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クエリ検索: "早川真由"
24件中 1-20の結果を表示しています
  • 植木 雅典, 西原 直枝, 羽田 正沖, 川村 明寛, 田辺 新一, 小畑 光央
    空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
    2006年 2006.3 巻 H-52
    発行日: 2006/09/05
    公開日: 2017/08/31
    会議録・要旨集 フリー
    A long term field study was conducted in an office to clarify the effect of thermal environment on productivity. The field study was conducted from July 4, 2005 to January 18, 2006. During the field study the office was cooled by air-conditioner. Under low temperature condition, the percentage of dissatisfied was increased, the total number of typing of one day and the reaction rate of Advanced Trail Marking Test (ATMT) was decreased. There was a decrement of the total number of typing of one day in 6.3% when temperatures dropped by 1℃ below 28.6℃. Too much cooling conditions might bring the decrement of performance in the office.
  • 遠藤 達哉, 早川 真由, 高橋 敬亮, 杉山 未紗, 齋藤 昭彦, 村上 幸士
    理学療法学Supplement
    2017年 2016 巻 O-KS-10-6
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/04/24
    会議録・要旨集 フリー

    【はじめに,目的】

    医療用弾性タイツは保存療法として下肢の静脈循環障害や浮腫を伴う疾患へ利用されている。弾性タイツに関する先行研究では,下腿三頭筋に着目した研究が多く,運動時に頻見する走行や跳躍動作で重要となる膝関節伸筋群の研究は少ない。

    本研究では,若年層における弾性タイツによる効果を膝関節伸筋群に着目し明らかにすることで,走行や跳躍動作を繰り返す運動時や,それらの動作を用いた運動介入において有意義な知見になると考えた。

    そこで,弾性タイツ着用時と非着用時における膝関節伸筋群の筋持久力の相違について,等速性筋力測定機器を使用して明らかにすることを目的とした。

    【方法】

    健常男子大学生26名を対象とした。測定肢位は椅子座位で,三角クッションを使用し背もたれが90°になるように設定した。右足関節は底屈位に保持した状態で,下腿の遠位端をパッドで固定し,右大腿部固定時のベルトの圧は対象内での条件を一定にするため80hpaとした。測定範囲は膝関節90°~最大伸展位とした。測定は角速度180deg/secにて,最大努力で30回3セットを行った。筋疲労を考慮しセット間は1分間の休憩を設けた。筋持久力の評価指標は,2セット目の等速運動開始4から8回の最大筋力値の平均に対し,3セット目の終了5回の最大筋力値の平均の差とした。なお1セット目は準備期として除外した。また,測定前後の変化を比較するため安静座位にて大転子と大腿骨外側上顆間1/2部位にて大腿周径を測定。

    【結果】

    弾性タイツ着用群,非着用群の筋持久力の比較では,弾性タイツ着用群において1.43±0.26Nm/kg,非着用群において1.67±0.26Nm/kgであり,弾性タイツ着用群は非着用群と比較し,筋持久力の低下が有意に抑制された(p<0.01)。弾性タイツ着用群は,運動前後で平均0.69±0.20cm有意に増加した(p<0.05)。また,弾性タイツ非着用群は,運動前後で平均0.96±0.14cm有意に増加した(p<0.01)。よって,弾性タイツ非着用群と比較し,弾性タイツ着用群では増加が抑制された。

    【結論】

    筋持久力は筋の有酸素的作業能をさしており,筋への酸素の供給が筋持久力を決定する生理的因子であるため,末梢の血液循環と筋の代謝が大きな影響を与える。筋の血流量が多いほど筋の酸素摂取量が大きく,筋持久力は高い。そのため,弾性タイツ着用群では,末梢の血液循環が向上したと推察する。これにより,筋の酸素摂取量が増加し膝関節伸筋群の遅筋線維への酸素供給の増加が考えられる。また,速筋線維の収縮にともなって生じる乳酸などの代謝産物を速やかに除去できると考える。

