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クエリ検索: "根栽農耕"
86件中 1-20の結果を表示しています
  • 池橋 宏
    熱帯農業
    2003年 47 巻 5 号 322-338
    発行日: 2003/12/01
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
  • 黒田 俊郎
    熱帯農業
    2005年 49 巻 5 号 313
    発行日: 2005/12/01
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
  • 松田 正彦
    熱帯農業
    2005年 49 巻 5 号 314-316
    発行日: 2005/12/01
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
  • *森山 貴仁, Chetphilin Suriyasak, 濱岡 範光, 石橋 勇志
    日本作物学会講演会要旨集
    2022年 253 巻
    発行日: 2022/03/25
    公開日: 2022/03/25
    会議録・要旨集 フリー
  • インドネシア東部セラム島Manusela村の事例
    笹岡 正俊
    Sago Palm
    2007年 15 巻 1 号 16-28
    発行日: 2007年
    公開日: 2023/07/06
    ジャーナル フリー
     インドネシア東部マルク諸島の農山村では,サゴヤシの利用に付随してイモ類やバナナなどの根栽作物栽培(根栽畑作)が行われている.本稿では,こうしたいわば「サゴ基盤型
    根栽農耕
    (sagobased vegeculture)」とでも呼べるマルクの在来農業が,地域の森林景観の成り立ちにどのように関わっているのかを、サゴヤシの土地生産性と根栽畑作の経営規模の分析を通して検討した.
     セラム島内陸部のManusela村で行った調査の結果,(1) 村のサゴヤシ林の生産性は,陸稲栽培の6~17倍に相当する年間353.6~530.4万kcal/haであり,サゴヤシ栽培に必要とされる農地面積が例えばボルネオ島で行われているような陸稲焼畑と比較して相対的に少ないこと,および(2) サゴへの強い依存(主食食物から得られるエネルギー量の7割以上はサゴに由来)を背景として,この地域の根栽畑作の経営規模はわずか0.22ha/世帯(アジアの陸稲焼畑の1/6~1/8程度)にすぎず,移動耕作に伴う森林伐採圧力が相対的に低いことが明らかになった.
     以上の結果から,サゴ基盤型
    根栽農耕
    は,この地域に「豊かな森」が残されていることの背景要因になっていると同時に,原生林・老齢二次林を生息地とするクスクス(樹上棲哺乳類)に強く依存した山地民の森林資源利用の在り方にも何らかの影響を与えていることが示唆された.
     地域の実情に即した森林管理の在り方を模索するためには地域の人びとと森との関係を包括的に理解する必要だが,本稿が試みたように,森林景観や森林資源利用とのかかわりに着目してサゴヤシ利用文化の役割を幅広い文脈のなかに捉えなおす作業は,サゴ食民と森との関係のより深い理解を可能にし,この地域における今後の森林保全を考える上でも有益であると思われる.
  • 石井 溥
    民族學研究
    1984年 49 巻 3 号 273-280
    発行日: 1984/12/30
    公開日: 2018/03/27
    ジャーナル フリー
  • 草と農耕とのかかわり
    清水 正治
    雑草研究
    1978年 23 巻 1 号 1-8
    発行日: 1978/06/25
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
  • 安渓 貴子, 安渓 遊地
    アフリカ研究
    2023年 2023 巻 103 号 11-25
    発行日: 2023/05/31
    公開日: 2024/05/31
    ジャーナル フリー

    本論文ではコンゴ盆地の食文化の歴史を,人と植物のゲノム分析や安定同位体分析を含む生物考古学,言語学の最新の研究成果によってレビューした上で,コンゴ盆地東部マニエマ地方のバンツー系ソンゴーラ人を例として,20世紀の民族誌データを加えて,コンゴ盆地における食と農のイノベーションの歴史を復元した。

    1万年以上前からすでに,湿潤な「緑のサハラ」には土器をともなう採集,狩猟,漁労を生業とする人々がいた。約5000年前からの気候の乾燥化によって南下した人々は,ニジェール川のほとりで穀物のトウジンビエ,アフリカイネと,根栽のギニアヤムの栽培化に成功し農耕を開始した。農耕以前から移動を開始していたバンツー諸語話者は,その後製鉄技術とアブラヤシとギニアヤムを携えて森に入り,バンツー拡散のはるか昔から森にいた採集狩猟民とともに暮らし始めた。(1)ギニアヤムに加えて,新たな焼畑作物として,(2)アジアからのバナナ,(3)南アメリカからのキャッサバの導入という,3次にわたる

