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クエリ検索: "教授学"
4,164件中 1-20の結果を表示しています
  • 吉田 成章
    教育方法学研究
    2005年 30 巻 13-22
    発行日: 2005/03/31
    公開日: 2017/04/22
    ジャーナル フリー
    本稿の目的は,1990年10月3日のドイツ統一後に,クリングベルク
    教授学
    がどのように展開したのかを明らかにすることである。ドイツ統一後のクリングベルクの論文を検討すると,次の三つの点で論が展開していることがわかる。第一点目として,東西ドイツの
    教授学
    状況の地図を描くことを課題として取り組んだクリングペルクは,東西ドイツの
    教授学
    は完全に違う方向へと展開していったのではなく,いくつかの点で類似していると主張したことが挙げられる。その上で彼は,旧東ドイツが政治的な観点のもとだけで評価されてしまう危険性を指摘するのである。第二点目として,一般
    教授学と教科教授学
    との関係について,教科
    教授学
    の位置をより確かなものとすることを強調しながら,両者の関係を統一的に捉えようとしたことが挙げられる。そこでは,彼の
    教授学
    のコミュニケーション論的な側面と,教科
    教授学を強調しながらも一般教授学
    を強調する側面とが明白に現れている。第三点目として,ヘルバルトとディースターヴェークを援用しながら,「指導と自己活動」というテーマに関して,自らの論を深めるかたちで展開していることが挙げられる。東西ドイツの
    教授学
    は,その出自は同じドイツに伝統的な
    教授学
    であり,クリングペルク自身も,自らの
    教授学をその伝統的な教授学
    理解の中に据えながら,自らの論を展開している。
  • ―『地理教授学雑誌』のレビューを中心に―
    *阪上 弘彬
    日本地理学会発表要旨集
    2022年 2022a 巻 P032
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/10/05
    会議録・要旨集 フリー

    本研究は,ドイツの地理

    教授学
    に関わる研究雑誌のレビューを通じて,ここ10年(2012~2021年)の地理
    教授学
    におけるESDの研究動向について報告することを目的とする.本研究では,「地理
    教授学
    高等教育連盟(Hochschulverband für Geographiedidaktik, HGD)」の発行する『地理
    教授学
    雑誌(Zeitschrift für Geographiedidaktik, ZGD)』(2004年までは『地理と地理
    教授学
    Geographie und ihre Didaktik)』)をビュー対象とした.HGDは,1971年設立のドイツ語圏の高等教育機関に属する研究者が加入する組織であり,上記の雑誌の発行以外に,研究大会の実施や学会独自の地理教育スタンダードの作成にも関与している.表1は,ここ10年の発行状況を示したものであり,90本の論文(Editorial等は除外)が掲載された(ZGD n.d.).ESDの研究論文として,13本が得られた(表1).著者としては,Péter BAGOLY-SIMÓ(ベルリン・フンボルト大学)が最多で,3本(共著含む)の論文に関わっていた.発行年別の掲載数でみると,最多が2020年の5本で,次いで2014年の3本であった. ESDに関わる研究テーマとして「気候変動」,「システム思考/コンピテンシー」,「教師や生徒の実態把握」,「カリキュラム比較」等がみられた.また研究方法(アプローチ)でみると,原理研究,カリキュラム研究,実証研究等があり,とくに実証研究が多かった. 「国連持続可能な開発のための教育の10」の最終年である2014年には,ESDの実施状況を把握・評価する論文が掲載されるなど,新たな理論等の提案だけでなく,実施による効果や現状を評価する論文が掲載されることもある.今後の課題として,レビュー対象を『地理
    教授学
    雑誌』に絞り,かつ10年間のみとしたことから,レビュー対象の雑誌を増やすこと等があげられる.『地理
    教授学
    雑誌』は理論・実証が中心となる雑誌であるため,実践に関わる動向もレビュー対象とするならば,阪上(2022)が述べるように教科書会社や教師協会が発行する教育雑誌も検討対象とする必要がある.

