In this paper we propose an approach of unsteady flow rate measurement by using a drag-plate-type drag force flowmeter (DPFM). This type flowmeter has not been used as an unsteady flow rate sensor because the dynamic characteristics of this type flowmeter are not well known. In this study, we aim to realize an unsteady flow rate measurement with fast response and without expense. In this paper, we propose a simplified mathematical modelling of the DPFM, and real time unsteady flow rate measurement method using the dynamic modelling. As a calibration method, we employ cylindrical-choke-type instantaneous flowmeter (CCFM) and remote instantaneous flow rate measurement (RIFM). It is shown experimentally that the proposed unsteady flow rate measurement method is valid. Obtained results are as follows. As comparing the flow rate of the DPFM with that of the RIFM, first, the gain and phase characteristics of the DPFM show a good agreement within 1 dB and 10° with the RIFM over frequency range of 100 Hz, secondly, the DPFM demonstrates sufficient accuracy up to frequency of 400 Hz that is a resonant frequency of the beam system.

抄録全体を表示

The paper describes an approach for extending the potential to estimate unsteady flow rate though oil hydraulic pipelines and components in real time. In this method unsteady flow rate at an arbitrary point along the pipeline is estimated by using the hydraulic pipeline dynamics and the only measured pressure values at two distant points along the pipeline in high responsiveness. This method has some advantages, that is, more easy and convenient to install without flow disturbance and with high responsiveness to unsteady flow rate changes. There are two minor methods, an interpolation method and an extrapolation method. This paper mainly describes the extrapolation method. In the extrapolation method, unsteady flow rate at the arbitrary external portions between two pressure measuring points is obtained by an inverse Fourier fast transform between the weighting functions and the measured pressure values. And this method is considered to be most useful for practical purpose. Under unsteady laminar oil flow conditions, the good agreement between the estimated and directly measured flow rate waveforms illustrates the validity of the method proposed here. In addition, a real time flow monitor applying this method is proposed and the validity is ascertained.

抄録全体を表示

筆者らは, 再構成型コンセプトマップ作成ソフトウェアの開発とに取り組んできている.本研究では, 再生プロセスのブックマーク機能について, その学習支援に関する有効性を実践的に検証するため, 本ソフトウェアを導入した授業をデザインし, ブックマーク機能利用場面の相互行為分析を行った.分析結果を考察することで, ブックマーク機能は, 授業の中で子どもたちが自らの思考過程のうち焦点をあてたいポイントにアクセスすること, 自らの思考過程を自覚しつつ, それを他者に説明すること, 他者の思考過程を理解することを支援するのに有効な機能であると示唆された.

抄録全体を表示

筆者らは, 再構成型コンセプトマップ作成ソフトウェアの開発とに取り組んできている.本研究では, 再生プロセスのブックマーク機能について, その学習支援に関する有効性を実践的に検証するため, 本ソフトウェアを導入した授業をデザインし, 授業に参加した生徒122名を対象に質問紙調査を実施した.その結果, ブックマーク機能は, 生徒らが自らの思考過程を自覚したり, 自らの思考過程を他者に説明したり, 他者の思考過程の説明を聞いたりするのに有効な機能であることが示唆された.

抄録全体を表示

筆者らは,コンセプトマップの作成プロセスを自動的に保存し,それを自由に再生・修正できるソフトウェアを開発している. 2004年度は,ブックマーク機能,ワークシート作成機能, QuickTime書き出し機能を新たに実装することで,ソフトウェアの最大の特徴である再生機能の拡張に取り組んでいる.本稿では.2004年度に取り組んできた再生機能の拡張について報告する.

抄録全体を表示

筆者らは,再構成型コンセプトマップ作成ソフトウェアの開発に取り組んできている.本研究では,ユーザーのニーズを反映したがそのニーズを満たすものであるのかどうかを明らかにするために,教師を対象とした評価を行った.その結果,各機能の操作性が高く評価されたことがわかった.各機能の有効性についても,教師の学習指導や子どもたちの学習を支援できるものとして高く評価されたことがわかった.

