川 照夫
    高分子論文集
    2001年 58 巻 1 号 56-58
    発行日: 2001/01/25
    公開日: 2010/11/22
    ジャーナル フリー
    本研究では, 独立気泡ポリエチレンフォームにおいて, 粘弾性測定装置により測定した圧縮モードの動的
    弾性率
    について, 圧縮かたさ, 静的
    弾性率
    との比較, 圧縮
    弾性率
    を推定する手法の検討を行った. その結果, 静的
    弾性率
    , 動的
    弾性率
    と圧縮かたさとの関係において正の相関関係が見られ, 静的
    弾性率と動的弾性率
    との差は小さいことがわかった. さらに, 三平らの独立気泡フォームの圧縮
    弾性率
    について導いた実験式において, 気泡部の抵抗がないとして求められた関係式E/E0= (1-Vf) 2は動的
    弾性率
    の実験値に近い値であった. したがって, 動的
    弾性率
    , 静的
    弾性率
    とも気泡部の圧縮に対する抵抗の影響はほとんどないと考えられる.
  • 足立 廣正, 長谷川 照夫
    高分子論文集
    2001年 58 巻 5 号 240-244
    発行日: 2001/05/25
    公開日: 2010/11/22
    ジャーナル フリー
    本研究では, 軟質ポリウレタンフォームにおいて, 静的圧縮試験による静的
    弾性率および粘弾性測定装置により測定した圧縮モードの動的弾性率
    について検討し, 硬さとの比較, 圧縮
    弾性率
    の推定を行った. その結果, 静的
    弾性率は動的弾性率
    と負の相関関係にあり, 静的
    弾性率と動的弾性率
    との差は小さかった. そして, 静的
    弾性率
    は硬さと正の相関関係にあったが, 動的
    弾性率
    は硬さと相関関係になかった. また, 静的
    弾性率
    の実験値は飯塚らが導いた式による計算値に近い値であった. したがって, 微小な静的圧縮において圧縮変形のほとんどが斜めセルの曲げであると考えられる.
feedback
Top