  • 田中 廣喜
    野外教育研究
    2008年 11 巻 2 号 1-12
    発行日: 2008年
    公開日: 2010/10/21
    ジャーナル フリー
    Comenius wrote in “Didactica Magna” that we should construct educational system, method and technique that were based on nature. In this paper I summarize Comenius'view on nature in the following five points. “Nature is the root of all matters.” “Nature is the power to grow up.” “Nature is the order of all matters.” “Nature is the natural object and the knowledge.” “Nature is God.” And, I clarify the relationships between the educational technology and nature.
    So, I clarify how to learn from nature on these five views on nature. They are as follows. “How to recognize nature.” “How to induce it from various matters of nature.” “How to analogize the ratio with nature and education.” “How to imitate nature.” “How to make the model of nature.” “How to learn from nature as a teacher.” “How to learn from nature as a guide.” “How to agree with a growth process of nature.” “How to deduce from nature.”
    In addition, I take from “Didactica Magna” concrete description examples to study from nature.
  • ―相互教授学習におけるコンピュータ利用の可能性を探って―
    鈴木 明夫, 粟津 俊二
    コンピュータ&エデュケーション
    2004年 17 巻 111-118
    発行日: 2004/12/01
    公開日: 2014/12/01
    ジャーナル フリー
    文章理解の補助としてグラフィック・オーガナイザー(GO),学習方法として相互
    教授学
    習があるが,この2つを市販のプレゼンテーション用コンピューターソフトによって結びつけた授業形態の可能性を探った。高校3年生37名からなる英語リーディングの授業において,訳読の代わりにGOを,一斉授業の代わりに相互
    教授学
    習を用いた授業をMicrosoft社のPowerPointを用いて行った。GO・相互
    教授学
    習・コンピュータ利用等の観点から授業後に行った質問紙調査の結果,GOを用いた相互
    教授学
    習にコンピュータを用いた授業形態が,高い満足度を持って学習者に受け入れられたと結論できる。
  • 八木  一成
    太成学院大学紀要
    2018年 20 巻 141-147
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/04/02
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    太成学院大学人間学部子ども発達学科2年次に配当されている「理科概論」において行っている授業内容を溝上慎一著『アクティブラーニングと
    教授学
    習パラダイムの転換』と対比しながらアクティブ・ラーニングの観点から分析を行った。能動的なアクティブ・ラーニングへ授業形態を変換する過程の分析から学生にとって有益な授業方法は何であるのかを考察する。
  • 日本物理学会誌
    1970年 25 巻 12 号 932-
    発行日: 1970/12/05
    公開日: 2020/11/25
    ジャーナル フリー
  • 日本物理学会誌
    1965年 20 巻 9 号 637-
    発行日: 1965/09/05
    公開日: 2021/01/12
    ジャーナル フリー
  • 日本物理学会誌
    1962年 17 巻 11 号 831-
    発行日: 1962/11/05
    公開日: 2021/04/08
    ジャーナル フリー
  • 藤井 浩樹
    日本科学教育学会年会論文集
    1999年 23 巻
    発行日: 1999/07/30
    公開日: 2018/05/16
    会議録・要旨集 フリー