    本研究の結果では,弾性タイツの圧により末梢の血液循環が向上し,筋の酸素摂取量が増加したため,膝関節伸展筋群の筋持久力の低下が抑制されたと考える。

    今後は本研究の結果を生かし,走行,跳躍などを必要とするスポーツ場面において弾性タイツ着用における効果について検討していきたい。

  • 深澤 宏昭, 樋口 滋, 早川 真由
    日本重症心身障害学会誌
    2017年 42 巻 2 号 199
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/06/01
    ジャーナル フリー
    はじめに 実習は机上では学べない臨床場面を見学・体験できる貴重な場である。当施設では2007年より2校の理学療法学科の学生(以下、学生)の1週間の実習(検査測定実習、見学実習)を受け入れている。実習の学びを明らかにすることを目的に、10年間の学生の感想文を分析した。 対象と方法 2007〜2017年の10年間に実習を行った学生は27名である。このうち19名から提出された実習最終日の課題レポートである感想文を分析の対象とした。分析方法は、Steps for Coding and Theorization(SCAT)を一部改変した方法を用い、テキストデータの抽出、グループ化、言い換え、概念化、ストーリーラインの記述、理論記述の順で分析を行った。分析は実習に関わった当施設の理学療法士3名で行った。 結果 ストーリーラインは以下の通りである(本文中の〈〉はグループ化した言い換え、【 】は概念を意味する)。学生は初めて重症心身障害者が入所する施設で実習をし、実習前に抱いていた【イメージとのギャップ】を感じ、〈重症心身障害児者との出会いと戸惑い〉があった。実習指導者を介し、〈コミュニケーションがとれる人たちだという気づき〉から【重症心身障害児者の個性の理解】をし、【重症心身障害児者との関わり】を学んだ。また、〈身体を通した実体験の学び〉から【重症心身障害児者の身体の特徴への気づき】があり、【理学療法士による支援の深まり】を学んだ。 考察 学生は実習指導者を介することで重症心身障害児者への理解を深めていった。重症心身障害児者が発する、言語以外のさまざまな表現を、指導者との関わりから感じとった。また、自らの身体で実際に触れ、動かす体験を通じて、理学療法について学んだ。1週間という短い期間でも重症心身障害児者への理解と、重症心身障害の理学療法について学ぶことができたと考える。
  • 郷間 英世, 吉田 高徹, 牛尾 禮子, 池田 友美
    日本重症心身障害学会誌
    2017年 42 巻 2 号 199
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/06/01
    ジャーナル フリー
    目的 特別支援学校に看護師が配置され医療的ケアを担うようになったものの、看護師と教員の立場の違いによる連携の困難さを感じることが少なくない。そこでその問題点や課題について調査を行った。 方法 対象は近畿地方A県の「医療的ケア」を実施している特別支援学校30校の教員各3名および看護師各2名である。質問内容は「情報交換が十分かどうか」、お互いに「望むことや、理解してほしいこと」などであった。回答は、選択式質問はχ2検定を、記述内容はコード化しカテゴリーに分類した。 結果 18校(60.0%)から回答があり、教員45名看護師33名分を分析した。障害について情報交換が十分と回答したのは教師42名(93.3%)看護師16人(48.5%)、ケアの手技について情報交換が十分と回答したのは教師37名(82.2%)看護師14人(42.4%)と看護師は教員より低値で有意差(いずれもp<0.01)を認めた。記述内容では、教員は看護師に対し『十分コミュニケーションが取れている』という記述もあったが、「最大限活動に参加させたい教員の気持ちを尊重してほしい」「安全第一で守り過ぎないように」など『教育活動の理解』や「看護の立場からの考えや方向性を教えてほしい」「教育の場での医療的ケアについて共通理解をしたい」など『看護の考え方の理解や話し合いの必要性』を望む意見もみられた。看護師から教員に対しては「生育歴や内服薬など」「保護者と教員のやり取りの内容」など『ケア以外の情報の伝達や共有』、「安全への意識」「身体的な問題の基本的な理解」など『教師の医療的考えの理解不足』、「教育計画を立てるときの相談」「打ち合わせや話し合いの時間」など『コミュニケーション不足』について多くの記載が認められた。 考察 医療的ケアが必要な子どもに関わる教員と看護師の考え方の違いが認められ、お互いの立場の理解や連携のあり方についての方法の検討が必要と考えられた。
  • 樋口 滋, 深澤 宏昭, 早川 真由
    日本重症心身障害学会誌
    2017年 42 巻 2 号 197
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/06/01
    ジャーナル フリー
    はじめに A市内には在宅生活を送っている重症心身障害児者が約100名おり、生活介護、居宅介護、共同生活援助など種々のサービスを利用している。今回、それらの福祉施設職員を対象に支援技術向上を目的とした研修を担当する機会を得た。研修は3回実施、第1回:身体のメカニズムと介助方法、第2回:ポジショニング、第3回:呼吸介助手技をテーマに行った。参加者の傾向や研修内容の満足度、参加者が得た学びを知るためにアンケート調査を実施した。 対象・方法 対象は研修会参加者。アンケートは同一内容で3回実施、研修終了後に参加者に配布し、同日全員分回収した。経験年数等の参加者情報、研修内容の満足度、印象に残ったキーワード、今後希望する研修の内容・要望などについて質問した。 結果 参加者合計141名のうち経験年数5年以下の職員が73名で51.8%を占めた。研修内容の満足度は項目すべてで「大変良い」「良い」が74〜98%となった。