抄録全体を表示

筆者らは,再構成型コンセプトマップ作成ソフトウェアの開発に取り組んできている.本研究では,ソフトウェアに新たに実装した再生プロセスのブックマーク機能の有効性を検証するため,大学生・大学院生を対象とした評価実験を実施した.2つの調査結果から,ブックマーク機能は再生機能の有効性をこれまで以上に高めるものであり,学習者が再生機能を利用する際,自らの思考過程を自覚したり,自らの思考過程を他者に説明したりするのに有効な機能であることが示唆された.

抄録全体を表示

BEMS（Building Energy Management System）のオンプレミス型からクラウド化への移行は，単純な機能移行だけでなく，クラウドの特性を活かした

をもたらす効果がある。 本稿では，クラウド化によるBEMSのという視点に立ち，クラウドの特長とその特長を活かしたクラウド型BEMSのサービス（機能）ごとの効果に関する考察を報告する。 また、クラウド技術を採用したアプリケーションの事例として、温冷感リクエスト型空調方式の特徴とディマンドリスポンスサービスの概要を紹介する。

抄録全体を表示

数年前から作成している図法幾何学データベースに新しい機能を追加した.それは, 球・円柱・円錐面などの曲面の扱いとデータの3次元化である.これらのについて報告する.曲面については現在までのところ, 球・円柱・円錐面を扱った.いずれもソフトウエア的には大きな変更はなく, データの作成で表現することができた.3次元化はかなり大きな変更であるので, その作業が進行中である.

抄録全体を表示

コンピュータ・ハードウェアの急速な発展により,従来大型コンピュータでしか行えなかった複雑で膨大な量のデータ解析が,より下位のミニコン,ワークステーション等で実現できるようになった.UNIXワークステーション上で開発されたデータ解析システム"S"はそのためのソフトウェアの代表的な存在であり,ワークステーション上の統計ソフトウェアとして事実上の標準ともいえる地位にある. 豊富な実績をもつ"S"をより一層使いやすくするために行ったについて紹介する.

抄録全体を表示

本研究では、高齢社会を迎えて増加が危惧される脳梗塞等や脊髄損傷等に使用する「モジュール型リハ訓練装具開発」を行う。これらを通して各種装具の最適化設計・検討と、任意な性をもつシステム構成に注力する。将来的には、個人毎に異なる病状の変化に対応可能（電気・磁気刺激を併用可能）かつ、小型・軽量・安価で柔軟な性を持つ下肢装具開発の基礎となる事を目的とする。本報告では、モジュール化可能な筋電図導出環境を構築したので報告する。

抄録全体を表示

本研究では、高齢社会を迎えて増加が危惧される脳梗塞等や脊髄損傷等に使用する「モジュール型リハ訓練装具開発」を行う。さらに、本研究開発の有用性を早急に確認する為に、臨床現場において試験運用可CPM(Continuous Passive Motion、持続的関節他動訓練器)への適用を検討する。これらを通して各種装具の最適化設計・検討と、任意な性をもつシステム構成に注力する。将来的には、個人毎に異なる病状の変化に対応可能（電気・磁気刺激を併用可能）かつ、小型・軽量・安価で柔軟な性を持つ下肢装具開発の基礎となる事を目的とする。

抄録全体を表示

ERPは国内企業に導入されて約20年過ぎ，当初は大企業中心に導入されていたが，最近では中堅・中小企業のあいだでもERPの導入が進み定着してきた．この背景には，IT技術の急激な進歩と比較的安価なERPパッケージの登場があげられる．

中小企業がERPを導入する際，コストが高いこと，導入期間が長いこと，どのようにシステムを構築したらよいのか分からない等の課題から導入に踏み切れない場合が多い．これらの企業では，経営資源が限られているため，大手企業が導入しているERPをそのまま導入してもうまく働かないし，利用しない機能が数多くあり不経済となってしまう．

著者らはERPを中小企業に普及させるためには「低価格」で「業務にソフトをあわせる」方式が必要と考えた．具体的には，手組みによるソフトウェア開発とパッケージソフト両方の長所を生かし，短所を少なくすることで，「安価」で「業務内容にマッチした」で「カスタマイズ可能」なERPが構築できると考えた．本論文では，上記の特徴を持つERPを提案する．

抄録全体を表示

再生プロセスのブックマーク機能を実装した再構成型コンセプトマップ作成ソフトウェアを中学校理科の単元に導入した.本稿では,その授業デザインについて報告する.

抄録全体を表示