    根栽農耕
    革命を経て,各段階で食と酒の文化がどのように展開したかを,本稿では推定復元した。次に,ソンゴーラ人の,1900年から1904年の民族誌と1978年から1990年の著者らのフィールドデータを用いて,20世紀の変化を追った。1915年からのアジアイネの粒食の導入,1932年からのキャッサバの粉食とこれらを組み合わせたカビ発酵酒の導入は,新たな交易品の獲得となる大きなイノベーションであった。採集・狩猟・漁労と
    根栽農耕
    を基盤とする食文化の伝統に何を付け加えたかは,まさに「食料主権」というべき,地域住民の主体的選択の結果であった。

  • 佐々木 高明
    民族學研究
    1985年 49 巻 4 号 396-399
    発行日: 1985/03/31
    公開日: 2018/03/27
    ジャーナル フリー
  • 島田 周平
    アフリカ研究
    1982年 1982 巻 21 号 104-106
    発行日: 1982/03/30
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 西村 美彦, Laufa Terence Miro
    Sago Palm
    2002年 10 巻 1 号 7-15
    発行日: 2002年
    公開日: 2023/07/06
    ジャーナル フリー
     サゴヤシはアジアや太平洋諸島のローカル地域では依然として重要な農作物として位置づけられており,
    根栽農耕
    文化圏における特徴あるサゴ農業を形成している.これらの地域におけるサゴヤシは人々の生活に密着しており,主食としての役割が重要であるが地域によって所有,消費は異なる.この農業でサゴ澱粉の加工抽出技術は地域において伝統的にそれぞれの形態を示している.本研究はこの技術の地域的な違いに着目してパプアニューギニア(PNG)とインドネシアを中心に現地調査を行い,またマレーシア等の地域については.文献,写真等の情報から技術の分布の違いを調べた.その結果,澱粉抽出技術の中で重要となるのは,収穫対象サゴヤシの伐採.サゴヤシの切り出し(ログ),髄の粉砕,粉砕髄からの澱粉抽出の4段階である.この過程のうち,髄の粉砕技術とこの髄からの澱粉抽出方法(水洗い)に地域的な違いを見つけた.PNGは髄粉砕に斧型手道具を使用し,抽出は手で洗う装置を使用する.一方,インドネシアのカリマンタン,マレーシアにかけて,髄粉砕はおろし金型道具により,抽出は足で行う装置によるという違いが確認された.また,インドネシアのスラウェシ島はこれらの地域の中間点に当たり,それぞれの技術が混在するが,南東スラウェシでは粉砕は斧型,抽出は足型という混合型となっている.PNGは伝統的にサゴは自給用主食であり,ローカル市場までの移動がほとんどであるのに対し,マレーシアでは澱粉商品としての位罷づけが強くなっている.そして,スラウェシでは主食と商品の両方の役目を果たしていることが確認できた.このことから,この技術の違いは文化的な違いも考慮する必要があるが,自給中心か商品化かというサゴの用途による違いが大きな要因であると想定され,おろし金型粉砕,足型抽出はより商品化への用途に移った形態と考える.
  • —パプアニューギニア,東セピック州カラワリ川上流域の「サゴ適応」
    紙村 徹
    Sago Palm
    1998年 6 巻 1 号 10-23
    発行日: 1998年
    公開日: 2023/07/06
    ジャーナル フリー
     インドネシア,モルッカ諸島セーラム島のウェマーレ族に伝わるハイヌヴェレ神話は,Ad. イェンゼンの説によれば,根茎類などの栽培植物の起源神話として代表的であるだけでなく,
    根栽農耕
    文化に固有な世界像を表象する典型例であるとして有名である.本論では,セピック川の支流のカラワリ川上流域地方に分布するアラフンデイ族とカニンガラ族の説話のうち,ことにサゴ・デンプン採集と料理にかかわるものを選び,それらを構造分析することによって,以下の結論を得た.かれらには,今のところ根茎類の起源を説明するハイヌヴェレ型の神話は見出されてはいない.その代わりに,かれらの主食であるサゴ・デンプンの採集と料理に関わる諸説話には,あきらかにハイヌヴェレ神話と同一構造が変換されたものが見出された.このサゴヤシという植物自体の起源神話が存在しない理由は,おそらくサゴヤシという植物がニューギニア人自身によっても栽培植物とは認識されていなかったことと関連するのであろう.それでもなおかつ,そこには明らかに,貧困化されてはいるとはいえ,ハイヌヴェレ型の神話構造が見出されるのは,アラフンデイ族やカニンガラ族が本来はサゴ・デンプンを主食とはしない地域の出身者であり,低地湿原に移住しサゴ・デンプン依存の生活に適応しなければならなくなった歴史的事情を反映しているのであろう.そのために本来はイモの起源神話であったものを,サゴ・デンプン採取と料理の起源説話として変換させたのである.これを「サゴ適応」と呼びたい.しかしその適応に当たっては,本来のハイヌヴェレ型神話からの構造の貧困化と構造因子の逆転がみられる.さらには,オーストラリア白人の起源を語る説話では,構造の捻れさえ見出された.