印象に残ったキーワードは、支持基底面、重心、圧中心、ポジショニング、変形、体位、ここち良さ、換気、呼吸介助が多くあげられた。自由記載欄は「初心者にも分かりやすい」、「実技が良かった」、「繰り返し受講したい」などの感想と「介護の現場に来てほしい」、「個々に合わせたアドバイスが欲しい」などの利用者個々のニードへの対応、「職員の腰痛予防」、「日常でできるリハビリの方法」、「摂食と嚥下」、「車いすの講義」などの今回テーマになかった内容について要望があげられた。 考察 研修は、福祉施設に勤務する比較的経験の浅い職員の知識と技術の向上の手助けとなっていた。キーワードは、理学療法士が持っている重症心身障害児者に関する基本的な知識や視点、関わる上での心がけに関するものが多く、それらが在宅生活を支援する職員に有益となることが示唆された。介護現場への介入、個別ケースへの助言などの課題も示された。
  • 高木 園美, 林 佳奈子, 桶本 千史, 松田 瞳, 松澤 純子, 八木 信一
    日本重症心身障害学会誌
    2017年 42 巻 2 号 197
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/06/01
    ジャーナル フリー
    はじめに 富山県では、平成27年度より医療的ケア児に対するケアの質の確保・向上を目指し、児に関わる看護職者を対象に、小児医療的ケア実技研修会を開催している。本研修会は、小児科医、理学療法士、看護師協働のもと開催しており、本報では過去4回の活動内容や成果、今後の課題について報告する。 活動内容 研修会は平成27年8月以降、年2回のペースで開催した。内容は、医師と理学療法士から、医療的ケア児の県内外の現状や、重症心身障害児の身体的特徴やケア方法、ケア実施時の注意点等に関する講義を実施した。また、医師と看護師の指導によるモデル人形を用いた医療的ケアの実技演習や、医療機器メーカの協働を得て、人工呼吸器の装着体験を行った。研修会の参加募集人員は毎回10名程度である。4回の開催による参加延べ人数は55名で、訪問看護ステーションや総合病院、特別支援学校等の看護師や養護教諭が参加していた。研修会終了後のアンケート(n=50)の自由記載には、「県内で講義と実技の経験ができる機会がなかったので嬉しかった。」「小児の在宅看護の経験がなかったので良い経験になった。」「看護師だけでなく支援学校の教員なども参加できるとよかった。」「今回の学びを臨床に活かしたい」などの意見があった。 今後の課題 本研修会に対する参加者からの意見はおおむね好評であり、毎回募集人数あるいはそれ以上の参加希望があることから、会の継続は重要である。また、医療的ケア児の成長に寄り添う看護職者以外の職種に対しても、知識や情報の共有・提供の場として、参加対象職種の拡大を検討することも求められる。より良い研修会の開催やその他の取り組みに向けて、参加者のその後の知識や技術の活用状況を評価するために、今後は追跡調査の実施についても考慮が必要と考える。
  • 大嶋 志穂, 榎勢 道彦
    日本重症心身障害学会誌
    2017年 42 巻 2 号 166
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/06/01
    ジャーナル フリー
    はじめに 児童発達支援事業所において理学療法士として関わった医療的ケアを必要とする重症心身障害児の2名について、この1年間の経過を報告し、発達支援における理学療法士の役割について考察する。 事例と経過 事例は4歳9カ月の男児(事例1)と5歳8カ月の男児(事例2)。両者ともに低酸素性虚血性脳症による重度脳性麻痺で、気管切開、喉頭気管分離、胃瘻造設術後であり、夜間の人工呼吸管理を必要としている。姿勢変換や姿勢保持の適応の困難さがあり、日常の多くの時間を背臥位で過ごしていた。理学療法では胸郭呼吸運動の発達促進を中心とした運動療法と姿勢ケアに取り組んだ。 事例1は、筋緊張亢進による拘束性換気障害と四肢の関節可動域制限を認めた。取り組みの結果、日常的に座位、腹臥位、側臥位姿勢の導入が可能となった。 LIFE(Part1)の生命維持機能領域では17点から24点に向上し、呼吸機能の改善を認めた。また、関節可動域は右股関節屈曲が50°から70°、伸展が0°から5°、左股関節屈曲が90°から105°、伸展が-25°から-10°へと改善を認めた。 事例2は、構築的な非対称変形と体幹の低緊張性により座位では呼吸が努力性となるため、保育場面での活動参加が制限されていた。取り組みの結果、保育士による介助やさまざまな姿勢への適応性が向上し、上肢活動やさまざまな運動遊びの幅が広がった。 まとめ 今回の事例では、運動療法にて胸郭呼吸運動の発達を促進したことで姿勢適応性が向上し、日常で過ごせる姿勢が増え、呼吸機能や介助適応の改善につながった。 運動療法の効果を日常生活に汎化させるために姿勢ケアは重要であり、変形や拘縮の進行予防にも有効だと実感した。 理学療法士は呼吸機能、姿勢と運動、活動と参加を包括的かつ相互的に評価し、臨床場面での小さな発達的変化に気づき、促進していく役割があることが確認できた。 取り組みの効果や発達的変化をより客観的に示していくことが今後の課題である。 
  • 早川 真由, 樋口 滋, 深澤 宏昭, 細田 のぞみ
    日本重症心身障害学会誌
    2017年 42 巻 2 号 166
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/06/01
    ジャーナル フリー
