必修科目「情報B」において,分散処理的な見方・考え方を身につけることを目標とする授業を行った.検証授業は正規の授業として実施され,評価は生徒の授業レポート及びアンケートならびに公開授業に参加した教師のアンケートにより行った.結果,以下のことが明らかになった.(1)正規の授業時間帯で「モデル化とシミュレーション」の単元として組み込むことができる.(2)10単位時間で実施できる.(3)分散処理的な見方・考え方を学ぶ意味や意義への評価が高い.(4)コンピュータを使う良さが分かる.(5)StarLogoを導入することで,楽しく学ぶことができる.(6)新たな見方や考え方を学ぶ満足感,充実感を与えることができる.などである.
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