  • 中尾 佐助
    民族學研究
    1985年 49 巻 4 号 394-396
    発行日: 1985/03/31
    公開日: 2018/03/27
    ジャーナル フリー
  • *鍋嶋 美里, 森山 貴仁, 濱岡 範光, 石橋 勇志
    日本作物学会講演会要旨集
    2020年 249 巻
    発行日: 2020/03/24
    公開日: 2020/04/08
    会議録・要旨集 フリー
  • 植物研究雑誌
    1966年 41 巻 11 号 348
    発行日: 1966/11/20
    公開日: 2023/04/01
    ジャーナル フリー
  • ―中央アンデスを中心に―
    山本 紀夫
    熱帯農業
    1997年 41 巻 2 号 115-122
    発行日: 1997/06/01
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
  • 清水 正治
    雑草研究
    1977年 22 巻 Suppl 号 225-230
    発行日: 1977年
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
  • 久保田 尚浩, 小合 龍夫, 宇都宮 直樹
    熱帯農業
    1992年 36 巻 2 号 99-110
    発行日: 1992/06/01
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    東南アジア, 特にインドネシアの農村に広く分布するホームガーデンの構造及びそこでの植物利用の実態を明らかにするため, 雨季にジャワ島各地で11のホームガーデンについてその面積, 標高及び用途別の有用植物の種類数を調査した.
    ホームガーデンの面積及び植物の種類数は各々500~3200m2, 24~76種と園によって大きく異なったが, これらに地域間での大きな差は認められなかった.園が大きいほど植物の種類数もやや多い傾向があった.各園とも, 果樹を始めとして野菜, デンプン作物, 観賞植物など用途の異なる種々の植物が存在したが, 果樹と観賞植物の占める割合が著しく高かった.用途別の植物の種類数は果樹36, 野菜25, デンプン作物12, 香辛料植物13, 薬用植物14, 工芸作物8, 観賞植物79及びこれら以外のその他の植物 (建築用や燃料用の樹木などを含む) 31の合計218であった.このうち, 果樹, 野菜, デンプン作物などは多くの園にみられたが, 工芸作物, 薬用植物, 観賞植物及びその他の植物は調査した園のうち1園だけにしかみられないものが半数以上を占めた.
    以上のように, ジャワ島には植物の種類数が少ないものから多いものまで, 種々の様式のホームガーデンが存在したが, その地域性を明らかにすることはできなかった.
  • 中スラウェシの山村トンプにおける実践から
    島上 宗子
    地域研究
    2011年 11 巻 1 号 138-166
    発行日: 2011年
    公開日: 2020/05/31
    ジャーナル フリー
  • 坂本 寧男
    Tropics
    1994年 3 巻 1 号 19-32
    発行日: 1994年
    公開日: 2009/08/31
    ジャーナル フリー
    Tubers and millets are crops domesticated mainly for starch food sources. The former group reserves starch in vegetative organs, such as tubers, corms or roots, but the latter does so in grains. This clear difference can be attributed to the difference in their places of origin, namely, the former mainly in the moist subtropics or tropics while the latter originated mainly in temperate or subtropical steppes or savannas. The so-called tuber plants include more than 1,000 species found both in wild and cultivated states. This attests to our long history of utilizing tubers as important staple food materials. In this article tuber crops are defined in the narrow sense as domesticated plants which reserve starch mostly in underground organs. The representative eleven tuber crops grown in wide areas of the world are listed in Table I. Tubers can be characterized by the following traits: (I) easy management for cultivation and harvesting, (2) difficulty in long-termed preservation, (3) high water content and (4) easy cooking. Tubers have played an important role in eating habits which is closely related to the crop rotation system in shifting cultivation and also in agricultural rituals. Among tuber crops, the potato is a very important food in the arctic-temperate regions of the world, sweet potato and cassava are highly valued in the tropics, and taro, yautia and the greater yam are grown together with Guinea yams in tropical West Africa.
    The main cereals now cultivated extensively in the world include wheat, rice, maize and barley. It is usually considered that we are dependent on these four major cereals, but these cereals have become our staple food only quite recently. People have also grown many other cereals as staple food sources. Those cereals are mostly known as millets. They can be defined as a group of gramineous crops which have small grains and are cultivated mainly as summer crops in savanna-like environments of semiarid tropic or subtropic regions and in temperate monsoon regions. A great variety of millets are known in the world, and Table 2 gives the scientific name, tribe, common name and the place of origin for the twenty main millets. As evident from the table, these millets originated chiefly from Eurasia and Africa. The most important areas of domestication are East Asia, the Indian Subcontinent and the regions from the southern margin of the Sahara to the Ethiopian highlands in Africa. Different kinds of millets were domesticated in these two continents. Foxtail millet, common millet, Japanese barnyard millet, Indian barnyard millet and Job's tears are representatives of the millets which originated in Eurasia; sorghum, finger millet and pearl millet represent the African millets. Even in those areas where rice, wheat, maize or other major cereals are prevalently cultivated nowadays, history tells us that millets were rated highly in the past, playing traditionally an important role in our diet. This is because millets have a number of merits. First of all, millets can grow well even in those districts where soil, climate and other conditions are unfavorable. They are tolerant to excessively dry fields and infertile soils. Though their grains are small in size, their yield is stable. Secondly, when millets are bound and stored without threshing, they can be kept for a long time without much damage from insect pests. Because of this merit, they play the role of an emergency crop in years of bad harvest. Thirdly, many methods of using millets have been established as the materials of traditional staple foods. Fourthly, millets are used as the materials of making local drinks. This is closely related to the farming practice, dietary culture and agricultural rituals of rural communities. Finally, many millets have not attracted much attention by agronomists, and few attempts of modem breeding have been made. Thus, local landraces are still grown in many areas of the world.
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