    はじめに 家族のニードに対し、理学療法の介入のみでは改善が見られなかった症例に対し、生活支援員と目標を共有し、協働して課題に取り組んだことで改善が見られた症例について報告する。 症例 37歳男性。大島の分類2。16歳時、事故による心肺停止から低酸素脳症となり、運動障害を残した。長い在宅生活を経て、36歳時に施設に入所した。 経過 自宅ではベッドをギャッチアップし、テーブルを差し込んだ状態で食事をとっていた。しかし、入所後、右膝関節屈曲拘縮が悪化したことで、帰宅時に膝がテーブルに引っかかり、テーブルが入らなくなったと、家族から訴えがあった。家族のニードに焦点を当て週1回40分、4カ月間、理学療法を実施したが、日常的に高い筋緊張の亢進があり、週1回の理学療法では改善が見られなかった。そこで、生活支援員と課題を共有し、支援方法について協働して実施するよう話し合いを持った。取り組みとして、理学療法士は週1回40分、左側臥位にて右臀筋群・右大腿筋膜張筋・右ハムストリングスのストレッチ・マッサージを、生活支援員は週2回、ベッド上での更衣介助時に膝関節伸展運動、ハムストリングスのマッサージを実施した。それぞれ3カ月間取り組み、前後で関節可動域を計測した。 結果 股関節伸展可動域が左右ともに15°改善、膝関節伸展可動域が右10°改善した。家族より、帰宅した際、右の膝を伸ばすときに柔らかさを感じられるようになり、食事時にテーブルが入れやすくなり、効果を実感したと感想がよせられた。 考察 理学療法だけではなく他職種と協働し、日常生活の中にプログラムを組み込むことで、限られた理学療法の時間内だけではなく、日常生活において運動機会を増やすことができた。また、家族の訴えに対し、理学療法士だけではなく、他職種と課題を共有し、同じ方向性で職員が介入を行ったことが改善につながったと考える。
  • 深澤 宏昭, 早川 真由, 樋口 滋, 細田 のぞみ
    日本重症心身障害学会誌
    2016年 41 巻 2 号 216
    発行日: 2016年
    公開日: 2020/08/08
    ジャーナル フリー
    はじめに 未就学時には地域の療育機関で理学療法をうけていた重症心身障害のある子どもが、就学後の理学療法の場として当施設の外来を受診している。これらの子どもの多くは近隣にある特別支援学校に通学している。平成23年度に特別支援学校からの要請により、当施設の理学療法士(以下、PT)が定期的に学校を訪問し、教員からの相談を受ける理学療法相談が開始となった。理学療法相談の実際当施設のPT2名が10時〜15時の間学校を訪問し、学校での児童・生徒の様子を実際に観察しながら、教員からの相談に対応している。平成23年度から平成27年度までの5年間に11回学校を訪問した。相談ケースの背景と、相談内容を姿勢、動作/運動、呼吸、補装具、連携の5項目に分類し集計し報告する。 結果 相談ケースは103件(肢体不自由教育部門89件、知的障害教育部門11件、視覚障害教育部門3件)、実人数は34名(肢体不自由教育部門27名、知的障害教育部門6名、視覚障害教育部門1名)で、相談ケースは全員当施設で理学療法を行っている。相談件数は157件で、補装具に関することが83件(53%)と最も多く、動作・運動38件(24%)、姿勢21件(13%)連携14件(9%)、呼吸1件(1%)であった。 考察 学校用補装具は学校で保管しているため、成長期にある児童・生徒の補装具の不適合に対する調整相談が多く、作製後のフォローの重要性に改めて気づかされた。動作・運動では学校で実際に取り組めるストレッチや介助の方法、姿勢に関しては、学校での活動や食事の姿勢のアドバイス、ポジショニングの相談が多かった。学校訪問の継続により、顔の見える関係を作ることができ、教員のニーズに具体的に対応できるようになった。さらに現在の身体状況、補装具の情報、学校での様子等を、お互いに共有することで、児童・生徒のよりよい支援に結びつくと考えられる。
  • −可能性を高める多職種連携への影響を踏まえて−
    大塚 栄子, 北村 千里, 水流 正人, 内田 智子
    日本重症心身障害学会誌
    2016年 41 巻 2 号 216
    発行日: 2016年
    公開日: 2020/08/08
    ジャーナル フリー
    目的 作業療法開始以降摂食機能および活動意欲が高まった進行性疾患症例の経過について、多職種連携への影響を踏まえ考察する。 経過 10年前に入園したマリネスコ・シェーグレン症候群の30歳代女性。呼吸器管理され日中はベッド臥床、手指のつまみ可能だが両上肢拳上は難しく日常生活は全介助であった。意思疎通は頷きや表情で可能である。喉頭分離術施行済だが摂食意欲が持てず完全経管栄養管理で2年間は脱毛・脱色あり微量元素補充を要していた。20××年より作業療法にて摂食訓練(間接・直接)を開始。20××年+1年で、ベッド上から車椅子上の摂食が可能になり、舌押しつぶしや口唇閉鎖、その後側方運動が可能となりペースト食→ムース食となり、20××年+1年半できざみ食(主食軟飯)で口すぼめも可能となり家族外出時も麺類を楽しんだ。年1回のカンファレンス時に摂食回数増を提案し、Nsによるおやつ摂食やデイルームでの摂食訓練実施時に福祉職の一口介助体験の設定を行い機会増に向けている。20××年+2年半、手指のつまみ機能を活かし側臥位でビーズ細工を実施できるようスポンジクッションを作製、セッティング自立で可能となった。製作した作品を他患や見学者にプレゼントし交流を楽しむなど意欲的に取り組み、食事や製作時の車椅子乗車に積極的である。また、理学療法時に後方介助にて端座位を取りながらNsとおやつ摂食を試みるなど、日常生活の中で多職種連携した取組みも増えた。 考察 日常的に出来た内容を口頭報告し場面共有も図るようにし、スタッフからの声掛けが増え症例の意欲・能力も向上した。相互作用的に「症例のできる可能性を高める」認識が生まれ生活に落とし込んだリハビリテーションやケアに影響を及ぼした。 進行性疾患だが廃用による影響が考えられ積極的なアプローチの有用性が示唆された。 マンパワーが安定せず日常的な摂食機会については今後の課題である。
  • 羽田 正沖, 西原 直枝, 田辺 新一
    日本建築学会環境系論文集
    2008年 73 巻 625 号 355-362