    近代ドイツにおける化学教育の先駆者、アレントとウィルブラントを中心に、彼らの化学教育論を解釈することを通して、科学としての「化学
    教授学
    」の原型が確立される過程を明らかにした。彼らは、当時の一般
    教授学
    説や科学方法論の影響を受けながら、化学の授業の目標や内容構成、あるいは授業の過程などについて検討した。その取り組みは、化学
    教授学
    の存在を人々に自覚させ、その後の化学
    教授学
    の発展を基礎づけることとなった。
  • 日本物理学会誌
    1970年 25 巻 1 号 105-
    発行日: 1970/01/05
    公開日: 2020/11/25
    ジャーナル フリー
  • 日本物理学会誌
    1967年 22 巻 6 号 404-
    発行日: 1967/06/05
    公開日: 2020/12/08
    ジャーナル フリー
  • 岡出 美則
    日本体育学会大会号
    1981年 32 巻
    発行日: 1981/09/01
    公開日: 2017/08/25
    会議録・要旨集 フリー
  • A. グルーシュカの教授学構想を手がかりに
    松田 充
    教育方法学研究
    2015年 40 巻 39-49
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2017/07/19
    ジャーナル フリー
      本稿の目的は、批判理論に基づくグルーシュカの
    教授学
    構想を明確にすることによって、ドイツにおけるPISA後の
    教授学
    の展開の中で、授業の教育学的再構成の意義を明らかにすることである。
      ブランケルツの下で教育科学を学んだグルーシュカは、アドルノの批判理論に依拠しつつ、「否定教育学」を構想した。そこにおいて彼は、精神科学的教育学と批判理論との間で、教育学に土着の概念群である陶冶、
    教授学
    、訓育を再評価しながら、理論と実践、要求と現実との間に非同一性、矛盾が存在することを指摘した。
      グルーシュカは近年の経験論的な教育研究の趨勢に対応し、「授業することの教育学的再構成」という授業研究プロジェクトを主宰する。そこでは授業の発話記録を手がかりに、三つの概念に基づきながら、授業の「教育学的固有構造」の解明が試みられる。その中で彼は、定式「訓育することは『理解することを教授する』ことである」を提示する。
      PISA後の教育学議論に対して、グルーシュカは、学校や授業の中に様々に存在する矛盾が考慮されていないことを批判する。その上で彼は、先の定式を手がかりに、改革の中で現れた概念を再構成しながら授業に矛盾を奪還するという教育学的再構成を行う。
      そして、グルーシュカの
    教授学
    構想の意義は、アウトプット制御による授業の問題への批判と応答のあり方を明確したこと、「
    教授学
    化」する
    教授学
    研究のあり方を批判的に問いなおす可能性を示すことである。
  • 村井 護晏
    日本教科教育学会誌
    1989年 13 巻 3-4 号 93-99
    発行日: 1989/07/10
    公開日: 2018/05/08
    ジャーナル フリー
    皮膚抵抗反応からみた
    教授学
    習過程の研究,およびこれらのデータがいかに
    教授学
    習過程の分析に使用することができるかを研究している。結果として次のことをえた。1.皮膚抵抗反応は新奇性のあるものつまり定位反応に対しては大きく反応するが,強く注意を集中しているときは消失するという事実を
    教授学
    習過程の分析に使用することができる。2.この事実から,VTR教材は子供達の注意を強く集中させるものであることがわかった。
  • 日本物理学会誌
    1970年 25 巻 8 号 630-
    発行日: 1970/08/05
    公開日: 2020/11/25
    ジャーナル フリー
  • 藤田 輝夫, 貴島 正秋
    日本教育学会大會研究発表要項
    2003年 62 巻 43-
    発行日: 2003/08/20
    公開日: 2018/04/20
    研究報告書・技術報告書 フリー
    コメニウスの生きた時代は30年戦争に象徴されるように、混沌とした社会であった。それは恐らく現代の不確実、不安定な状態にも通じるものである。コメニウスは、そのような時代背景を踏まえて、さまざまな研究を続けていった。それは、そのような世界からの脱出の道を探し求めていたことに現れている。それが、『汎教育』に代表される、汎知学と称する百科全書の研究でもあれば、『大
    教授学
    』に代表される
    教授学
    研究でもあった。しかし、コメニウスはそれに限定されることなく、「モンタヌス宛手紙」に記されている通り、韻文や散文をも含めたチェコ文学や言語学、言語教育とその教材の研究に取り組み、さらに神智学や形而上学の研究も進めて行った。彼の
    教授学