    発行日: 2008/03/30
    公開日: 2008/10/31
    ジャーナル フリー
    A subjective experiment was conducted to examine the influence of road traffic noise on productivity.
    Multiplication task or short-term memorization task were assigned to thirty-two subjects in the indoor environment with only background noise (LAeq32dB) or with recorded road traffic noise (LAeq70dB). As a result, subjects evaluated the environment with road traffic noise as significantly unacceptable and discomfort compared to the environment with only background noise. From the correlation analysis, subjects who reported higher acceptability on the indoor environment tended to be less tired and were able to maintain higher concentration on task. The evaluation of indoor environment by occupants can be related to their state at work.
  • 東 徹哉, 牧野 治敏
    日本科学教育学会研究会研究報告
    2005年 20 巻 4 号 5-11
    発行日: 2005/11/26
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究は, 小学校教員と水族館学芸員とが, それぞれの専門性を発揮しながら協働し, 児童の感性の育成を目指して行った自然体験活動についての報告である. 水族館学芸員と協働した生き物を捕まえる活動が, ふるさとの自然に対する見方や考え方にどのような影響を与えたのか, 2つの研究授業後の児童の変容を通して, 自然体験活動の学習効果について一考察を行う.
  • 長谷川 由美
    アジア英語研究
    2017年 19 巻 19-33
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/04/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 田中 麻子, 西原 直枝, 羽田 正沖, 小野島 一, 田辺 新一
    空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
    2004年 2004.1 巻 H-13
    発行日: 2004/08/20
    公開日: 2017/08/31
    会議録・要旨集 フリー
    As an application of network technology, the indoor environmental control system using the open-network has been developed and has began to put into practice. Collecting occupants' requests via networks to reflect on the control of building equipment can be proposed for an effective use of such system. A survey has taken place to investigate on the productivity in a meeting room at two types of ventilation condition: average carbon dioxide (CO2) concentration of 1239ppm condition and 677ppm condition. The method of collecting a large quantity of requests through network system is efficient for further improvement of office environment.
  • ビタミン
    2023年 97 巻 4 号 12-28
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/04/30
    ジャーナル オープンアクセス
  • 川村 明寛, 西原 直枝, 羽田 正沖, 植木 雅典, 田辺 新一
    空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
    2006年 2006.3 巻 H-53
    発行日: 2006/09/05
    公開日: 2017/08/31
    会議録・要旨集 フリー
    In this study, a subjective experiment was conducted in a climate chamber to evaluate the effects of improvement of thermal and noise environment on productivity. The chamber was conditioned at operative temperatures of 25℃ or 28℃ with and without traffic noise. The subjective symptoms of fatigue increased as the experiment proceeded and as the subjects finished more sessions of task. The rate of the concentration of total hemoglobin increased when the subject performed the task. The results from this experiment showed that when the concentration of total hemoglobin increased, the number of correct answers and the predicted performance before environmental improvement were lower.
  • 西川 雅弥, 西原 直枝, 田辺 新一
    日本建築学会環境系論文集
    2006年 71 巻 603 号 101-109
    発行日: 2006/05/30
    公開日: 2017/02/17
    ジャーナル フリー
    In this study, office work productivity was evaluated by performance and fatigue. Experiments were conducted under Task and Ambient Lighting (TAL) system, to examine the effect of controlling illuminance level on work desk with task lights. Twelve male subjects were exposed in the experimental chamber conditioned at 25℃, 40%RH, and 700lx. Three conditions were compared, which were 700lx under Ambient Lighting system, 700lx under TAL system with controllable task lights, and 700lx under TAL system with uncontrollable task lights. When the subjects could not control the task lights, performance was significantly lower than that when they can control the task lights. Although there was no significant difference on the complaints of fatigue between controllable and uncontrollable task light, the correlation between fatigue and performance showed that 10% increase of complaints on fatigue might result in 6.5% decrease of performance. We also calculated the cost effectiveness of productivity in the case of this experiment. The cost effect increased by performance improvement was big because of the high personnel cost. The individual control system in the light environment was cost-effectiveness.
  • 日本重症心身障害学会誌
    2017年 42 巻 2 号 88-125
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/06/01
    ジャーナル フリー
  • 松田 美由紀, 加藤 信介, 梁 禎訓
    空気調和・衛生工学会 論文集
    2006年 31 巻 106 号 31-40
    発行日: 2006/01/05
    公開日: 2017/09/05
    ジャーナル フリー
    ワイドカバー型パーソナル空調使用時における呼吸空気質に関して,CFD解析により検討を行った.また,近年タスク域における空気質改善を目的として,吸着建材,および卓上吸着剤が普及している.これを踏まえて,パーソナル空調と同じく呼吸空気質の向上を目的とする吸着材を併用した場合におけるワークスペースの呼吸空気質の改善効果に関しても検討した.その結果,呼吸空気質には気流性状が大きく影響しており,換気経路を考慮しない吸着材の使用は呼吸空気質に対する改善効果がほぼなかった.また,スポットクーリング型とワイドカバー型の呼吸空気質改善効果には顕著な差は見られなかった.総合的に評価した場合,人体の熱中立時に対してはワイドカバー型が有用であり,スポットクーリング型との併用にも対応可能であることが示された.
  • ビタミン
    2023年 97 巻 4 号 209-219
    発行日: 2023/04/25
    公開日: 2024/04/30
    ジャーナル オープンアクセス
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