    研究を核に据えながらも、そのような広範囲に亘る研究を取り上げて、多角的に検討しようとすることがこのラウンド・テーブルの課題である。
  • 金岡 祐一
    ファルマシア
    1984年 20 巻 6 号 566-567
    発行日: 1984/06/01
    公開日: 2018/08/26
    ジャーナル フリー
  • *寺本 愛
    日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
    2016年 59 巻 A4-4
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/01/13
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
      家庭科教師において求められる教師像を意識し、効率的に日々の授業実践や授業研究、研修などを通じて実践的指導力を向上させていくことが必要である。しかし、家庭科に関する研修の具体的な内容についての検討や、研修についての研究は十分になされていないのが実状である。本研究では、家庭科の授業づくりに関して、求められる研修の在り方の方向性をつかみたいと考え、特に授業経験の少ない若手の家庭科教師や教科担任制でない小学校の家庭科の授業づくりにおいて、どのような力に着目し、どのような研修内容を実施することが、より効果的であるのか、実際に即して検討を試みることを目的とする。
    【方法】
      学習指導要領や教科書に示される内容に対して、改めて課題意識を持つことを授業づくりの出発点とした場合、「なぜこの教育内容」が取り上げられ、「どのように教える」ことが適切なのであろうか、という問いを立てることになる。教師自身が教育内容を深く理解し学習者がわかるようにつくり換え、授業を介して教えることが必要となる。このつくり換えについては、
    教授学
    的変換といわれ、ドイツをはじめ諸外国の
    教授学
    で探求が進められている。我が国でも諸外国の
    教授学
    についての検討がなされているが、本研究では、長谷川榮(1995・2008)や三村和則(1987)高村泰雄(1972)大野(2014)らの論の展開を参考にし、
    教授学
    的変換を意識化する手立てを研修に取り入れることで教師自身の的確な教材選定や授業づくりの力へつなげられると考え、具体的な研修会での実証を行った。研究協力が得られた京都府T地区自主研究グループの研修において、平成26・27年度に実施された2年間12回のうち「みそ汁の調理」を対象とした5回の研修において、
    教授学
    的変換に係わる手立てを導入し、授業づくりについての参加教師の反応を分析することでその有効性について検討した。分析データは、研修の様子のビデオカメラによる記録や参加教師の発話や研修中及び研修後に記述したノート等の記録によった。
    【結果・考察】
      平成26年度は、調理実習や授業を想定した研修にみそ汁の調理方法や手順等を提示しないといった教科に関する必要な情報に制限を設ける手立てを仕組んだ。そのような調理実習を含む研修後、参加教師の交流を行った。分析の結果、参加教師は細部にまで既存の知識や技術について、学習者を意識しながら教育内容を捉える姿が見られ、
    教授学
    的変換の原理導入の有効性が認められた。
      平成27年度では、「みそ汁の調理」の授業計画を組み立てることを中心に授業過程を動的に検討する研修を実施した。
    教授学
    的変換の教授的正当化や教授的還元の作業を組み込んだ演習を行った。その結果、研修中の参加教師の発言には
    教授学
    的変換の要素が多くみられ、授業づくりについて理解できたとの評価を得た。このように、教師自身の的確な教材選定や授業へ活用する力を促し、自律的な授業計画、教材研究の力につながることが実践から明らかになった。
    本研究から、家庭科の授業づくりに有効な研修の在り方として、次の3点を挙げる。まず、研修参加の動機付けとメンバー構成である。今回の研修会では中堅教師と若手教師からなる構成で、参加教師の主体性に委ね、参加教師が自由な発言ができる雰囲気であった。2点目は今回実践したように、参加教師が主体的に問いを立てながら実習や演習に取り組む際に
    教授学
    的変換を促す手立てを工夫して取り入れること、3点目は今回実践には至っていないが、
    教授学
    的変換の理論を理解する研修内容を同時に組み込むことも効果的ではないかと考える。
  • 「授業におけるイメージ」研究批判から
    多田 俊文
    教育学研究
    1976年 43 巻 3 号 291-301
    発行日: 1976/09/30
    公開日: 2009/01/13
    ジャーナル フリー
  • 土山 和久
    全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集
    2007年 113 巻
    発行日: 2007/11/03
    公開日: 2020/07/15
    会議録・要旨集 フリー
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